グランドセイコー 600ダイバー ハイビート36000 リミテッド SBGH257
2017年バーゼルワールド発表モデルのSBGH257。
500本限定というなんとも手に入りにくい商品の為、誰も興味ないだろうと記事を書くのを控えていた。
興味ないという事は言いたい事が書けるのではないかという発想。
着けている人も多くて500人なわけだから炎上もしないはず。強気でここがいいここが駄目をレビューする。
SBGH257 グランドセイコー スペック
ケース素材 :ブライトチタンケース
ガラス素材:サファイアガラス・内面無反射コーティング
ケースサイズ :横46.9mm×縦50.8mm×厚さ17.0mm
機械 :自動巻き キャリバー9S85
パワーリザーブ :最大約55時間
精度 :平均日差-3秒~+5秒
防水 :600m
重量:174.0 g
定価:1,020,000 円+税
という事でこれから突っ込んでいこう。
それぞれゆっくりと。
SBGH257 値段
そう一番は値段。100万超えてます。グランドセイコーでK18でもなくPTでもなく100万円を超える時代がきているんですね。
中古市場を見ていますと928,000円~という感じです。さすがに在庫がどこもない。ウォッチモンスターの姉妹腕時計販売サイトのトケマーさんもないです。
おそらく500本しかないのでお店ではほとんどなく、今や個人の手元にあるのではないかと思われます。
これは個人でも出品できるトケマーでの爆誕されるのが待たれます。
ブライトチタンケースで定価100万円を超えている。いくら500本限定と言われても100万円は高い。そこまでの価値があるのか?
ということで、この値段にまずは突っ込みかな。まだ概要は見てないのでもしかしたらトータルで見て安いかも知れないが、お小遣いでは買えない。
SBGH257 外観
サイズ
上記のSBGH257は・・・・・ファッ!画像間違えた!似ているから間違えてしまった。笑笑
SBGH257のケースサイズ :横46.9mmとでかい・・。通常の日本人ですと40mmくらいが丁度いいのですがこちらは約47mm。公式HPでは46.9mmとなんか小さいように見せていますが騙されてはいけません。
さーーらーーに、厚さ17.0mm。これは厚いではなく熱い!
因みに先ほど間違えた腕時計は厚さ約18.00mmです。
如何に厚い・・改め熱いケースなのかを表現できる画像がありましたので次に添付します。
これは18mmの厚みの腕時計と100円玉重ねて撮った画像です(笑)9枚重ねて少し頭部分がみえていますのでだいたいSBGH257は100円玉9枚並べたくらいの厚さです。

18mmの腕時計はこちら 厚い
重さ
「いつ役に立つかは不明ですが、きっといつかは役に立つ日が来るはず。」と記載していた上野アメ横店さんの画像を引用させて頂きました。
役に立ちましたよ!ロレックスの金無垢腕時計と同じくらいの重さです。
如何に重いかのか・・・重量感があるのかが分かって頂けるでしょうか?
こんなに重量感があるのに使っている素材はチタンです。
チタンはステンレスモデルと違って強い耐蝕性があり強度が高く、何より軽量な金属のはずです。
日本人には大きくて重いかも知れませんが、セイコーも勝負してきました。ディープです!
まあ500本限定だからいいやって思ったんですかね。
デザイン
SBGH257の文字盤は「グランドセイコーブルー」というダイヤルを採用しています。
個人的にはこれを「Gブルー」と呼びたいのですが、どこかのパクリと言われる可能性があるのでやめておきます。
デコボコしている文字盤は海の中の気泡が輝きながら海面に上昇していくのを表現しているようです。
ダイバーズのゴッツイ感じにこういった表現方法がとてもいい!ですね。
オーデマピゲの文字盤のようでと野暮な事を言うのはやめましょう。
デイトの位置にも注目してください。3時位置ではなく4時位置!リューズガードも無し!お洒落すぎる!
こちらは夜行。海の中でもよく見えそうです。
この針の太さがカッコいい。動力が大変。これがまたいいですね。
となるとパワーリザーブが気になるところ。それはスペックで発表します。
スペック 内部
キャリバー
きましたキャリバー9S85です。やっぱりなと思った方はやっぱりです。
メカニカルハイビート36000です。このメカニカルハイビートという名前だけですごい感じがしますね。
1秒間に10回振動します。1時間に36,000回ビートするのでこのような名前になっています。
因みにデイトナ116520は一応8ビートです。振動数が多いほど精度が高くなるといわれていますので精度にこだわるセイコーはこだわっていますね。

デイトナ
となると耐久性が心配ですよね。どんどん摩耗して潤滑油がすぐになくなるという心配がありますが、がんぎ車の歯先を改良するなどしてしっかり対策してくれています。
ヒゲゼンマイは従来の素材に比べて耐衝撃性は約2倍、耐磁性は約3倍に向上させています。動力ぜんまいのバネ力を約6%、持続時間を約5時間向上させています。
それ以外ももろもろ企業努力があって、セイコーユーザーから文句のない10ビートが実現できています。これも挑戦を感じますね。ビートあえて落とすメーカーもある中、セイコーは挑戦しています。
最大約55時間パワーリザーブですので満足頂けるのではないでしょうか?SEIKOも頑張っています!
これがウラスケなら最高なのですがダイバーズ時計、しっかりとクローズドされています。水がそっから入ってもいいから見たい!
まとめ
SBGH257は手首細い男子の代表の私は絶対に買えない腕時計である事は間違いなし。
人は買えないものに憧れるもの。レビューしている間にどんどん魅力が伝わってきて欲しくなる。
しかし手を出すと大金をドブに捨てる事になる。重くてデカくてしんどいとなりそう。
という事で腕太い男子の君はこの腕時計を検討してみたらどうなんでしょう?
500本しかないから手に入りません。という君に朗報。
似たようなのがある。流石セイコー。

SBGH255
こちらは定価1,000,000円(税抜き)で少し安いです。文字盤違うのとエクストラストラップが付かないですので注意です。
残念ながら個人売り買いもできるトケマーにはまだ出品されていないけど、近いうち絶対に出品されるはずです。
出品される方は是非写真多めでコメント欄に魅力を大いに語って下され。
2017年バーゼルワールド新作 グランドセイコーのSBGH257。もしくはSBGH255。今後も目が離せませんので要チェックですね!
12月21日追記
ついに出品されました!!!
これは即買い!腕太い人は即購入!!