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コピー品が数多く出回るROLEXの本物と偽物の見分け方

コピー品が数多く出回るROLEXの本物と偽物の見分け方

ROLEXはブランド腕時計の中でも特に人気で、時計を代表するブランドの一つとなっています。

それゆえROLEXは、昔からコピー品の出回りも多く、常にコピー品との戦いをしてきたと言っても過言ではありません。

今回は、そんなROLEXの、本物と偽物の見分け方のポイントを少し、お教えします。

2016/3/22 14:58



人気のROLEX

写真は人気のサブマリーナ

写真は人気のサブマリーナ

ロレックスは実用性、装飾性に優れており、また創業から百年をこえる歴史を誇る老舗企業の圧倒的なブランド力をもっています。
中古市場では常に高額で取引されており、資産性の高さから言っても、他のブランドから抜きん出た存在です。


そんな人気の高いロレックス。

偽物が出回らないはずが無い。

偽物が出回らないはずが無い。

今やロレックスの偽物は、大都市の繁華街の露店やインターネットのオークションサイトなどで簡単に手に入ることができます。
最近はETA社製のムーブを搭載した、精巧なコピーも存在するようです。
また、ロレックスのコピー品は各モデルごとに各種存在して、ほとんどが自動巻きムーブを搭載。
近年は手のこんだコピー品が沢山流通しています。

偽物を買わないために!

正規店購入であれば安心ですが…

正規店購入であれば安心ですが…

信頼があるショップで購入すれば安心ですが、必ずしも気に入ったモデルがあるとは限りません。
ですので、自分自身で見て、確かめられる知識と真贋力が必要なのです!!

自分で偽物をはじく力をつけよう!

今回はちょっとしたポイントを何点か紹介します。

今回はちょっとしたポイントを何点か紹介します。

早速 ご紹介!まずは...

サイクロップレンズの質

サイクロップレンズの質

デイト表示がある時計、主にデイトジャストをはじめ、サブマリーナやエクスプローラーⅡなどには、

サイクロップレンズが付いています。


もちろん、これは偽物にも付いていますが、やはり本物に比べると質は劣ります。
拡大鏡が見にくく、視認性が低いと言った点が挙げられます。

また、文字のフォントの違いにより、本物とコピー品との判別が可能な場合もあります。
偽物は、本物とは違う字体になっていることがあります。

さらに、最近のコピー品にはデイトジャスト機能が採用されるものもありますが、

本物との違いは、ほとんどは徐々に日付が変更される点です。

数字の字体も見分けるポイントの一つ。

数字の字体も見分けるポイントの一つ。

本物のフォントを良く確認しよう!
モンコロも「偽物」を何度か見たことがあります。

その偽物は、外装は非常に細部まで上手く出来ていましたが、
ガラスが薄く、衝撃ですぐ割れてしまうようなものでした。
デイトジャスト機能

デイトジャスト機能

デイトジャストの日付が切り替わる構造は、カムとスプリングを高度に組合わせています。
そのため、夜12時になると瞬時にデイトが切り替わります。
ここでもう一つポイントです。

ここでもう一つポイントです。

デイトが付いている時計は、日付を変えてみてください。
日付を変えた時にカチッと小さな音が出るのが本物です。
徐々に日付が変わったり、音がならなかったりするものは、偽物の可能性です。


2つめは...

ダイヤルの、王冠ロゴ!

ダイヤルの、王冠ロゴ!

ダイヤルのロレックスロゴは通常、黒文字盤には白い文字でプリントされています。
これは他の真贋ポイントに比べると、少し判別は難しい。
偽物は本物に比べると、フォントが縦長であったり、スペースが開きすぎていたりいびつです。

黒文字盤に関しては、コピー品は銀の文字でプリントされるパターンが多く見られます。
ですが字体だけで真贋を判別するのは、なかなか難しいです。
あなたには分かる?

あなたには分かる?

