通勤中に見ない日はないと言っても過言ではないスピードマスター。(私が人の時計ばかり気にしているからかもしれませんが…)
そんなスピードマスターの中でも常に人気を保ち続けている3513.50についてレビューさせていただきます。
スペック
当時の参考定価¥273,000-
1999年頃から2007年ぐらいまで作ってたみたいです。
サイズは38mmとスーツに合わせやすい大きさ。
自動巻きのCal.1152(7750系でございます)
素材はステンレススチールですね。
ちなみにオメガの型番の下二桁は文字盤のカラーとなっています。
有名な所だと「50=ブラック」「80=ブルー」「30=シルバー」こんな感じでございます。
現在は生産終了してしまったモデルということもあり、状態にもよりますが中古相場で10万円台前半から半ばで販売されていることが多いです。
高級時計の中ではリーズナブルな価格帯で、ファーストウォッチとしてもオススメすることができます。
写真はスピードマスターの裏蓋。
オメガのシンボルともいえるシーホースがレリーフされています。
シーホースとはギリシャ神話に登場する海の守り神のことのようです。
ここで疑問が。
スピードマスターなのに海の守り神シーホース。
この理由はスピードマスターのルーツにあります。
スピードマスターが誕生したのは1957年ごろとされています。
元々はカーレースやスピード競技用として作られました。
その後NASAのミッションによって、宇宙、そして月に行き「ムーンウォッチ」と呼ばれるようになったのはあまりにも有名な話。
その、スピードマスターが誕生する数年ほど前に、シーマスター300が登場します。(ちなみに300の名がついていますが防水は200mでした。)
このシーマスター300をベースにスピードマスターは開発されたのです。
シーマスター300⇒シーマスタークロノグラフ(Cal.321)⇒スピードマスター誕生。となります。
その名残から、今でもスピードマスターの裏蓋にはシーホースがレリーフされているモデルが多く存在します。
芸能人の方の影響力は非常に大きいです。
その中でも今年、解散を発表したSMAPのメンバー木村拓哉さんの影響力は非常に強いものがありますね。
ドラマ「ラブジェネレーション」でロレックスのエクスプローラーⅠをつけてたのは有名な話です。
その後、品薄状態となり一時はプレミアがつくほどとなりました。
このエクスプローラーⅠは私物だったんだとか。
最近はデイトナのプラチナをつけているのを見ることが多いです。
そんな木村さんがドラマ「エンジン」でつけていたのがオメガの3513.50だったのです。
レーシングドライバー神崎次郎の役柄にぴったりな時計でしたね。
ちなみにこのドラマですが、実は超豪華メンバーでした…。
主演は木村さんと小雪さんなのですが、実は目立たないところで上野樹里さんや戸田恵梨香さんが出演しています。
今では考えられないキャストとなっております。
老若男女、芸能人問わず使えるオメガのスピードマスターデイト。
おすすめの1本ですね。
オメガ スピードマスター 3510.50を今回レビューさせて頂きました。少しでも魅力が伝わって頂けましたら幸いでございます。値段も比較的安く、スーツにも合いますし、上司よりも高い腕時計ということにはおそらくならない20代のフレッシュな社会人にピッタリの腕時計だと思います。