【商品名】シードゥエラー4000
【型番】116600
【機械】自動巻き Cal.3135
【素材】ステンレススチール
【カラー】黒
【ケースサイズ】40mm
【防水性】1220m(4000フィート)
【国内定価】1,069,200円(税込)
【備考】2014年発表
深海遠征用のツールとしてロレックスが開発した本格ダイバーズウォッチシードゥエラー4000。
防水性能は堂々の1220M(4000フィート)。
前モデルのRef.16600は2009年に製造終了となり、その後はディープシーRef.116660へと移行したかに思われましたが、2014年にファン待望の新型シードゥエラーがパワーアップをして再登場しました。
前モデルとムーブメントCal.3135と防水性1220Mは同じですが、スペックの変更点として『耐磁性ブルー』『パラクロムヒゲゼンマイ』を採用し、性能が向上しています。
見た目の変更点としてまず挙げられるのは『ベゼル素材がセラミックに変更』された点、そして、ベゼルは20分以降にも分刻みで目盛りが入った事ではないでしょうか?
さらに、針やインデックスもサイズアップし、視認性が向上しただけでなく、ラグも太くなりリューズガードも大型化し、堅牢性も向上しました。
1枚目は潜水時に発生するヘリウムガスを逃がすための、ガスエスケープバルブが備え付けられています。この機能が1220Mという防水性を可能にしています。
改めてロレックスの高い技術には驚かされます。
シードゥエラー4000の重量は約174g、厚さは約15.2mmあります。
サブマリーナの現行モデルRef.116610の重量は約160g、厚さは約13mm。
ディープシーRef.116660の重量は約215g、厚さは約17.7mm。
サブマリーナでは少し重量が物足りないという方や、デイト機能は欲しいけど、サイクロップレンズが気になる方はシードゥエラー4000を選ぶようですね。
サブマリーナとシードゥエラー4000はぱっと見は非常に似ていますが、一目でわかる違いのひとつに『サイクロップレンズの有無』が挙げられます。
サイクロップレンズは日付を約2.5倍の大きさに拡大し、視認性を高めていますが、同時にキズが付きやすい場所でもあります。風防に対してレンズの部分が出っ張っているので当てやすいです。対して、シードゥエラー4000はサイクロップレンズを使用しておりませんので、風防の凹凸もなく、キズがつきにくいです。
試着してみた感想としては、厚さは感じるものの気になるほどではなく、しっかりと腕になじみました。スーツの袖にも収まりますし、普段使いに向いている時計と感じました。
サイクロップレンズが少し気になる私としては、シードゥエラー4000は非常に魅力的です。
色も定番の黒で、様々なシーンで活躍しそうです。