搭載されるムーブメントはCal.4130です。
高い伝達効率により72時間のパワーリザーブを誇り、デビュー時より耐磁性に優れるパラクロム製ヒゲゼンマイが採用されるなど高い耐久性と精度を実現している。
2007年からは、独自開発のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイに変更され、耐磁性・耐衝撃性の向上が図られている。
また、メンテナンス性も考慮した合理的な設計は、技術者からも高い評価を獲得しています。
今回ご紹介するRef.116523はシェルにダイヤモンドがついた一味も二味も違うモデルです。
早速トケマーにてcheckしてみよう!
ロレックスが独自に開発を行った青色のパラクロム製ヒゲゼンマイの事。
ニオブ、ジルコニウム、ハフニウムといった素材で出来た新合金となり、耐磁性に優れて温度変化にも強いらしいです。
その為、高精度を維持しやすく製造工程も簡略化することが可能となった。
また、衝撃を受けた際の影響が少なく従来のヒゲゼンマイと比較すると、約10倍もの耐衝撃性があるとの事!
因みに2005年に発表されたGMT マスターRef.116718LNが、ブルーパラクロムヒゲゼンマイの初の搭載となります。
ロレックス技術陣の悲願であった完全自社生産クロノグラフムーブメントCal.4130が登場しました。
かの有名なゼニス社のエル・プリメロCal.400をベースに独自改良を加えた前ムーブメントCal.4030と比較すると、クロノグラフ機構の部品数を60%も削減し、クロノグラフに関わるクロノグラフ針、30分積算計、12時間積算計を稼動させるパーツを裏蓋側に集約させています。
さらには秒針の位置を9時位置から12時位置に変更し駆動配列を簡素化したことで伝達効率を向上させ、アフターサービス時のメンテナンスも容易としています。
パワーリザーブも52時間から72時間と大幅に増加し、秒針を止めるハック機能も搭載された。
これまでクロノグラフ針&30分積算計用と12時間積算計用で2つあったリセットハンマーだったが、新たにクラッチ中間車を搭載することで1つのリセットハンマーで3つの積算針すべてを帰零できるようになった。
2007年にはヒゲゼンマイがパラクロムからブルーパラクロムに変更。
ブルーパラクロムはニオビウムやジルコニウムなどを含んだ合金で、外部からの磁力の影響を受けにくく、これまでのヒゲゼンマイと比較し約10倍の耐衝撃性を有しながら温度変化にも強くなった。
ゼンマイの色がブルーなのはデザインではなく、耐久性を増す為に行なった焼きによる酸化膜なんです!
マザーオブパールとは?
少し調べてみました。
真珠を作る母貝の事。
単純にシェルやMOPと省略して呼ばれることもある。
母貝として使用されるのは、白蝶貝・黒蝶貝・茶蝶貝・あこや貝・淡水真珠貝・コンク貝等がある。
時計では主に文字盤に使用されることが多いです。
母貝の真珠層を薄く削り出し、文字盤に張り付けて作られる。光の加減により色調が変化し、陶器のような深みのある光沢が特長。
パワーストーンとしては、子宝や子育てのお守りとして、母性愛を高めるパワーがあるとされているんです。
母性愛…。
なんだか暖かくなりますね。
箱に保証書付。
尚且つタグまで付いてます!
シェル文字盤、マザーオブパール文字盤。
日本では真珠という事が多いですよね?
勉強になりましたね。
今では中々お目にかかれないこの一品。
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ロレックス史上最高の複雑機構が搭載されたスカイドゥエラー。
42mm径のケースの中に2タイムゾーンと年次カレンダー機構を組み入れたムーブメントを搭載したモデル。
ムーヴメントはCal.9001。
世界中を旅する旅行者や、世界を相手にビジネスを展開する人向けに造られた時計です。
スカイドゥエラーには、古代ギリシャの天文現象からインスピレーションを受けて開発された、サロスシステムと呼ばれる、ロレックスが開発した年次カレンダーが搭載されてます。
複雑機構の時計は、ムーブメントの構造がよりシンプルであればあるほど、堅牢性、メンテナンス性が上昇する。
このサロス年次カレンダーのシンプルなつくりは他のブランドには中々無いシンプルさである。
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オイスタースチールについて調べてみました。
オイスタースチールは、あらゆる環境下で発揮する性能。
過酷な環境下でも機能し、その美しさを保つことが使用者から要求されます。
そのためロレックスは合金のオイスタースチールを使用する。オイスタースチールは904Lスチール系統で耐蝕性に優れ、美しい輝きを放つ光沢仕上げを施すことができる。
904Lスチールは通常ハイテク産業や航空宇宙、化学産業で使用されてるらしいです。
貴金属に匹敵するほど耐蝕性に非常に優れている。
ロレックスは904Lスチール製の時計部品のすべての製造を自社内で行っている。
自社一貫は我々にとってもかなり安心できる製造工程ですよね。
今まで実用性を何よりも重視するロレックスはこれまで複雑機構の製造にはそれほど力を入れてきませんでしたね。
しかし、このスカイドゥエラーの発表により新たなる境地へと足を踏み入れたことは間違いないでしょう。
今回ご紹介した一品は箱に保証書も付いてます。
日付はまだ1年経っていない極上品です。
コンビモデルはまだ出回りが少ないので下記のリンクをクリックしてお早めのお問合せを!
如何でしたか?
コンビモデル パート3のご紹介でした。
その1.ロレックス Ref.116523NGの文字盤の秘密につきましては私も改めて素材の良さを知りました。
その2.ロレックス Ref.326933。
スカイドゥエラー。
ロレックス 初といっても過言ではない複雑機構搭載の名機。
コンビモデルはまだ市場での出回りもかなり少なめ。
今回ご紹介した個体は極上品です!
二品とも お早め のご検討とお問合せを!
最後までお読み頂きありがとうございました!