初めに
ロレックスを好きになってきた、
ロレックスを初めて買った方向けの記事です。
さり気なく、商品詳細などで記載ある知らないとよくわからない単語の意味をご案内していきます。
目次
・横穴
・旧フラ
・旧バックル
・旧ダイヤ
・透かし
・アフターダイヤ
・フルコマ
・◯番
横穴
文字通り横に穴が開いていること。
時計のケースを横から見ると、
両サイドに穴が開いています。
この穴は、ケースとブレスを繋いでいる穴です。古い年代はこの穴が開いているので、
横穴って書いてあるものは古い年代と解釈出来ます。
モデルによりますが、ほぼ横穴の方が値段は下がります。
大体のモデルは2003年頃にこの横穴がふさがります。
※ただ、2003年以降に横穴が開いているモデルも存在します。
サブマリーナーノンデイトRef.14060Mは廃盤まで横穴があったモデルです。
旧フラ
旧型フラッシュフィット。
みんなは旧フラと呼んでます。
ケースとブレスの間。
三連のコマの真ん中の部分が動くようになってます。
ブレスとケースを繋ぐための部品です。
外すと分かるのですが、取れます。
ちなみにこちらが、新フラ。
新しいタイプ。今は全部こっちです。
三連のコマの真ん中部分に線がありません。
一体化してます。
旧バックル
こちらが旧バックルです。
GMTやエクスプローラーなど防水が100Mのものは、
このタイプが現行の1つ前の旧バックルです。
こちらも同じく旧バックル。
こっちは、サブマリーナや、シードゥエラーなどの防水が300M以上あるタイプの
旧バックルです。
上のとの違いは、バックルの長さです。
比較してみてください。
エクステンション(引っ張ったり、押すと一時的に長くなる部分が付いてる)
が付いている為長くなってます。
これはデイトナ(Ref.116520)の旧バックルです。
約2007年頃(M番)までこのタイプでした。
ちなみに上でご案内した旧バックルよりも更に前のバックルがこちらです。
シングルバックル(ロックが付いてない)のタイプです。
1990年頃前はこのタイプが多かったです。
このタイプは中古市場で少なくなっているので、状態のいい個体は争奪戦です。
ちなみにこちらが現行の新バックルです。
がっちりしていて堅牢な感じがします。
実際使用しても、こっちはかちゃかちゃと動きもしなく安定感が有ります。
一方旧型のバックルが比べるとチープに感じられます。
しかし、好みは分かれるので一概にどっちがいいとは言い切れません。
どちらも人気あります。(どっちかというとすでに廃盤になっている旧バックルの方が強いかも)
旧ダイヤ
こっちが新ダイヤ(新留め)です。
※旧ダイヤ、新ダイヤって言っていますが、最新のダイヤとかいう意味ではありません。
ダイヤは同じダイヤです(若干大きくなってる?)
新ダイヤは留め台のエッジが面取りされていて滑らかになってます。
人気はやはりこちらの新ダイヤですね。
輝き方も少し違います!(値段もそれなりに高くなりますが。)
透かし
透かし見えますかね?
「SWISS」の最後の「S」も真上にうっすら見える王冠の事です。
2003年頃からロレックスが導入し始めたもので、偽造防止らしいです。
実際の偽物にも入っていることは入っていますが、ルーペで見ると、
まだまだ雑な部分が多かったりしますので、しっかり役立っているのでしょうかね。
アフターダイヤ
アフターつまり後から付けた物。
純正(正規で付けてない)ダイヤではないという事。
ノーマルタイプを買って、
別の業者等に発注してダイヤ付きのタイプへ変更出来る。
~メリット~
・コストが安くダイヤ入りが楽しめる。←素人が見たらどっちだか分からないレベル。
・自分で好きなところにダイヤが入れられる。
~デメリット~
・メーカー修理できない。(元に戻せば修理できたはず)
個人で楽しむ分には何の問題もありませんが、
個人売買等で、純正といって実はアフターだったなんてこともあるみたいなので、
購入時は注意した方がいい。
店を構える有名な中古時計屋さんはその心配ありません。
アフターならアフターで申告してくれます。そしてその分純正より安い。
フルコマ
ロレックスで購入した時に付いているコマの数。
モデルによって数は違います。
上記の写真のRef.16520のフルコマは「13」です。
ステンレスなら、メーカーで1万位で購入可能ですが、
金無垢の時計、もしくはプラチナ無垢の時計は1コマとんでもない値段するので、
購入の際はいらなくても、フルコマか聞いた方がいい気がします。
〇番
保証書の右上にA7*****とパンチしてあります。
この最初の「A」がA番の意味です。
これが、「P」ならP番、「Z」ならZ番です。
年代を表しています。
ネットで検索すればざっくりのものが出てきます。
※ロレックスは公表していないので、サイトによって若干異なる。
ちなみに「A番」は1999年頃です。
デイトナ(Ref.16520)のA番やP番に関しては、ローマ字の次の数字まで使います。
P1、P2、P3となります。(P番はP3までしか存在しなので、P3が激レア)
最後に
ロレックスを極めている方には当たりまえの事でしたね。
これから好きになっていく方たちが、
少しずつ前に進めるように書いた記事がいくつかあるので
他の記事も時間があれば読んでみてください!
読んでいただきましてありがとうございました!!