半世紀以上前の1956年に誕生したロレックスの最高峰モデル『デイデイト』
最高峰モデルと位置づけられる理由のひとつとしてデイデイトに使用されている素材はプラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ローズゴールドなどの高級素材のみを使用しており、ステンレスモデルが存在しない点が挙げられます。
当然、高級な素材を使用しているため、価格も高価であるため、『成功者がつける時計』などといわれ、実際に企業のトップに立つ人にも愛されているモデルです。
今回はデイデイトの中でも滅多に市場に出回らない希少なデイデイトRef.118399BR OXFのご紹介をしてきます。
デイデイトは箱も特別!とにかくでかいです。通常サイズの箱と比べてもご覧の通り、親子のような感じになっています。
箱の大きさはさまざまありますが、デイデイトのような高額系の時計の箱は大きくなっています。スカイドゥエラーに関してはグリーンカラーの専用箱まであるくらいです。
たかが箱といってしまえばそれまでですが、デイデイトは箱から特別感満載な訳です。
【商品名】デイデイト
【型番】118399BR OXF
【機械】自動巻
【素材】ホワイトゴールド
【文字盤】オックスフォードダイアル(ブルーシェル)
【ケースサイズ】36mm
【防水性】100m
【参考定価】7,311,600円
【備考】-
デイデイトといえばやはりプレジデントブレスレットです!デイデイトが誕生した1956年に当時のアメリカ大統領だったアイゼンハワー氏に送られた事がネーミングの由来となっています。
現在ではオイスターブレスレットのデイデイトも存在していますが、デイデイトのブレスレットといったらやはりカマボコ型のプレジデントがしっくりきますね!
バックルのクラスプには18金製を示す『750』のホールマークにROLEXSAの刻印。「ROLEX S.A.」は「ソシエテ・アノニム」→『ロレックス・ジュネーブ』を指しています。
文字盤上には、8Pダイヤに6時、9時位置に長方形のバケットダイヤ、そしてベゼルにもスクエア型に近いばバケットダイアが敷き詰められており、ふんだんにダイヤを使った豪華なモデルとなっています。
両端がテーパードされたバケットダイヤはシャープな印象とともに強い輝きを発揮しています。
どの角度から見てもキラッと光るダイヤの輝きはさすがですね。
これだけのコストをかけているので定価も700万オーバーとかなり高め。誰でも手が出せるモデルではないですね。
最大の特徴である『オックスフォードダイアル』。この文字盤は2013年登場した文字盤で素材はマザーオブパール(シェル)を採用している為、シェル文字盤特有の輝きがあります。
爽やかな印象のあるブルーシェル文字盤はどこかデイトナのアイスブルーを連想させる仕上がりとなっています。上品ですね。
オックスフォードとは綿織物で有名なイギリスの地名からとったもので、そこからインスピレーションを得て作られたとされています。
縦横が規則的に彫刻された文字盤はまさしく織物のようになっており、きめ細かい作りとなっているのが分かります。シェルを削って彫刻しているのでしょうか。かなり高度な技術を要する仕上げとなっています。
特殊な文字盤が多いロレックスですが、オックスフォードダイアルは私が見てきたモデルの中でもかなり希少性の高い文字盤だと感じます。実物を手に取って見たのは初めてですが、圧巻の美しさでした。