ROLEX SEA-DWELLER
海の居住者という意味がある"SEA-DWELLER"。1967年にサブマリーナの上級モデルとして発表されたモデルですが、特筆すべき点は"防水性の高さ"ではないでしょうか?
サブマリーナが300mに対し、シードゥエラーはその約4倍の1,220m防水、さらにディープシーともなると3,900m防水。
1960年代ですでに1,220m防水という超スペックを実現してしたのでかなり凄い事だと思います。
今回は、シードゥエラーの最新モデル 2019年発表 Ref.126603をご紹介していきたいと思います。赤シード発表の時も盛り上がりましたが、コンビシードもかなりいけてます!
シードゥエラー Ref.126603 基本スペック
【商品名】シードゥエラー
【型番】126603
【機械】自動巻 Cal.3235
【素材】ステンレススチール
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】43mm
【防水性】100m
【参考定価】1,652,400円
シードゥエラーは2017年にシリーズ誕生50周年を記念し、初代「赤シード」を彷彿とさせるRef.126600をバーゼルワールドで発表されました。
そして今年のバーゼルワールドでシードゥエラーにYG×SSコンビモデル Ref.126603が発表されました。
正直、シードゥエラーのコンビモデルの発表は予想していなかった為、意表を突かれた感じですが、実際に見てみるとこれがカッコいい。
針、インデックス、モデル表記も全てゴールドカラーで高級感抜群!
今年発表の126603は針、インデックスの縁、さらには"SEA-DWELLER"のモデル表記まで、全てゴールドカラーで統一されており、かなり豪華で上品なデザインに仕上がっております。
黒文字盤との相性も抜群で雰囲気が出ています。ステンレスモデルの赤シードとはデザイン的に別物になっているので、新たな顧客層の獲得しそうな感じがします。
文字盤6時位置、SWISS MADEの間には、新キャリバー搭載の証でもある王冠マークがプリントされております。
ロレックス社が開発、製造をしている次世代キャリバーですが、現行モデルにも続々と搭載されるようになりましたね。シードゥエラー に搭載されているキャリバーはCal.3235。パワーリザーブが約48時間から約70時間に延び、耐磁性や耐衝撃性といった実用性に加え精度も格段に向上しています。
今ではもう見慣れたサイクロップレンズ。赤シードを初めて見た時はある意味衝撃でしたが、時間が経つと見慣れるものですね。賛否はあるようですが、私はこれもアリかなと思います。
43mmケースとなっておりスポーツモデルの中でもトップクラスの大きさを誇るシードゥエラー Ref.126603。ケースサイズに合わせてラグも肉厚になっているので重厚感もあります。
イエローゴールドのリューズとベゼルも豪華で、分厚いリューズガードも特徴的です。
ダイビングスーツの上からでも着用できるようになったおり、バックルにはフリップロック エクステンションリンクが着いており、ブレスレットの長さを最大約26mmまで伸ばす事ができます。
工具を使わずに簡単に調整できるので、とっても便利です。
9時側ケースサイドにはシードゥエラーの特徴でもあるエスケープバルブが搭載されており高い防水性を確保しております。
ケースサイズが43mmになり、ケース厚も15mmと分厚くなっているので、存在感が違います。
リストショット
腕回り約16.5mm私が着けるとこんな感じ。。ズッシリくる上、ややオーバーサイズといった感じです。腕に着けた印象としてはシードゥエラー4000というよりディープシーに近い感じがします。
当然かもしれませんが、私のような細腕より、がっしりした方の方が似合う時計です。(40mmだったら着けられたのに・・・)
現在の相場は?
今年発表されたばかりのモデルで、まだまだ流通量は少ないモデルですが、夏に入り少し出回りも多くなってきました。
現在の並行相場はおおよそ190万円〜210万円前後といったところで、まだまだ定価オーバーのプレミア価格で取引されています。
今後の出回り次第ではもう少し値段も落ち着いてくると思いますが、流通量自体はステンレスモデルと比べ少ないはずなので、定価割れするのはしばらく先になるでしょう。