2020年も始まったということで、お正月もあっという間に過ぎ、日常生活に戻ったよ、なんて方も多いのではないでしょうか。
お休みモードがなかなか抜けない方もおられると思いますが、徐々に体を慣らしていきましょうということで、無理は禁物でございます。
そんなわけで今回は、ここ最近、次々と発表されている各ブランドの新作について書いていこうと思います。
最近はSIHHやバーゼルワールド関係なく、いきなり発表されるんですよね・・・。
1本目は、オメガ スピードマスター キャリバー321 ステンレススティールモデル。
お値段の方は、1,661,000円。
ゴールドモデルが発売された同モデルですが、600万円オーバーということで、とても現実的には購入を考えられなかったという方も多いのではないでしょうか。
出るぞ出るぞと言われてたスティールモデル、まさか、こんなに早いタイミングで発表されるとは思いませんでしたね。
160万円ということで、決して安い買い物ではありませんが、この時計にそれだけの価値を見出す方は多いと思います。
デザインの復刻というのはここ最近の流行りではありますが、まさかキャリバーを復刻させるとは予想もしませんでしたね。
オールドムーブメントの人気は高いので、これをきっかけに、ロンジンなど往年の傑作ムーブメントが復刻される日もくるかもしれませんね。
もちろん裏スケルトン仕様になっていて、復刻キャリバー321をじっくりと拝むことができます。
これはファンにはたまらないモデルになりそうですね。
一応、限定モデルとのアナウンスはないようなので、しばらくはレギュラーモデルとしてラインナップに加わるのでしょうか。
いずれにしても、世界中で争奪戦になるでしょうね・・・。
2本目は、ランゲ&ゾーネ オデュッセウス。
お値段の方は、3,100,000円+税。
昨年10月に爆誕したランゲ&ゾーネの新作、オデュッセウス。
ご覧の通り、ラグジュアリーかつスポーティーさを意識して作られていることは明らかであって、かなりトレンドを意識したモデルになりますね。
ランゲ&ゾーネの技術力は非常に高く、パティック・フィリップに勝るとも劣らないとさえ言われております。
ただ単に流行っているという理由だけで、高級ブランドのラグジュアリー系スポーツウォッチを着けているお金持ちの方を、SNSやテレビなどでも見かけることが最近は多いように思います。
この手の人は、以前はロレックスにいってくれていたんですけどね・・・。
そんなわけで、一部、場が荒れている状況ですが、ランゲ&ゾーネに関しては、さすがにそこまで汚染されてはいないので、これに行く人は本当に時計が好きな方しかいないと思うんですね。
そういう意味でもおすすめのモデルだと個人的には思います。
もちろん、そんなに簡単に買えるような値段でないことは言うまでもありませんが・・・。
3本目は、ハミルトン クロノマチック50。
お値段の方は、331,100円。
デザインを見てわかると思いますが、こちらも復刻モデルということで、1970年代のモデル「クロノマチックE」をベースにデザインされたそうです。
ケースサイズが48mmとかなりの大きさで、その独特な形状と相まってかなり目立つでしょうね。
また、自動巻きムーブメントは60時間のパワーリザーブを誇るということで、2日ほどは置きっぱなしにしても止まらずに動き続けてくれるでしょう。
世界限定1972本ということで、欲しいと思った方はお早めにお問い合わせください。
4本目は、オリス ビッグクラウン プロパイロット。
お値段の方は、891,000円。
これまでのオリスのモデルとは、明らかに一線を画す雰囲気を醸し出しているプロパイロット。
搭載されるキャリバー115は、オリスの自社製ムーブメントということで、なんと10日間のパワーリザーブを誇ります。
両面スケルトン仕様になっており、気合いの入ったムーブメントを拝むことができますよ。
ケース、ブレスレット、ともにチタン製ということで、44mmというケースサイズのわりには重量はさほど重くはないと思われます。
オリスにしてはかなり高価なモデルになっておりますが、今後、高級路線に舵を切るのでしょうか。
比較的リーズナブルな価格帯で本格的な機械式腕時計を提供してくれてきたオリスだけに、今後の動向が気になりますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
今回はなんといってもオメガのスピードマスター、キャリバー321にスティールモデルが発売されるということが、個人的には一番の衝撃でした。
これは正直、かなり欲しいところですが、160万円かぁ・・・。
なかなか簡単には買える額ではないのですが、皆さんはどうでしょうか。
今後も続々と新作が発表されてくると思うので、今年も目が離せないですね。