BaselWorld2017
バーゼルワールド2017も3月30日で無事終了しました。
今年も各社話題の新作が続々発表になり、ファンも満足だったのではないでしょうか?
ブライトリングからも新作が発表になり、クロノグラフが半分を占めます。
ゼニスとブライトリングは「クロノグラフ」が多い。
もう多すぎ。
良いムーブメントが出来ました!
じゃあが外装変えてバンバン出しちゃおう。
好みなんて十人十色だからね。
そんなニオイがします。
ロレックスなんかは「クロノグラフはデイトナだけ!」「レガッタはヨットマスターⅡだけ」と決めています。
とはいえ、バリエーションは沢山ありますけどね(笑)

AVENGER HURRICANE MILITARY
で、ブライトリングに話を戻しましょう。
昨年発表された「ブライトライト」。
コレね。
チタンよりも3.3倍軽い、ステンレススチールよりも5.8倍軽い、とにかく硬くて軽い!
50mmもある大ぶりなケースなのだけど、重さはわずか69グラム。
でもストラップを着けると110グラムくらい!ストラップ重すぎ(笑)
さらにアレルギーに優しく、磁気にも強く金属より肌触りも良いと言う新世代のマテリアルですね。
つまり硬いプラスチックみたいなポリマー×ファイバー素材。
高級感出すのに苦労しそうですので、ミリタリーっぽくなっちゃいます。
でも新素材なので開発費等、そこそこ定価が高くなっちゃうのは仕方ないとして100万円って何だよ!って感じがするのは私だけじゃないですよね?
まぁ並行品なんかは60万円以下まで落ちるので、そんな感じじゃなきゃ売れないのでしょうね。
2017年の新作

スーパーオーシャンII 42 スペシャル
スーパーオーシャンII 42 スペシャル日本限定
ブライトリング17(自動巻)
ケース径 42mm
防水 500m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
ダイヤルバリエーション 2種類(ボルケーノ・ブラック、マリンブルー)
定価¥410,000(+税)
日本限定のバーインデックス。
黒文字盤と青文字盤、ラバーストラップなどから選べます。
定価は税抜、1番組合せで高いものを記載しています。
ストラップを安いものに変えると、ドンドン安くなります。

スーパーオーシャン ヘリテージ II 46
スーパーオーシャン ヘリテージ II クロノグラフ 46
ブライトリング13(自動巻)
直径 46mm
防水 200m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
クロノグラフ
ダイヤルバリエーション 3種類(ボルケーノ・ブラック、ガン・ブルー、コッパーヘッド・ブロンズ)
ステンレススチール
ねじ込みロック式リューズ
定価¥710,000(+税)

スーパーオーシャン ヘリテージ II クロノグラフ 46
スーパーオーシャン ヘリテージ II 46
ブライトリングB20(自動巻)
直径 46mm
防水 200m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
ダイヤルバリエーション 4種類 (ボルケーノ・ブラック、ガン・ブルー、ストラトス・シルバー、コッパーヘッド・ブロンズ)
スチール・セラミック
ねじ込みロック式リューズ
定価¥540,000(+税)

アベンジャー ハリケーン ミリタリー
アベンジャー ハリケーン ミリタリー
1000本限定
ブライトリングB12(自動巻)
直径 50mm
防水 100m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止ベゼル
クロノグラフ
ダイヤルバリエーション 1種類(ボルケーノ・ブラック)
Breitlight® ブラック
ミリタリーラバー・ストラップ
ねじ込みロック式リューズ
定価¥1,050,000(+税)
今年の目玉はこの限定モデルでしょうか?
ブライトライトね。
高い・・・
格好良いけど。
バカデカい・・・。
格好良いけど。
それとブライトリング12がね見づらい。
コスモノートファンなら良いんですけどね。
24時間で1周する短針ですよ、見間違えないでね!
これ夜の8時10分だから。

アベンジャーII GMT マザーオブパール
アベンジャーII GMT マザーオブパール 日本限定
ブライトリング32(自動巻)
直径 43mm
防水 300m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
24時間マーカー付き両方向回転ベゼル(第3タイムゾーン表示)
1種類(マザーオブパール)
ステンレススチール
ねじ込みロック式リューズ
定価¥470,000(+税)
昨年はブルーシェル、今年はホワイトシェルの日本限定品。

アベンジャーII マザーオブパール
アベンジャーII マザーオブパール 日本限定
ブライトリング13(自動巻)
直径 43mm
防水 300m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
ラチェット式逆回転防止型ベゼル
クロノグラフ
1種類(マザーオブパール)
ステンレススチール
ねじ込みロック式リューズ
定価¥660,000(+税)
縦目クロノ(ブライトリング13)使用のシェル文字盤。日本限定品。

