質問です。
下のデイトナ(Ref.16520のA番)の付属品を見て、
下記条件の元で皆さんなら何点あげますか?
条件
■100点満点からの減点方式
■この画像からでは分からない所はマイナス2点。
■足りない付属があればマイナス2点。
■その他残念な点はマイナス2点。
私は「82点」です。
ただ、この点数はパッと見の点数です。
内訳は下記の通りです。
・外箱のシールが見えない
・保証書の国
・デイトナ冊子の年代が見えない。
・オイスター冊子の年代が見えない。
・緑タグがデイトナタグなのか、シールが貼ってあるのか見えない。
・赤タグの年代が合ってるか見えない。
・ベゼルカバーがない。
・カレンダーがない
・OHの内容
以上9項目なので、マイナス18点で合計82点です。
皆さんは何点だったですか?
この内容を確認できるところで100点に近づけられるようにしていきたいと思います。
(付属がないので100点にはなりませんが、最後の方にここにも触れます。)
確認作業
外箱及び内箱
外箱は、まずこの岩にコケが生えたような箱です。
内箱は枕タイプがその年代です。
あとはこちら。
外箱のサイドに「16250」シールが貼ってある事。
そしてそのシールの近くに「黒丸」シールもしくは「白丸」シールが貼ってあること。
黒丸白丸の意味はもちろん文字盤の色です。
写真は白丸シールなので白文字盤の外箱という事ですね。
※今回の付属の写真ではないです。
なので、外箱を確認して「16520」シールに黒丸シールが貼ってあれば、
マイナスにはなりません。
保証書
※上の画像は、最初の写真に写ってる保証書の拡大ではありません。
保証書の国と書きました。
保証書が付いているので、別にマイナスしなくてもいいのですが、
ココは是非探していただきたい国があります。
それは「USAギャラ」です。
ちなみに最初の国110番はフランス。上の828の国は台湾です。
赤丸をご覧ください。
「BLACK」と記載してあります。
もちろん文字盤の色です。
デイトナは黒文字盤と白文字盤の2種類があります。
そりてこの文字盤は何と日本ロレックスでお金を払えば交換できてしまうのです。
交換してしまうと、一番最初の文字盤がなんだったのか分からなくなります。
分からなければマイナスにはなりませんが、不明瞭な点は一つでもあると嫌ですよね。
なので、これは一番最初黒文字盤ですよとか
白文字盤ですよと記載のあるUSAギャラが好まれます。
USAギャラ以外は文字盤色の記載は無かったはずです。
是非、探すならUSAギャラのデイトナを!!
あと、購入の日付がしっかり入っている事。
シリアルが入っていれば大体想像つきますが、
記載されていた方が良くないですか?(個人的な感情)
デイトナ冊子
このデイトナの冊子にも年代が記載されています。
もちろん同じ年代がベストです。
裏側の隅っこに記載されています。
A番(1999年頃)と同じ1999年を探しましょう。
オイスター冊子
これもデイトナ冊子同様に年代がありますので、
同じく1999年頃を探しましょう!
緑タグ(プライスタグ)
プライスタグ。通称緑タグ。
ですが、現在ロレックスのプライスタグは白でロレックスのタグが緑になっているため、
緑タグと言っていいのか微妙です。
デイトナには専用の「DAYTONA」と記載のあるプライスタグがあります。
裏を見て本体と同じシリアル番号の記載されたシールも貼ってあるか確認を忘れずに。
※シリアルの三桁目くらいまで同じタグが付いていることがあります。
例「A731457」がシリアル番号だったら「A73○○○○」みたいにできるだけ近い数字にしてます。
理由は恐らく善意的な方でだとは思います。
プライスタグがないと結構な痛手ですので、少しでも近いシリアルのタグをと
店側がストックのタグから必死に探したとかではないでしょうか。
赤タグ(クロノメータータグ)
このよく見る赤いタグ。
これにも年代があるんですよ。
2000年頃までは左から2番目です。(ロゴ見えずらくてすいません)
王冠マークのホログラムが大きく入っているタイプです。
ちなみに裏は緑のタグを除いてみんな一緒。
緑のタグが違うのは、クロノメーターではないから。
2015年後半から緑のタグへと変更になりました。
理由はロレックス社がクロノメーター基準よりも更に厳しい基準を通すようになった為。
なので、クロノメータータグではなく、ロレックスタグ。
今回のには関係ありませんけど。
ベゼルカバー
画像無し。(有ったら追加でUPします。)
モデルによって微妙にベゼルカバーの大きさやデザインが違うので、
しっかりハマるものであればOK。
仮になくても大きなマイナスにはならない。(その気になれば探せる)
カレンダー
カレンダーにも年代があります。
これも1998年-1999年のタイプを探すのがいいです。
カレンダーも年ごとにあったので、確認しましょう。
OH履歴
付属品の中に日本ロレックスOHカードがありました。
という事は日本ロレックスで最低1回はオーバーホールしているという事です。
ここで注意点。
メーカーでOHするのは良い事ではあるのですが、
こういう希少年のものに関してはダメなときもあります。
ダメなときとは、単なるOHだけでしたらむしろプラスです。
しかし、針交換(A番はルミノバなので関係ないけど)、
ベゼル交換、ガラス交換、リューズ交換(見ても多分分からないけど)などなど、
初期のままという暗黙の必須事項を壊している可能性があるからです。
あとは外装仕上げをし過ぎてエッジが丸かったり等。
普通のモデルであれば、日ロレのOHカードが付いていれば、
ちゃんとメンテナンスしてあるんで安心というだけですが、
ここもしっかりチェックしましょう!
最後に
結局各所を確認して、再度採点した結果、
アメリカギャラでないという多少残念な点はありましたが、
96点でした。(ベゼルカバーとカレンダーなしのみ)
これからエルプリメロ搭載のデイトナを購入検討されている方は是非参考にしてみてください!
そして、だれも気づいた方はいないと思いますが、
私、1年前に同じ内容の記事書いてます。
7割書き終わって、昔書いていたことに気づきましたが、
ここまで書いて止められませんでした。
1年の間に、多少の制約が増えいろいろ条件も増えたので少し違う記事なので、
まあいけるのでないでしょうか。
Ref.16520が気になる方はこちら