エクスプローラーⅡってどんなモデル?
こんにちは。
為替がまた110円前後をキープしている中、ロレックスの相場の変動がかなり激しくなってきました。
現行モデルは為替次第で相場が変動していると言っても過言ではない状況です。
そんな上がり相場の中、なんとか価格を50万円前後で耐えているロレックススポーツモデルのEX2を購入しました。
昨年は40万円台。
一昨年は30万円台で購入できたんですけどね…。
EXⅡの歴史をさらっとおさらいしていきます。
初登場は1971年のRef.1655からです。
ヴィンテージ市場でも非常に人気のモデルですね。
最安でも100万後半は確実なモデルとなっています。
このモデルの有名なエピソードと言えば、1978年イタリア人の冒険家ラインホルト・メスナーさんが無酸素で初めてエベレストに登頂したときに装着していたモデルというところでしょう。
その後に登場したのがRef.16550のEX2。
パッと見はRef.16570とほとんど変わらないように見えますが非常に短命だったモデルとして有名です。
1988年前後に登場したと言われていますがその前に買ったと言う人もいて謎が多いモデルですね。
Ref.16550のアイボリー文字盤は非常に人気があり、良個体は非常に高額となっている現状です。
そしてその後に登場したのが、私が今回購入したRef.16570。
1991年から製造された20年製造された非常ロングセラーなモデルです。
その為、ちょっと前までは中古市場にいくらでも在庫がありました。
ただ、昨今のロレックススポーツモデル5桁リファレンス高騰の為、一気に中古市場でも球数が少なくなったように感じます。
特に1990年代半ば(T番ぐらい)まで製造されていた「トリチウム」「シングルバックル」「ホワイト文字盤」。
この組み合わせの人気の過熱はとどまることをしりません。
パティーナレベルだともの凄い値段で販売しているものもあります…。
そして4代目にあたるのが現行Ref.216570となります。
オレンジ針が特徴のモデルですね。
ただ、正規店でロレックススポーツモデルがほとんどない中でこのRef.216570だけは残っていたりします…。
ただ、他のスポーツロレックスと比べるとあまり人気がない現行モデル。
昨年のシードゥエラー4000のように廃盤になった場合、短命なモデルとなり一気に相場が急変するかもしれません…。
購入したEXⅡを見てみよう
付属品はグリーンタグとレッドタグ、保証書のセット。
コマは13コマでフルコマでした。
なぜかデイトジャストの冊子。笑。
ロレックスあるあるですね。
目を凝らしてみるとデイトジャストの型番Ref.16234が見えるので箱と冊子は後から付けたものかもしれません。
横穴が空いています。
このことから、2003年より以前のものだということがわかりますね。
フラッシュフィット部分は新しい仕様です。
カチャカチャと音が鳴る通称「旧フラ」とは違いしっかりした仕様。
これは2000年ごろから変更されているので、このモデルが2000年~2003年頃製造されたモデルということがわかりますね。
まぁ、保証書の日付を見たらすぐわかってしまうのですが…。
外装はガラスの傷はないものの何度も研磨されてきたであろう状態。
裏蓋シールはの残っているもののなんとなく丸い個体でした。
パッと見は綺麗だけどよくみたらそんなにみたいなレベルです。笑。
このラグ部分なんて磨いたのが顕著に出てますね。笑。
個人的に一番磨きをかけたのがわかりやすかった部分です。
今後のEXⅡの予想
他のスポーツロレックスの相場はここ数年で一気に急上昇しました。
もちろんEXⅡの相場も上昇傾向です。
ただ、他のモデル程は相場が顕著に上昇はしていません。
50万だったGMTが100万になるような状況ではまだないのです。
EXⅠを除いて旧型のスポーツロレックスを50万円台で購入できるラストチャンスかもしれないです。
もし、現行EXⅡRef.216570が廃盤になったときにはもっと相場の上昇が考えられますね。
あっという間に相場が上昇してしまうこともありますので、購入検討中の方は早めに購入した方がいいかもしれません。
それではまた次回の記事で!
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