本物でもモデルにより、発売時期により、字体も様々です。
字体だけで見分けるのは困難かもしれないので、総合的に良く観察しましょう!

3つ目は...

王冠の透かし

王冠の透かし

画像を良く見てみると、6時位置にうっすらと王冠の透かしがあります。
ロレックスの現行モデルはすべてサファイアクリスタルが使われています。

クリスタルの6時側に刻印された王冠マークの透かしは、昔のモデルには存在せず、1999年にヨットマスターモデルに採用されて以降の、2000年新型デイトナ、2003年の透かしが入ったといわれています。

レアなケースでは、旧型のガラスに透かしは入っていませんが、修理でガラス交換した際に透かし入りガラスが装着される場合もあります。

アンティークなど、現行モデルでないプラ風防等は、判断が難しい場合もあります。
あなたは見つけられる?

あなたは見つけられる?

この王冠マークは特殊技術でレーザーを使用して付けられています。
しかしながら、王冠マークが付いている偽物も存在します。
6時位置の王冠透かしが大きくてはっきり見えるもの、バランスが悪いなど、バランスが悪いものはニセモノの可能性が高いです。

通常、透かしは肉眼では見えづらく、見つけるのに時間がかかります。
慣れればすぐ見つけることができますが、ルーペ等を使うと、発見しやすいです。
サファイアクリスタルガラスとは。

サファイアクリスタルガラスとは。

サファイアは「コランダム」という鉱物です。ダイヤモンドの次に固いといわれています。

代表されるものは、ルビーやサファイアなど。
赤いコランダムがルビー、青いコランダムがサファイアです。
鉱物の硬さを計る度合いにモース硬度というのがあり、ダイアモンドは「10」、サファイアは「9」となっています。
ダイヤモンドの次に硬い物質なのです。

4つ目は...

ブレスレットのヨレ

ブレスレットのヨレ

写真は無垢モデルのヨレがあるものです。

ブレスレットのヨレは使っていくうちに出てきてしまいますが、初めからヨレているものには要注意です。

時計本体を手で持った時にバンドがダランと垂れ下がるようだと偽物の可能性があります。
また、偽物はほとんどメッキで出来ているため、手に持った時の重さが全然違います。

これもポイントの一つです。

5つ目は...

秒針の動き方

秒針の動き方

本物は秒針がスムーズに動いているのに対し、秒針が1秒刻みにチッチッチッと動いているものは偽物の可能性が高いので、要注意!

これは、外観は本物と近づけることが出来ても、ムーブメントは粗悪なため、秒針で判断できる、ということです。

また、長針短針を12時と6時に合わせたときに長針と短針が一直線になるようにしてください。
針と秒のメモリにズレがある場合は偽物の可能性が高いです。
高性能な作りのムーブメント。

高性能な作りのムーブメント。

外装はある程度似せれても、ムーブメントまではなかなか真似して作ることは出来ません。

偽物と本物とではまさに雲泥の差。

なかなか本体を開けて確認することは出来ませんが、使い勝手の違いは少し時計を触ってみればすぐに分かるはずです。
偽物は安価に作られているため、すぐ壊れてしまいます。

わからない...

そんな不安なアナタには

そんな不安なアナタには

それでも、分からない!というあなたにとっておきの裏技をご紹介します。

それは、ロレックスを扱っている正規店に、オーバーホールの見積もり依頼をすることです。
質屋でも外見から偽物かどうか判定してくれますが、機械の中の一部に偽物の部品が使われていても、そこまで詳しくは判らないのが現状なのです。

時間はかかりますが、不安な方は是非、試してみては。

まとめ

いかがでしたか?

もしロレックスをお持ちなら、良く観察してください。

本物をよく見ることが1番大事ですね!

偽物を見た時にすぐに、

「ん?何かおかしいな」

と、気付けるようにしておきましょう!

第6感が正しいことが、よくありますから。