ナビタイマー ラトラパンテ
ナビタイマー ラトラパンテ
ブライトリングB03(自動巻)
直径 45mm
防水 3気圧
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
両方向回転ベゼル(回転計算尺)
クロノグラフ
パンアメリカン・ブロンズ文字盤
ステンレススチール、レッドゴールド(限定250本)
サファイアクリスタル・ケースバック(レッドゴールドのみ)
ステンレス定価¥1,380,000(+税)
250本限定レッドゴールドの定価は不明

ナビタイマー ラトラパンテ
ナビタイマー「03」が新ムーブメントとして誕生しました。
ラトラパンテクロノグラフですね。
ラトラパンテは、スプリット・セコンド・クロノグラフともいい(IWCは昔ドッペククロノとか言ってました)2本のクロノグラフ針が一緒にスタートして、別々にストップできる優れもの。
1位と2位の着タイムくらいしか私には思いつきませんけどね使用イメージ。
なのでストップボタンが2つになります。
ナビタイマー03は竜頭にボタンが増えていますね。

スーパーオーシャン ヘリテージ II 42
スーパーオーシャン ヘリテージ II 42
ブライトリングB20(自動巻)
直径 42mm
石数 28
防水 200m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
ダイヤルバリエーション 4種類 (ボルケーノ・ブラック、ガン・ブルー、ストラトス・シルバー、コッパーヘッド・ブロンズ)
ケースバリエーション スチール・セラミック
ねじ込みロック式リューズ
定価¥510,000(+税)

クロノマット JSP
クロノマット JSP
ブライトリング01(自動巻)
直径 44mm
防水 500m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
クロノグラフ
ダイヤルバリエーション 3種類(ブラック、ブルー、シルバー)
ステンレススチール
ねじ込みロック式リューズ
定価¥830,000(+税)
クロノマット JSP
日本限定です。
3種類の文字盤がありますね。
サテン仕上げのベゼルです。
44mmで500m防水。
売れるのかな?

コルト スカイレーサー
コルト スカイレーサー
ブライトリング74(スーパークォーツ)
直径 45mm
防水 100m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
ケース Breitlight®
スカイレーサー・ラバー・ストラップ
ラバーモールド成型ねじ込みロック式リューズ
定価不明。
ブライトライトですね。40mmくらいで出せば日本でも売れそうです。
ただまだ海外向け。

アベンジャー ハリケーン 12H
アベンジャー ハリケーン 12H
ブライトリング01(自動巻)
直径 50mm
防水 100m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
クロノグラフ
ダイヤルバリエーション 2種類(コブラ・イエロー、ブラック)
ケース Breitlight®
ミリタリーラバー・ストラップ
ねじ込みロック式リューズ
定価¥1,000,000(+税)
標準のクロノグラフムーブメント・ブライトリング01が搭載され、見やすくなったアベンジャーハリケーン。
コブライエローのカラーリングが格好良いですね!

ベントレー スーパースポーツ B55
ベントレー スーパースポーツ B55 限定500本
コネクテッド・スポーツクロノグラフ
キャリバーB55(スーパークォーツ)
直径 46mm
防水 100m
ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
逆回転防止型ベゼル
クロノグラフ 1/100秒クロノグラフ
ケースバリエーション チタン(500本限定生産)
ツインプロストラップ
ラリー計測、レース計測、レギュラリティ・ラリー計測、アラーム、デジタル式第2時間帯表示、カウントダウン・タイマー、バックライト機能、充電式バッテリー
定価¥1,060,000(+税)
そして最後はスマートウォッチですね。
ブライトリングっぽいデザインで、まぁ悪くないです。
でもタグホイヤーの5倍の値段(タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー45は18万円)って言うほどの内容ではなさそうですけど。
まとめ
バーゼルワールドに関係ないモデルもありますが、ブライトリングの今年の新作でした。
もの珍しいのはスマートウォッチかな?
高過ぎますけどね。
ベントレーのオーナー以外は誰も買わないでしょうし、あまり売りたくもないのかも知れません。
次はブライトリングB03のラトラパンテムーブメントですかね?
技術力を見せつけるには良いムーブメントですが、ほぼ使わない機能です。
そして売っていきたいのが「ブライトライト」素材でしょう。
徐々にラインナップが増えています。
とてつもなくデカイ50mmのアベンジャーハリケーンで使用して
「大きいけど軽い」をイメージ定着させ、だんだん小さいモデルに使っていくんだと思います。
ナビタイマーには合わなさそうですけどね。
昨年は身売りの話も出ていましたが、そろそろ「高級路線」は止めにして、もう少し手頃なモデルで攻めて欲しいです。
安くて無骨で格好良いシンプルなクロノグラフ・ファンが「ブライトリング」を支えてきたと思いますが、最近のは「高い・デカい・そしてベントレー」みたいなね。
とりあえず日本人は「シェル文字盤でも買っておけ」みたいなね。
一ファンとして、IWCもZENITHもそうですが90年代の様なラインナップに戻してくれないかな?
なんて思う今日この頃でした。
では!