朝・昼・夕はもちろん。夏場・冬場で腕の太さは変わります。腕の太さが変わると腕時計の着け心地に影響がでてきますね。今回は時期・体調に合わせて簡単にブレスレットのサイズ調整をする方法をお伝えします。
腕の太さは「時期」によって変わります。
夏場はむくみが出やすい為、腕が太くなりますし、冬場は逆に乾燥もあって細くなります。
夏に購入したロレックスがベルトが冬に緩んでくるのは、ブレスレットが伸びたからというよりも、季節による影響が高いです。
もちろん、時間帯によっても太さは変わりますので、常にジャストフィットというのは中々難しいですね。
今回は、ブレスレットを駒調整することなく、簡単に調整する方法をお伝えします。
現行の「イージーリンク」機能がついたブレスレットと
旧型のイージーリンクがついていないブレスレットの調整方法の2通りを解説します。
まずは、現行のイージーリンク機能つきのブレスレットから
現行ロレックスのブレスレットには、「イージーリンク」と呼ばれる、簡単にブレスレットを5mm調整する機能が付いています。
工具不要で10秒掛らずに調整が可能ですので、軽く調整したい場合にご利用ください。
基本的にブレスレットは、小指か人差し指が1本入るのが適正と言われていますので、そこを目安に調整されるといいと思います。(もちろん好み優先でOK)
赤で囲んだ部分を折りたたむ事で短くする事ができます。
①ブレスレットを内側に倒します。
②赤丸の部分を矢印方向に倒し、ハメ込みます。
左:イージーリンク閉じた状態
右:イージーリンクが開いた状態
イージーリンクの5mmだけでは調整が足りない場合は、次からのイージーリンク機能無しのブレスレット調整方法で調整してください。
ロレックスの旧型ブレスレットは、イージーリンクがありません。
その為、バックルとバンド部分を繋いでいるバネ棒をズラしてサイズを調整していきます。
上記の画像では、赤丸の位置でブレスレットとバックルが繋がっています。
このバネ棒を矢印の方向にズラしていく事で、サイズの長さの調整が可能となります。
青矢印の方向にズラすと短く
赤矢印の方向にズラすと長くなります。
外側からバネ棒を押し込み外します。
バネ棒の中心に押し込みやすいように溝があるので、この溝に合う棒を使って押し込んでいきます。
バネ棒外しでも大丈夫ですが、滑って傷がついてしまう可能性があるので、爪楊枝など柔らかめの素材を使用すると初めてでも安心です。
外れたら、合わせたい穴に合わせて取り付けていきます。
最後に矢印方法に引っ張り、しっかりとバンドとバックルが繋がったか確認したら完了です。
いかがでしたか。
駒調整は手間が掛かり、傷を付けないか不安という方もいらっしゃるかもしれませんが、バックルで調整をすれば簡単に長さを変更できます。