2021/11/24 聖徳太子
デイトジャストの相場は日々上昇しています。
特に本日紹介させていただく文字盤モチーフの相場は比較的高めで、入手も困難となっています。
今回はデイトジャスト36の2021年の新しい文字盤モチーフについて紹介致します。
今年2021年は、デイトジャスト36に2つのデザインの文字盤モチーフが新たにリリースされました。
一目でそれとわかる特徴的な、パームモチーフ文字盤とフル―テッド文字盤です。
こちらは36mm径のみの展開で、41mmケース径のデイトジャストではリリースされておりません。
人気の文字盤モチーフが故にリセールバリューは、大きさで人気のデイトジャスト41をしのぐ形となりました。
パーム文字盤のイエローゴールドコンビにはゴールデン、エバーローズゴールドコンビにはシルバー、ステンレススチール、ホワイトゴールドコンビにはオリーブグリーン、のカラー展開となっております。
こちらのモチーフはヤシの木を想起させるトロピカルな印象の文字盤デザインで、リラックスした印象を与えます。
熱帯雨林に生い茂った多くの葉っぱが描かれているように感じますが、実際は色の濃さを変えた2枚の葉っぱのみ。
色の違いでこんなにもダイヤルに奥行きを持たせられるのかと感心させられます。
対称性のない絵画の様なデザイン性を持っており、主張が強いのかと思われますが、サイズが36mm展開のみのため、程よいメリハリに収まっております。
特にオリーブグリーンとステンレススチール、ホワイトゴールドの文字盤はかなり新鮮に映りました。
ロレックスカラーとして緑の文字盤はよく使われることが多い印象でしたが、濃淡の違うバイカラーのグリーンはあまり見かけることのなく、デザイン性のある爽やかな展開に落とし込まれているのが素敵だなと思いました。
着用シーンはどちらかと言うとクラシカルなビジネスシーンと言うよりも、リゾートなどのプライベートシーンにマッチしそうなイメージですね。
via:https://www.rolex.com/ja/watches/datejust/m126234-0050.html
フルーテッドモチーフはロレックスの象徴的なフリーテッドベゼルのデザインを取り入れたモチーフです。
見る角度を変えると幾何学的に表情を変えるロレックスらしい展開です。
ロレックスのアイコン的な存在と言えるフルーテッドは、縦縞を意味しています。
フルーテッドベゼルの近影は山型のカットが幾重にも施工されており、それを文字盤にデザインとして落とし込まれています。
角度によって見えかたが変わってくる立体感を平面である文字盤に加えることで、よりエレガントな表情となります。
このフルーテッドモチーフはさりげないアプローチでの遊び心が取り入れられています。
パーム文字盤ほどラフになりすぎず、よく見たらさりげないデザインが入って、やり過ぎていない高級感を演出できます。
こちらも3色展開でイエローゴールドコンビにはゴールデン、エバーローズゴールドにはシルバー、ステンレススチール、ホワイトゴールドコンビにはブライトブルーの展開です。
特にステンレススチール、ホワイトゴールドのコンビとブルー文字盤のモデルはサンレイモデルでも着用しやすいモデルです。
それに程よくエッジを効かせたモチーフはどのようなシーンでもつけやすく、汎用性も高い印象です。
まとめ
普遍的な美しさを持つデイトジャストに、エッジの利かせたダイヤルデザインを持たせた展開。人気が出ないわけがないですよね。
冒頭でもお伝えした通り買取価格も高く、今後の動向要チェックなモデルです。
ではまた。