餃子の有名店の近くにあったのでたまたま立ち寄ったリサイクルショップにてまさかの発見です。
「OMEGA スピードマスター 3510.50 オーバーホール外装仕上げ済」
70,000円(税抜)→75,600円(税込)
いくらなんでも安すぎでしょう...
見た瞬間から値段に違和感覚えました。
ヤフオクなんかでもオーバーホール済の個体は下図ぐらいの相場です。
こんな相場なはずなんです。
汚なかったり、ブレスレットが短いものは飛び抜けて安いものはありますが、安かろう、悪かろうなケースがほとんどです。
その日私が見た光景はこちら。タグの色でわかってしまいますが一応お店に配慮して加工はしてます。
見た瞬間に買うことは決めていましたが、逆に罪悪感を感じてしまいました。
どうしよう、このまま売って儲かってしまう...
誰か一人でも時計知ってるスタッフがいれば、
「あれ、コレ値段安すぎない?」
と異議を唱えたはずである。やはり興味が無いということはある意味恐ろしいことです。
しかしながら腕時計という趣味は面白いもので私は運がいいのかこういう光景によく出会います。
少なくとも1年に数回、欲しくもない腕時計を買う機会に直面するのである。
それは日々腕時計の値段を見ているからなのでしょうが、明らかにおかしな値段の商品に出会うと視線が止まるのです。
今回もソレですね。
プラ風防にホコリがのって傷に見えますが、実際は風防にも傷はほとんどありません。
ブレスレットの長さは18cm無いくらいでしょうか、まぁ及第点ですね。
何より嬉しいのはベゼルが綺麗な事。スピードマスターの様な時計はベゼルをぶつけて凹ませている方が多いので綺麗でシールの剥がれも無いことは相当なプラスポイントですね。
製造番号も56番台なのでまぁ1995年以降ぐらいですかね。悪くないです。
さてどういう風に売るか考えませんと。
腕時計専門店では流石に少ない値段ミスですが、地方のリサイクルショップなんかではしばしば見かけます。
委託販売のインターネットサイトなんかでもたまに間違っている商品がありますが、やはり自分の足で時計屋さんをパトロールするとあるんですよね〜
特にオメガ、パネライ、フランクミュラー、オーデマピゲは多いですね。
逆にパテックフィリップやロレックスは相場がかっちりしていてこういうミス個体が少ないイメージです。
今回は1,2万程度しか儲からないですが、7〜10万円ぐらい儲かる時もあります。要は自分の相場観を信じて時計を買えるかどうかです。
「安い」と思ったのならトライしてみると以外と儲けれたりします。
腕時計という趣味の資産性の高さ故にこういう珍事が起きるわけです。これだからやめられません。
オメガ スピードマスター 3510.50がトケマーに出ていましたので、紹介いたします。
これも安いですね。
今後もトケマーを見ていきたいと思います。