オールドサブマリーナ+ノンデイト+4行表記=Ref.5512
今回は私の愛機、ロレックス・サブマリーナ/Ref.5512をご紹介致します。
今から約6年前くらいでしょうか?
探しに探してようやく出会えたモデルになります。
Ref.5512とは?
まずはRef.5512の簡単なご紹介からしていきましょう。
発売時期は1959年~1978年頃。
4桁REFのプラスチック風防のノンデイトサブマリーナ。
サブマリーナで初めてリュウズガードが備えられたモデルですね。
(初期のSCG見た事ないです。PCGも滅多にお目にかかれません。)
ムーブメントは 18,000振動/Cal.1530、Cal.1560と
19,800振動/Cal.1570の3種類が搭載。
5512はクロノメーター規格の為、
クロノメーター表記ありの4行表記になります。
パッと見、同じモデルの5513は2行表記ですね。
5512の初期モデルにはノンクロノメーターの
2行表記ミニッツサークルミラーダイアル(MMダイヤル)が存在しますが、
激レアです。
因みに裏蓋は5512/5513が共有されている為、5512に5513の裏蓋が付く事もあり
私の所有機も裏蓋は5513でした。
5513も個性派揃いの素晴らしいモデルになりますので
宜しければこちらの記事もどうぞご覧ください。
ロレックス オールド サブマリーナ Ref.5513の魅力 - 時計怪獣 WatchMonster|腕時計情報メディア
私が5512を選んだ理由
私が5512を選ぶ事になったきっかけは、
ズバリ、
このドーム型プラ風防の輝きを見てしまったからです。
今でもはっきりと覚えていますが、
某アパレルショップの店員さんが5513と思われるモデルを付けていて、
プラ風防が滅茶苦茶キレイに輝いて見え、衝撃を受けた記憶がございます。
当時の私の知識ではそのモデルが何かも分かりませんでしたが、、(笑)
とにかくお洒落でカッコよく見えましたね~。
その後、調べて4桁プラ風防のノンサブと判明。
フチなしインデックス+プラ風防という抜群のオールド感にとにかく惹かれてしまい、
私の目標のモデルになりました。
あれ?なら5513でも良くない?
と思われる方、、
その通りでございます。(笑)
5513もパッと見は一緒ですからね。
私が5512を選んだもう一つの理由は、
調べに調べたあげく5512マキシダイヤルの存在を知ってしまったからです。
マキシダイヤルとはインデックスの大きさが通常よりも大きいモデルですね。
マキシダイヤルの魅力は何といってもインデックスが大きい分、
ダイアルに迫力が増す点ではないでしょうか?
私はより数が少ないモデルに惹かれしまう性格でして、、、
中でも数が少ない
4行オールドサブマリーナ/Ref.5512のマキシダイヤルを目標にしました。
捜索開始から1年でようやくゲット!
こうして私の中で5512マキシの捜索が始まりました。
なかなか出てこない5512マキシですが、5512ですらあまり出てきません。
とにかく毎日時計屋さんのHPを見てましたね。
ぽつぽつ出てきますが納得いきそうなモデルは出てきません、、。
そんな中、捜索から1年くらい経過した時でしょうか?
いつも通りネットを見ていたら、某ショップに、
出ているではありませんか?!
念願の5512マキシさんが(笑)
即電話、即HOLDしてもらい新幹線で購入に行った記憶がございます。
店員さんも私の勢いに驚いていました(笑)
個体は、78年製。
ばっちりきれいに焼けたオールトリチのロリポップに見えるマキシダイヤル。
ベゼルの枯れ具合も良い。
しっかり確認事項を済ませた後、
『買います!』と即購入に至りました。
日ロレに見積もりへ
購入後は念の為、
日本ロレックスにメンテナンスの見積もりを出してみました。
見積もりが出るまで3日くらいかかりましたが、
無事見積もりも通り一安心。
オーバーホール・クリスタル交換・リューズ交換・チューブ交換、
その他もろもろで約12万。
『風防は表面が平らになります。文字盤及び針劣化の為剥がれる可能性があります。
不具合時は別途優良にてご案内させて頂きます。交換の場合は新夜光へ変わります。』
と記載されていました。
風防は社外のもっこり風防が付いている事は知っていたので、
やはり変えられてしまうんだ~程度でしたが、
文字盤・針に不具合が生じた場合は悲惨だなと思いました(苦笑)
今回は文字盤・針交換に至らないと分かっただけで良しと
キャンセルしました。
もっこりプラ風防の魅力
ここでは5512の
もっこりプラ風防の写真を撮ってみましたのでご覧ください。
(私の愛機は社外のプラ風防が付いております。)
サファイヤクリスタル風防とは違い、
ドーム風防が見せる様々な表情や文字盤の変化を楽しめます。
Ref.1680やRef.1675のプラ風防とはまた別の良さがありますね。
インデックスがビヨーンと伸びて見えます(笑)
この感じたまりません。。
NATOベルトとの相性も抜群です。
このモデルはNATOベルトの相性も抜群なんです。
今回は私のNATOベルト3本をご紹介。
NATOベルトって使いやすくて良いですよね~。
1本目はネイビー✖イエローのストラップ。
嫌でも目に入るのでこの子を押したい時に使います(笑)
2本目はジェームスボンド/ショーン・コネリーが
Ref.6538に付けていたNATOベルトの復刻モデル。
ジェームスボンドが好きなわけではないですが色使いが気に入ったので購入。
ただ使いすぎてボロボロに(笑)
3本目はシンプルなカーキ。
どんな時でもさりげなく使用でき雰囲気も演出してくれる優等生です。
シルバーアクセサリーとの相性も抜群!!
私は昔、ゴローズが好きで良く並んでは集めておりました。
オールドサブマリーナとゴローズの相性も抜群で良く一緒に付けております。
サブマリーナに限らずアンティークロレックスとゴローズは
バッチリ合いますのでおススメです!
一生もの
アンティーク探しで感じたことは
妥協も必要だという事。
オールパーフェクトはそうはありません。
あったとしても即売れ、もしくは途轍もない値段とか、、(苦笑)
ケースが良くても文字盤・針が納得いかない、
その逆もあって当たり前の世界です。
そんな中、探さないといけないので大変(面白い)ですよね。
私の愛機も正直ケースは可愛いくらいに丸いです(笑)
ただ最初に持った時の印象が凄く良かったです。
その点で購入を決めました。
この時決めといて良かったと今でも思います。
ただでさえ出てこない上に全体的にアンティーク相場もかなり上がってしまいましたからね。
あとは疑問点があれば全て店員さんに聞きましょう。
購入後、後悔しないうよう疑問点はすべてクリアにすべきです。
疑問点を出すにはそれなりの勉強も必要ですが(笑)
『このモデルを購入するにあたって注意点はありますか?』
『文字盤・パーツはオリジナルですか?』
『パーツで年代のずれている所はありますか?』
とか聞いちゃっていいと思います。
良いショップならしっかり答えてくれるでしょう!
私はひたすら探してようやく手に入れたモデルなので、
この5512を手放す事は考えられません。
こういうモデルに出会えた事に感謝ですね!
ではまた!