てゆうかデカ厚時計って何?その法則とかあるの?
デカ厚というのは。デカくて厚いを略してデカ厚です。
各社がより小さいムーブメントを作成して、その時計の薄さを競っていた時代から早◯十年・・・時代は流れてでかい時計が流行りだしました。
その始まりは1998年くらいに雑誌でデカ厚時計と命名。
一応サイズの縛りとしては・・・
ケースの幅40mm ケースの厚みは15mmというもの。
最近ではケースの幅が40mmなんて別に普通だと思いますが、厚み15mmはなかなかヘビーですね笑
で、パネライがバンバン売り出されたのが1990年代後半です。
となるとですよ、デカ厚時計の火付け役はやはりパネライなんじゃないかなと。
といわけで少しずつデカ厚時計ご紹介させていただきます。
というわけで、まずは火つけ役のパネライさんどうぞ!
1993年に一般販売されたんですけど、それまでは軍事機密的な大人の理由でトップシークレットだったそうな・・・
そっからはもうイタリアの伊達男たちがこぞって買い集めて・・・
ブームに敏感な日本人が仕入れ!日本でも少し遅れてブームが来たのでした。

PAM00312
via market.watch-monster.com
はい。どうでしょうか。威厳すら感じますよね。
それもそのはず。定価はなんと85万円ほど。ここでの中古販売は48万円。
ちなみに3日間のパワーリザーブがついている自社ムーブ搭載しています。
そしてパネライといえばサンドイッチの文字盤も搭載。
高い時計買うのに誰にも気づかれないのは嫌だよ!
なんて方にも超お勧め。
続きましてパイロットウォッチといえばこのメーカー
中古相場も高めですが、売却金額が高いのもいいですね。
次はパイロットウォッチです!
様々なパイロットウォッチがありますが、デカ厚パイロットといえばブライトリングを想像される方が多いのではないでしょうか。
クォーツショックから立ち直るために、あえて自動巻にこだわり続けて、現役のパイロットにどんなデザインや仕組みがいいかを聞いて回って作られたこちらのモデル。
ベゼルもこだわっていて、逆回転に回しやすいようにマーカーに出っ張りがあります。
ちなみに時計周りにはまわりませんが、マーカーも引っかからないようになっています

クロノマット44 エアボーン
via market.watch-monster.com
こちらもサイズは44mmです。
パイロット向けに作られた時計でしたが、こちらも伊達男の目に止まり品切れが続出。モデルチェンジを繰り返し今に至ります。
しかしブライトリングはかなり戦略がうまい。
私の中でスイスの方は商売が下手だから大体がどこかの傘下に入っているイメージですが、ブライトリングはどこの傘下にも入らず、うまく商売を行っています。
たとえば鍛造をかなり売りにしました。
そんなんどこのブランドでもやっている・・・けど、ブライトリングはさぞ自社が特別のように打ち出して、それが大ヒットしました。
品質も良くて戦略もうまい。策士ですはい。
定価は100万円くらいですが、こちらはリセールがお値打ちなので買い求めやすいのも高評価。
トケマーでは45.8万円で販売中!
国産時計の大本命グランドセイコー
最後に国産時計の高級ブランド、グランドセイコーさんです。
なんといっても作りこみの良さに定評がありまして。
スイスに行った時に私はオメガをつけて行ったんですが
なんでセイコーしてないんだよ笑
と鼻で笑われたことがあります。
グランドセイコーつけていけばよかった・・・

グランドセイコー クロノグラフ
via market.watch-monster.com
こちらはケース幅43mm
先ほどの2つの時計よりは1mm小さい仕上がりですが、ボタンがでかい!!!
そして普段あまり使わないクロノグラフは右側にまとめてよく見るであろう秒針とパワーリザーブは左側にセット。
日本人ならではの見易さ・使いやすさを考えられた作りですね。
ムーブメントはスプリングドライブ。
音もなく無音で動き続ける針に感動すら覚えます。
中古でも高値をキープしています。
でもセイコーに50万円以上出せないよ!!!!という方もいらっしゃるかと思いますので、その場合はぜひパネライかブライトリングどうぞ!
トケマーで578,000円で販売中!
最後に
以上、3ブランドご紹介させていただきました。
以前どれも所有していたことのあるブランドです。
私はグランドセイコーが1番好きですが飽きがこなかったのはパネライかなと、今になって思います。
時計の相場は変動が激しいので、相場が落ち着いている時に運命の一本に出会えることを心より願っております!!!
おまけ
因みにデカい腕時計としてインパクトあるのはDISELですよね。
ケースサイズ52mmの腕時計です。最高です!
via www.diesel.co.jp