ロレックス シードゥエラー 126600を語る前に
2017年3月23日(木)。この日何が起こったのか知らない腕時計好きな人はいないだろう。
そう
バーゼルワールドという腕時計のお祭りの初日である。
そのお祭りで、毎年のようにロレックスが新作の腕時計を発表することになっているのは、もちろん皆さんも知っているだろう。
俺もそのことは当然知っていて、ロレックスの新作発表に心が躍っていた。
もちろんその会場に行けるような身分ではないので、ロレックスのHPでチェックするのであるが・・・今回ロレックスの新作を見た時に衝撃を受けたのは俺だけではないはずだ。
そう。これ!
思い出してみて欲しい。これを見た時の衝撃を。このロレックス 赤シード126600を見てから半年。
俺も衝撃が収まってきて市場も落ち着いてきたので、そろそろ批評批判という名の喧嘩を売ろうという気になった。
ということで、このロレックス 赤シード126600を見ていくことにする!
ロレックス シードゥエラー 126600の値段
分析する時にいつも検討しなくてはいけないのが値段!色々言いたいことがあるが結局は値段なのでまずは値段をみてみよう!
定価は1,166,400円(税込)
旧型のシードゥエラー116600の定価は1,069,200円(税込)
さっそく10万も値上げ!10万円で済んでよかったととるか、いやいや高すぎるでしょ・・・。と二つに分かれると思うが、俺は当然後者!
2017年10月現在
価格コム 最安価格(税込):¥1,494,720
楽天 最安価格(税込):¥1,520,000
トケマー 最安価格(税込):¥1,440,000
出ました!定価越え!ロレックスの得意技!いい加減にしロレックス!
まあ出たばかりですから大目にみてあげることにしよう。
ロレックス シードゥエラー 126600のコスパ
トケマーというサイトは便利なので過去の相場がみることができる!
過去売れた履歴をみると、なんと5/28に出品されたものが188万円で売れている。。。価格コムでみると5/8掲載された履歴で198万円と出ていた・・・。
この金額でみると僅か半年で随分金額が下がったものだなーと感心する。ということはコスパが良くなったと勘違いしがちだから注意が必要だ!
野暮かも知れないが、シードとよく比較されるサブマリーナ116610LNの値段と比較して見てみよう。
ロレックス サブマリーナ 116610LNは
トケマーでの売値が 未使用で930,000円
価格コムだと新品で1,014,000円
定価は874,800円(税込)
ロレックス ディープシー 116660
定価:1,242,000円(税込)
価格コム:1,186,920円
トケマー:在庫なし
ロレックス ディープシー (Dブルー)116660
定価:1,274,400円(税込)
価格コム:1,498,000円
トケマー:1,458,000円(未使用品)
金額だけを見るとサブマリーナ安すぎやろ!って思うのが数字のマジック。騙されてはいけない。
まとめると
赤シード:トケマー 最安価格 1,440,000円
サブマリーナ:トケマー未使用展示品 930,000 円
ディープシー:価格コム 1,186,920円
ディープシー(Dブルー) トケマー未使用品:1,458,000 円
因みにスペックはこちら
赤シードは
パワーリザーブ約70時間
ケースサイズ43mm
防水1220m
サブマリーナは
パワーリザーブ約48時間
ケースサイズ40mm
防水300m
ディープシー116660は
パワーリザーブ約48時間
ケースサイズ44mm
防水3900m
どう見るか・・・これだけ見るとコスパはあまりよくないかな。
ロレックス シードゥエラー 126600のメリット
まずはやっぱり目新しさ!このSEAーDWELLERの赤字は最高に目を引く。素晴らしい復刻で1665の赤シードを所有していたお爺さんは青春が戻って来た感覚だろう。
まさに今が旬である。腕時計屋に入ったら必ず腕時計を見る人がいる。そこで「あっシードっぽい。しかもちょっと赤が見える。赤シードやん!」となること間違いなし。
この優越感はたまらないはずだ。俺も赤シード今着けている人がいたら「あっ!」と思う。これは大きなメリット。
やっぱり見た目が第1!
