定価:4,060,800円(税込)
型番:Ref:116508NG
素材:K18イエローゴールド
ベゼル:タキメーター
ケース径:40mm
ケース厚:12.5mm
ムーブメント:Cal.4130
防水:100m
文字盤:ブラックシェル 8Pダイヤ
旧型番の116528からマイナーチェンジを果たして、ずいぶん出回りも多くなってきました。
ちなみに新型になって何が変わったかと言うとベゼルのドットが三角マークになった事位でしょうか。
ピンクゴールド無垢ととホワイトゴールド無垢は以前から三角マークだったので
無垢系はこのベゼルに統一されたと言えます。
2016年のバーゼルにて発表されたデイトナ116508
12時位置の文字盤アップしました。
シェル文字盤のためか、白い文字が浮き上がっているようにも見えます。
ロレックスのシェル文字盤にはマザーオブパールが使用されています。
シェル文字盤のすごい所は人工的な加工は一切せず、自然の色合いを保持しつつ
職人の技術により、本来の美しさを最大限に引き出している事です。
それ故、同じ文字盤はふたつとして存在せず全てが1点ものになるという事です。
これほど表情の変わる時計が他にありますでしょうか。
ブラックシェル文字盤という事ですが、どちらかと言えばパープルシェル文字盤と表現した方がしっくりきます。
オーロラを見ているような、はたまた美しいさざ波でも眺めているような気分です。
光を帯びるとパールに秘められた力が発揮されているようにも感じますね。
イエローゴールドの腕時計は元よりケバケバしい雰囲気が強く、あまり好かれない傾向にありますが
シェル文字盤&ダイヤの組み合わせになる事で、無垢無垢ないやらしさが薄れ最上級のラグジュアリー感とカッコ良さが倍増しています。
デイトナでしかも金無垢でシェル文字盤となると、40代~50代のロレックス好きな男性にはぴったりの時計かなと思います。
もう一つ注目してもらいたい部分はインダイヤルにあります。
デイトナ116508NGには今回のブラックシェル文字盤とホワイトシェル文字盤の2種類が存在しています。
ホワイトシェル文字盤の場合、インダイヤルも同様にホワイトシェルとなっているのですが
ブラックシェル文字盤の場合のみ、『ゴールドクリスタル』が使用されています。
ゴールドクリスタルとは、ゴールドを鋳造した際にできる自然の結晶組織に
ロレックスが独自の技術により加工を施したものになります。
ロレックスが自社で持つ鋳造工場で開発・製造した唯一無二の文字盤であり
ゴールドですので、イエローゴールド以外にもホワイトゴールドクリスタル・ピンクゴールドクリスタルも存在します。
ゴールドクリスタル文字盤が使用されている時計は主にレディースのデイトジャスト
その中でも金無垢やダイヤがふんだんに使用されている高額なモデルにのみに限られます。
メンズサイズでゴールドクリスタルが使用されているのはこのデイトナ116508NGのみです。
そういった意味でも、116508NGは特別なデイトナなのです。
裏蓋とバックル部分です。
画像で見ただけでも非常に重量感を感じられます。
ラグの4隅には18金を示すホールマークやロレックスのマークがしっかり刻印されています。
バックルを開けた部分のロレックス刻印です。
歪みや刻印の粗雑さが一切感じられない美しい仕上がりとなっています。
段差の部分の角も丸く加工されており柔らかい印象さえ感じられます。
最後は付属品と一緒に。
箱の大きさは通常のスポーツモデルよりもひと回り大きいサイズとなっております。
ロレックス デイトナ 116508NG いかがでしたでしょうか?
デイトナと言えば、同じ2016年のバーゼルで発表された
ステンレススティールモデルRef:116500が鉄板ではありますが
金無垢もまだまだ人気があります。
ステンレスモデルにはないバリエーションで
文字盤も豊富なので好みのモデルが見つかるかもしれません。
是非とも自分だけのロレックスデイトナを見つけてみて下さい。