2021/10/15 こふ
デイトナ生誕50周年を記念し、2013年に発表された特別仕様のプラチナデイトナ『アイスブルー』。デイトナの中でも希少性の高いモデルとして知られており、驚愕の価格高騰を見せております。今回は116506の翌年2014年に登場したバケットダイヤインデックスの116506Aについて書いていきたいと思います。
出典:ロレックス公式サイトhttps://www.rolex.com/ja
●デイトナアイスブルー Ref.116506A
2013年に衝撃的なデビューを果たしたデイトナアイスブルー。デイトナ50周年記念に相応わしい魅力的なモデルとなっております。
使われている素材のプラチナの採掘量は金のおよそ1/20と言われており、かなり希少な素材ですので、生産量も金無垢モデルに比べ圧倒的に少なく、以前からプレミア価格がついています。流通量が圧倒的に少ないモデルに関わらず、需要は高まり続けている為相場も上がる一方の状況となっています。
●116506A 基本スペック
出典:ロレックス公式サイトhttps://www.rolex.com/ja
リファレンス:116506A
ケースサイズ:40mm
素材:プラチナ
ベゼル:セラミック(チェスナッツブラウン)
防水性:100 m/330 フィート防水
ムーブメント:Cal.4130
パワーリザーブ:約72時間
ブレスレット:オイスター(3列リンク)
ダイアル:アイスブルー
製造期間:2014年〜
●116506Aの相場推移
【過去6年間の実勢相場】
2016年 580万円〜630万円前後
2017年 650万円〜700万円前後
2018年 730万円〜780万円前後
2019年 780万円〜850万円前後
2020年1,000万円〜1,100万円前後
2021年 1,400万円〜1600万円前後
右肩上がりに相場が上がってきたデイトナ アイスブルー116506Aですが、去年から急激に高騰している事がわかります。特に今年に入ってからは月単位でぐんぐん上がっていったモデルです。流通している個体数が極端に少なく、並行店に入荷してもすぐに売り切れてしまうモデルとなっています。"使う"というよりは投資の意味合いで購入される方も多いのではないでしょうか。
●最後に
ラグジュアリー系のデイトナの中でも高い希少性を誇る116506A アイスブルー。他のスポーツモデルと比べても圧倒的に流通量が少なく、大きな古物市場でも1ヶ月に1本出品されるかどうかという状態です。コロナ禍においてもおかまいなしに相場は高騰しており、さらに廃盤説もたびたび噂されているモデルですので今後も高騰していくことが予想されます。
初代デイトナが登場した1963年から今年で58年が経過しており、2023年には60周年を迎えます。60周年という節目の年に何か大きな事が起こる気がします。プラチナデイトナの新作が出るなんて事になったら凄いことになりそうです。