[メーカー名]ロレックス
[モデル名] オイスターパーペチュアルGMTマスターⅡ
[型番] 116710BLNR
[素材] セラミック×ステンレススチール
[動力] 自動巻
[機能] デイト機能、GMT機能
[ケース径] 40mm(リューズ含まず)
[防水] 100m/330フィート
[国内定価] 918,000円(税込)←2016年9月現在
旧型モデルRef.16710より何が凄いの?
現行モデルRef.116710LNと何が違うの?
何でRef.116710BLNRがオススメなの?に答えていこうと思います。
はい。
こちらが1つ前の旧型Ref.16710の青×赤ベゼルと黒×赤ベゼルです。
もう一つ黒一色ベゼルもあり、ステンレスモデルは3カラーありました。
はい。
こちらが2007年のバーゼルフェアにて発表された新型(現行)Ref.116710LNですね。
はい、でましたー。はい、カッコイイー。
こちらが2013年のバーゼルフェアにて遂に発表されたRef.116710BLNRですね。
まずGMTマスターとは、ロレックスがアメリカの航空パイロットの為に開発したモデルです。
通常の時間と日付表示以外に、GMT機能(①時計は通常12時間表示だが、24時間表示で午前午後もわかっちゃう。②時差のある別の国の時間と両方わかっちゃう。)を備えています。
そして、GMTマスターⅡ(2・ツー)では、なんと3ヶ所の時間まで同時に表示確認ができちゃいます。
興味が無い方には、サブマリーナ(シードゥエラー)との違いが全然わからないとは思いますが、良く見るとベゼルの目盛や針の数が違います。
サブマリーナ(シードゥエラー)は、すごい防水機能で泳いだり潜ったりアウトドア向けダイバーモデル。
GMTマスターは、3カ国も把握できちゃう海外を飛び回る国際ビジネスマン向けパイロットモデル。
と言った全然違ったモデルなのです。
では実際に普通のサラリーマンに、サブマリーナの300m/1000ft防水機能やGMTマスターⅡの3カ国表示機能、デイトナのクロノグラフ機能が必要な場面がどれだけあるか。
「いやークロノグラフでぴったり計れたから助かったわー。」や「300m防水で良かったー。」の場面が、私には今のところありません。
そうなると、『見た目』と『リセール』ではないでしょうか。
見た目ですが、似ているサブマリーナと比べてGMTマスターには①ベゼルのカラーバリエーション。②アクセントとなるGMT針。という強みがあります。
そして迎えた2007年発表の新型Ref.116710LNですが・・・
「ん?強みのカラーバリエーションが黒一色のみ?!
ま、まぁGMT針はロレックスのイメージカラーのグリーンだし・・・
あ、あと文字盤の『GMT-MASTER Ⅱ』もグリーンでカッコイイし・・・
あっ、ブレスレットやバックルの鏡面仕上げが高級感あるし・・・」
と、さまざまな改良があり素直に良いなと思ったのと同時に、2トーンベゼルへの寂しさも覚えました。
そして、迎えた2013年発表のRef.116710BLNRです!
新カラーはまだかまだかと待っていた人も多いでしょう。
「青×赤は?黒×赤は?」と鼻の穴を膨らませていた人も多いでしょう。
しかしそこはロレックス、期待をいい意味で裏切ってくれました。
『黒×青』です!男子がみんな大好きな黒と青!GMT針も青!!文字盤の『GMT~』は、あっ、白!!
それはまるで世界中で大人気の自動車メーカー『BMW』のよう!!
私の初見の第一声は「うわー、こりゃモテ時計だわ。」でしたよ。
もうロレックスのスポーツモデルがリセール良い事は、今更説明不要ですね。
まずは、『機械』です。
キャリバー3186という、ロレックスの完全自社製造の機械が入っています。
耐磁性能、衝撃と温度変化に対しても優れていて、高性能の時計のみに与えられるクロノメーター認定を受けている機械です。
そして『ベゼル』です。
丈夫でキズの付きにくいセラミック(ロレックスでいうセラクロム)で目盛部分はプラチナコーティングとなり、耐傷性だけでなく高級感がグッと増しています。
青や赤などの色や2トーンのセラミックを作る事は難しいらしいのですが、落ち着いた雰囲気のすばらしいブルーに仕上がっています。
そしてそして、『ケース&ブレスレット』です。
従来のステンレススチール素材では無く、宇宙航空や化学工業などの分野で使用される耐蝕性を持った904Lというステンレスは、とても堅牢だといわれています。
いかがでしたでしょうか?
現在でもデイトナ同様に、国内正規店ではまだまだ店頭に並ぶ事も少ないようですが、並行輸入品や中古市場での流通は増えつつあり、円高も重なり価格は少しずつ落ち着いてきました。