2017年に新型が発表された、ヨットマスターⅡですが、初めて登場したのは2007年。本格的なヨットレースに対応したスポーツモデルとして発表されました。
44mmの大型ケースに、ヨットレースのためのレガッタクロノグラフ機構を備えた複雑ムーブメントCal.4161が搭載されております。ヨットマスターⅡだけに搭載されている特別なムーブメントですね。
現在のバリエーションは画像の4種類。SSモデル Ref.116680、PGコンビ Ref.116681、WG無垢 Ref.116689、そしてYG無垢 Ref.116688"の4種類です。
そこで今回は新型ヨットマスターⅡの中でも一番ゴージャスなイエローゴールド無垢 Ref.116688をご紹介してまいりたいと思います。
【商品名】ヨットマスターⅡ
【型番】116688
【機械】自動巻き Cal.4161
【素材】イエローゴールド
【カラー】ホワイト
【ケースサイズ】44mm
【防水性】100m
【国内定価】4,482,000円
【備考】2017年発表
スポーツモデルの中でも最大級のケースサイズにイエローゴールド無垢の組み合わせはインパクトが凄まじいですね。
ホワイトカラーのダイアルに鮮やかなブルーのベゼルもイエローゴールドとマッチしており、バランスが取れています。
一番に目がいく変更点は針の形状ではないでしょうか?時針がペンシル針からベンツ針へと仕様変更されており、カジュアルなデザインからより高級感のある仕様へと変わりました。
インデックスの形状も少し変わっていますね。12時と6時のインデックスがそれぞれ変わっています。
12時のインデックスは四角から三角▽へと変わり、6時のインデックスは正方形から長方形へと変わっています。
わずかな違いではありますが、比べてみるとだいぶ印象がかわるものですね。
また、10カウントの目盛りやモデル表記のフォントも若干細くなっているのが分かります。
金針に金で縁取られたインデックスもかなり豪華な印象です。インデックスの形状が変わった事によって、バランスも良くなりました。
世界初のプログラムカウントダウンを搭載したヨットマスターⅡのCal.4161。レガッタクロノグラフとはカウントダウン機能の事を指し、2時位置と4時位置のプッシュボタンを操作する事で10分間のカウントダウンを瞬時に計測できます。
カウントダウン機能の使い方は割愛しますが、この10カウントの目盛りも他のロレックスのモデルにはない特殊なデザインとなっています。
旧型と同じくラグは鏡面仕上げ、ブレスレットはサテン仕上げと鏡面仕上げの組み合わせとなっており高級感漂う作りとなっております。
リューズと同じくらいの幅がある肉厚なリューズガードも特徴的ですね。ケースサイズに合ったボリューミーなリューズガードとなっております。
ケースの厚さは14mmとなっており、ロレックスのモデルの中でも最大級の厚さを誇ります。
使いこなすにはなかなかハードルが高いモデルですが、バチっと決まると本当にカッコいいモデルです!
カウントダウン機能という特殊機構を搭載したヨットマスターⅡは他のモデルとは一線を画した魅力的なモデルです。
現在、市場においてブルースチール針の旧型116688は出回りが多い印象ですが、ベンツ針の新型は流通量も多くありません。
現在の並行店中古相場は3,880,000円〜3,980,000円前後、新品相場が4,200,000円〜4,300,000円前後となっており、定価オーバーの値はついていないものの、高水準をキープしております。
ロレックスの金無垢時計をお探しの方には是非ともおすすめしたい一本です!