16613サブマリーナYGコンビは通常青と黒ダイアルの2色があり、16613は約1989年~2009年の間に販売されていましたが、そのなかでも初期の数年にバイオレットダイアルが存在するのです!!
バイオレットダイアルは経年劣化による変色だとか、ダイアルの製造工場の違い等いろいろ説がありますが、本当の理由はわかっていません。(教えて頂きたい。)
その中でも1980年後半から1990年前半の極僅かな期間のみ製造されたのがバイオレットダイアルなのです。
バイオレットダイアルの特徴は一般的な青いダイアルとは違い、パープル(深い紫)のような色だといいます。
しかもバイオレットには、色の濃さや明るさにも違いがあるのです。
簡単に説明すると、①通常時は一般的なブルーだが、角度によってバイオレットにみえなくもないダイアル②深みのある濃い色のバイオレット、角度によっては青③全方向から基本的にバイオレット
ざっくりとした説明ですが、バイオレットダイアルといってもレベルがあるのです。
ちなみに私のバイオレットは、某有名会社の店長様から高レベルなバイオレットとお墨付きを頂いています。(ニヤリ)
また「1000ft=300m」という表記がダイアルにされているのですが「0」がアルファベットの「O(オー)」O(オー)のように見える表記の物にはバイオレット、ヴァイオレットグラデーションが強く表れるとも言われてるようです。
おー確かに比べるとアルファベットのOにみえますね!!!!!
オーとO(オー)かけてみま・・・・
・・・
すいません。言いたかっただけです。スルーしてください 笑
比べてみると確かに、数字の形が違うことがわかりますね!
写真の技術のせいで、全然バイオレット感がないですが・・・
うーん写真だとハッキリ違う!とまでは言えませんが、実際は一目瞭然です。
青サブがないので、また写真を撮れるチャンスがあれば記念にとっておきたいです。
あとは私の写真撮影能力値も上げないといけませんが・・・(笑)
16613の販売期間は約1988~2009年前後となっていますが、どのようなマイナーチェンジ(使用変更)があったのかを振り返ってみたいと思います。
バックルの仕様変更。(L番のみ 1988~1989年)
溝無バックル
溝無バックルとはロレックスマークの上にあるふたの様な部分(フリップロック)に
2本の溝があるかないかの違いです。
1枚目の写真が溝無、2枚目が溝有
続いてのマイナーチェンジしたのが、1997年6時位置に表記してある、T SWISS-T25からSWISSに変更になった、T25とは、トリチウムの事を意味し、トリチウムとは夜光塗料です。現在は禁止されているほどの有害なものです。興味がある方は詳しくは私の夜光について書いた記事がありますので、宜しかったら見て頂きたいです。^^
続いて、89.90年代にSWISSから現在の表記SWISS MADEに変わりました。
フラッシュフィットも一体化になったのもこの時期です。
そしてメインになる一番の変更が、画像でご確認できるかと思いますが、
コンビの部分がバックルまで全てになったのです。
もちろん同じ16613でも新バックル(全てがコンビ)の品物のほうが価格も高くなります。
これ以降でも2007,8年まで細かなマイナーチェンジを繰り返しています。
ロレックスの物作りや、かなり細かなところも見逃さないロレックスユーザーがあってこそのこのような情報が出てくるのだと思います。
実はこの記事では16613のコンビでバイオレットダイアルが存在すると書いてきましたが、16618青サブの金無垢でもバイオレット(ヴァイオレット)ダイアルが存在するのです。
金無垢の青サブで既に、特別感タップリですが、更に文字盤がバイオレットなんて、本当によだれもんですね。(笑)
私には、まだ手が届きませんが、もし出会ってしまった時には、妻に即効で相談だけはします。(笑)
ここまで16613のバイオレットやマイナーチェンジについて書いてきましたが、
同じ時計の中でも、様々な変更があり、ロレックス程のユーザーを確保しているブランドともなると、その変更がレアになり、プレミア価格に繋がるのです。
同じモデルでも自分だけの拘りや、満足度も個人個人で変わっていく、本当に魅力のあるブランドだと私は思っています。
特に、今回のバイオレットのように、確実に、文字盤の色味は違うのに、これだけの情報社会の中で本当の真相はわかっていないっていうところも、ロレックスの魅力の一つではないでしょうか。
今後もこういったロレックスの謎や、面白みを少しでも伝えていきたいと思います。