2021/09/22 こふ
1945年に登場し、ロレックスを代表するモデルとなったデイトジャスト。文字盤の種類やケース素材のバリエーションが豊富な点も特徴の一つです。今回は2019年に発表された自社製ムーブメントCal.3235を搭載した新型デイトジャスト36 を手にする機会がありましたのでレビューをしたいと思います。
●2019年発表 デイトジャスト36
出典:ロレックス公式サイト https://www.rolex.com/ja
116234の後継機として2019年にリリースされたデイトジャスト36。最大の特徴は完全自社製ムーブメントCal.3235が搭載されている点です。パワーリザーブが約48時間(Cal.3135)から約70時間に延び、精度はクロノメーター規格の約2倍、新パーツも90%以上が採用されました。まさにロレックス渾身のムーブメントといえます。
●デイトジャスト36 126234 基本スペック
リファレンス:126234
ケースサイズ:36mm
素材:SS×WG
ベゼル:フルーテッド
防水性:100 m/330 フィート防水
ムーブメント:Cal.3235
パワーリザーブ:約70時間
ブレスレット:オイスターブレスレット(3連リンク)
ダイアル:ブライトブルー
定価:920,700円※2021年9月現在
●レビュー
デイトジャストのメンズサイズは36mmと41mmの2種類ですが、フォーマルにいくなら36mmがビシッと決まるような気がします。
3針デイトにバーインデックスと至ってシンプルなデザインですが、このシンプルさがデイトジャストの魅力です。ベゼルはホワイトゴールド製のフルーテッドベゼルで実際に手に取って見ると想像以上にキラキラしていて素敵です。シャツの袖にもしっかり収まるので使いやすいサイズです。
●文字盤交換はできるのか?
出典:ロレックス公式サイト https://www.rolex.com/ja
豊富なバリエーションがあるデイトジャストの文字盤ですが、果たして文字盤交換はできるのか?気になったので、直接ロレックスのカスタマーサービスセンターに問い合わせて見ました。
出典:ロレックス公式サイト https://www.rolex.com/ja
2021年9月現在、文字盤交換は「可能」との事でした。しかし、「オリーブグリーン」「スレートローマ」など今年の新作モデルの文字盤に関しては現在供給されていない為、まだ交換ができないようです。
交換にかかる費用は文字盤:49,500円(税込)、取付料金(工賃):26,400円(税込)で合計75,900円(税込)となっています。
また、現在は交換で取り外した文字盤はロレックスに回収されます。文字盤の持ち帰りを希望する際は文字盤+1.4倍の金額がかかります。
例)
ブルー文字盤をシルバー文字盤に交換する場合
49,500円+26,400円=75,900円
※文字盤を回収されます
(49,500円×1.4)+26,400円=95,700円
※元々の文字盤を持ち帰る事が可能
デイトジャスト36 に限らず他のモデルにおいても文字盤交換時に元々の文字盤を持ち帰る際は1.4倍の料金がかかるようです。
昔はそのまま貰えたんですけどね・・・
●2021年9月現在の相場は?
デイトジャスト36 126234 ブライトブルーオイスターブレスレット(3連リンク)の現在の実勢相場は中古品で1,050,000円〜1,100,000円、新品・未使用品で1,100,000円〜1,180,000円前後となっており、いずれも定価オーバーのプレミア価格となっております。買取金額は850,000円〜900,000円程度となっており定価に近い買取価格がつきます。以前に比べてデイトジャストも正規店ではなかなか購入できないモデルとなっている為、並行相場も高くなっているようです。