おそらく1665のように得意のマークⅠだかⅡだかも今後出てくる可能性が大いにあり!これも楽しみになるのではないかと予想される。今はまだマークⅠだろうから今の内ゲット!
そしてパワリザーブ略してパワリザ!これは70時間でキャリバーがCal.3235となった。今まで48時間だったので月曜日の朝に時刻を合わせていた方にとっては超朗報だろう!
時計製造技術の最先端なんてロレックスが言っているみたいなのでかなりの自信作。公式HPを読むとまー凄そうなことを羅列している。パワリザが70時間というので俺的にはお腹がいっぱい。
しかし、さーらーに、このムーブメントはカレンダーをどの時間帯でも変更してもOKというおまけ付き!これは素人にはありがたい。
まあ腕時計好きは怖いから間違いなく6時に合わせてカレンダー動かすのだろうけど・・・。2時でカレンダー変更できるようになったら、きっと真の赤シードオーナーになれるのだろう。
ロレックス シードゥエラー 126600のデメリット
さあ、やってきました。デメリットですけど皆さんよく言ってくれた!と思って頂けること大半だと思います。
デイトが大きくなって見やすくなった(^◇^)なんていう人はサブを買えという話。やっぱりシードといえばそんなものはいらないのがファンではないでしょうか?
深海でもサイクロップレンズつけられる凄さを立証したいのは分かるけど、いちいち赤シードに取り付けなくても良かったのではないのかなぁというのが個人的意見。
その反動もあるのか、赤シード出た途端にサイクロップレンズ無しのシード4000がやたら高騰して在庫が急激に減った。
これは「シード系は今後サイクロップつくから希少モデルになるはずや!」なんて考えた人が多かったのも高騰した原因の一つではないかと予想される。
そしてまたやってしまったケースサイズ43mmという中途半端ケース!腕の細い俺にとってはまさに余計なことをしてくれた!
という気持ちが強い。ディープシーが44mmだから遠慮して1mm少なくしたのか知らないが、40mmでいって欲しかった。
定価を上げる為と差別化したいからなのか。まあシードというハードな腕時計にはケースが大きいほうがいいという考えもうなずけるが。
今のロレックスの役員はきっと腕が太いんだなぁ・・・( ;∀;)
まとめ
三角。
この赤シード216600を購入したい方は下記のような方にはおすすめだ。
40mmだとちょっと物足りなくなった。少し大きいケースにチャレンジしたい。過去のシードとか気にしない。サイクロップあったほうがいい。
というような気持ちの方は絶対に魅力的な商品であると思う。
やはり新作なので魅力が沢山ある。買うなら今が買いだ。マークⅠになるかも知れないし優越感も味わえ、さらに値段も198万から50万円以上も下がっている。
躊躇しているとマーク1は消えて新鮮さも失われかねない。
欲しい方は冬のボーナスなんか待たず、遅くともクリスマス前には赤シードを買っていい新年を迎えようではないか!と思う。
そして俺のような悩んでいる方にひとつお勧めしたいやり方がある。
それは万が一購入して失敗したーーー!となった場合には
今ならトケマーがある
売ればいい。
トケマーでは自分の希望する金額で売ることができ、さらに今なら売上手数料も無料。某フリマサイトだと10%もひかれてしまう。買取店も同じくらいひかれるだろう。140万円なら14万円。トケマーなら売上手数料0円!
だから下手すると同じ金額で売れるかも知れない。
これはロレックスだからできること。今現在のトケマーだからできること。今しかない。トケマーがいつ売上手数料をとるのか不明だが早いに越したことはない!
さあ、とりあえず赤シードを買ってみよう!
買ってみて良かったらそのまま着ける。もし違ったなーと思ったら傷付かないうちにすぐにトケマーに出す!
これが賢いやり方なのかも知れない。