2021/09/30 こふ
今回ご紹介するのは2015年発表され2020年に生産終了モデルとなった39mmケースのオイスターパーペチュアル39 Ref.114300 ダークロジウム文字盤のレビューをしたいと思います。
●2015年発表 オイスターパーペチュアル39
Ref.114300
バーゼル2015でリリースされた39mmケースのオイスターパーペチュアル39 Ref.114300。スポーツモデルに匹敵する絶妙なサイズ感とお手頃な価格ということもあり、人気に火がついたモデルです。デイト機能無しのシンプルな三針モデルでビジネスシーンでも活躍するモデルです。2020年に新しく41mmケースのRef.124300が登場したことにより生産終了となりましたが、未だに中古市場では根強い人気を誇るモデルとなっています。現在のオイスターパーペチュアルのサイズ展開は28mm、31mm、34mm、36mm、41mmの5サイズとなっています。39mmがあってもいいと思うのは私だけではないはず。39mm復活に期待です。
●オイスターパーペチュアル39
114300 基本スペック
リファレンス:114300
ケースサイズ:39mm
素材:SS
ベゼル:ドーム(スムースベゼル)
防水性:100 m/330 フィート防水
ムーブメント:Cal.3132
パワーリザーブ:約48時間
ブレスレット:オイスター(3連リンク)
ダイアル:ダークロジウム
製造期間:2015年〜2020年
●腕時計レビュー
意外と知られておりませんが、実はエクスプローラーⅠ Ref.214270と同じムーブメントCal.3132が搭載されているオイスターパーペチュアル39。耐磁性を兼ね備えた耐久性の高いムーブメントです。ベゼルはドーム型となっており丸みのある立体的なフォルムが特徴。インデックスは細めのシンプルなバーインデックスとなっている為、ビジネスシーンにピッタリのモデルといえます。シャツの袖にしっかり収まるサイズ感は良いですね。
●114300の相場推移
2016年 販売相場35~40万円 買取30万円前後
2017年 販売相場40~45万円 買取30~35万円
2018年 販売相場45~55万円 買取35~40万円
2019年 販売相場50~60万円 買取40~45万円
2020年 販売相場55~65万円 買取45~50万円
2021年 販売相場70~80万円 買取60~65万円
発表当時から現在までの相場を見てみると、年々右肩上がりに相場が上がっていることがわかります。特に2020年から2021年にかけてはコロナ禍の影響もあり、大きく相場が上がっております。
●生産期間が短いブラック/ホワイトはさらに希少!
2015年から2020年の5年間製造されていたオイスターパーペチュアル39ですが、ブラックとホワイトの文字盤は2018年に発表された文字盤です。2020年に生産終了となったモデルの為、ブラック/ホワイトは僅か2年ほどの製造期間の為、流通量も少なくなっています。現在の相場もブラックとホワイトは他の文字盤より相場が高く、90万円〜100万円前後で販売されています。個人的には114300のホワイトはこれからさらに化けるのでは?と予想しております。今後の動きに注目です。