SEA-DWELLER編
第6弾は【海の居住者】の異名を取るロレックスが誇るプロダイバーズウォッチ"シードゥエラー"です。
シードゥエラーが1220m防水、ディープシーが3900m防水となっており、ロレックスのモデルの中でも圧倒的なスペックを誇るモデルとなっています。ケース径はシードゥエラー43mm、ディープシーが44mmで存在感も抜群です。
徐々に市場でも見かけるようになった両者。現在の相場はどのようになっているのかチェックしていきたいと思います。前回(6月)の記事もあわせてご覧下さい。
2017年発表 シードゥエラー 126600 赤シードゥエラー
【型番】126600
【機械】自動巻き Cal.3235
【素材】ステンレス
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】43mm
【防水性】1220m
【国内定価】1,166,400円(税込)
【備考】2017年発表
◼️2018年6月現在の相場◼️
【国内定価】1,116,400円(税込)
【並行店中古相場】1,500,000円〜1,550,000円前後
【並行店新品相場】1,630,000円〜1,650,000円前後
まずは2017年の目玉モデル、シードゥエラー126600(通称:赤シード)です。前モデルのシードゥエラー4000の40mmケースから一気に3mmもサイズアップした新型シードゥエラーが登場した時は世界中のロレックスファンも驚いたのではないでしょうか?しかもファーストモデルを彷彿とさせる『SEA-DWELLER』の赤文字。注目されているモデルです。
また、新型キャリバーCal.3235を搭載しており、実用性も格段に向上しました。現在の価格相場は並行新品で163万円〜165万円、中古で150万円〜155万円となっています。
依然、定価を上回るプレミア価格がついておりますが、前回(6月)の相場と比べて5万円程下がっております。発表当初から値動きが激しいモデルなので今後も目が話せません。
現在、トケマーでは中古品が1点のみとなっており、決して市場で溢れている訳ではないので、今後も極端な値下がりはないと予想します。
2018年発表 ディープシー 126660
【型番】126660
【機械】自動巻き Cal.3235
【素材】ステンレス
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】44mm
【防水性】3900m
【国内定価】1,263,600円
【備考】2018年発表
◼️2018年9月現在の相場◼️
【国内定価】1,263,600円
【並行店中古相場】1,350,000円〜1,450,000円前後
【並行店新品相場】1,500,000円〜1,500,000円前後
2008年に初めて登場したディープシーが今年10年越しに新型モデルを発表しました。メインの変更点は搭載キャリバーの変更です。新型ディープシーの搭載キャリバーはCal.3235。特許件数14件、新部品90%以上となっており、今後のロレックスを担う新型ムーブメントが搭載されています。
一見、大きなデザインチェンジは見受けられませんが、簡単に新旧の判別が簡単にできるポイントがあります。文字盤の6時位置にご注目(SWISS MADEの部分)。新型はSWISS MADEの間に王冠マークがプリントされています。
新型ムーブメントが搭載されている証のようです。また、外装部分のマイナーチェンジでいえばブレスレットの幅が新型は若干広くなり、ラグの形状も変わりました。全体のバランスが良くなった印象ですね。
気になる現在の相場ですが、こちらはやや下降気味。前回(6月)と比べて10万円ほど実勢価格が下がってきております。やはりDブルーダイアルの人気に押されているようにも感じます。
とはいえまだ中古相場は140万円前後となっており、定価以上の値をつけています。130万円台で販売されていたらちょっと安いかもしれません。下がってきている今がチャンスです。
トケマーにも現在2018年8月印の未使用に近い商品が1,358,000円で出品されています。気になる方はお早めに。
2018年発表 126660 Dブルーダイアル
【型番】126660
【機械】自動巻き Cal.3235
【素材】ステンレス
【カラー】ブルーグラデーション
【ケースサイズ】44mm
【防水性】3900m
【国内定価】1,296,000円(税込)
【備考】2018年発表
◼️2018年9月現在の相場◼️
【国内定価】1,296,000円
【並行店中古相場】1,700,000円〜1,800,000円前後
【並行店新品相場】1,880,000円〜1,900,000円前後
ゴールデンウィーク頃に日本へのデリバリーが開始されたDブルーダイアル126660。発表直後は200万円オーバーの値をつけていましたが、3ヶ月ほど経過し徐々に相場は落ち着いてきました。
3ヶ月前と比べ新品・中古ともに10万円ほど下がっております。それでも黒文字盤に比べて人気は高く、思ったよりも下がっていない印象です。タマ数も黒に比べて圧倒的に少ないという事もあり、今後も極端な値下がりはないでしょう。