バーゼルワールド2017などで大々的に発表はされませんでしたが、3/22以降「黒い文字盤」が追加されたヨットマスター40のロレゾール 116621。
昨年のバーゼルワールド2016で新登場した魅力的なチョコレートダイヤルの116621から早1年。
追加された文字盤は「黒」。
組合せ的には普通に格好良いですね。
エバーローズゴールド無垢のヨットマスター40の黒文字盤をそのまま使ったようです。
ヨットマスター40の無垢 116655はオイスターフレックスブレスレットが良い感じ。
こちらも2015年からずっと文字盤は1種類なので、そろそろ新しいバリエーションが欲しいですね。
116655の黒文字盤が116621に使い回しできるなら、逆もできるはず(たぶん)。
なのでチョコレートダイヤルの116655も、そのうちに期待しましょう。
※もう少し市場に116621が出回るまで1.2年は掛かるでしょうから、それまでは116655に追加されないかも知れません。
こちらがチョコレートな116621。
素敵ですねぇ。
発表から1年。
現在は国内定価1,447,200円の、やや下で流通している116621。
130万円ちょっとでしょうか?
同時に発表されたダークロジウム文字盤の116622はまだまだプレミアム価格。
国内定価1,188,000円より、じんわり高め。
だいたい125万円くらいの相場です。
青文字盤の116622は定価以下ですね。
100万円前後が並行輸入品新品の相場になっています。
現在ヨットマスター40は116655が1種類、116621が2種類、116622が2種類のラインナップです。
※因みにミドルサイズのヨットマスター37には、268621の黒、268622のブルーはありません。
ヨットマスター40に使用されるムーブメントは名機Cal.3135。
クロノメーター認定の安定した良い自動巻き3針デイト表示付ムーブメントですね。
他にもディープシー、サブマリーナーデイト、デイトジャスト36などにも使われています。
キャリバー3135はシードゥエラー4000にも使用されていましたが生産終了となり
バーゼルワールド2017の目玉商品「新シードゥエラー 43mm」には新世代ムーブメントのキャリバー3235が搭載され話題となっています。
その前からデイトジャスト41で採用されている、このキャリバー3235は3135の進化版であり
ロングパワーリザーブの3日巻き(70時間)になっています。
デイトジャストなどを見てみるとわかりますが、キャリバー3235を搭載すると、「モデルチェンジ」「値段が上がる」「サイズが大きくなる」と言う特徴があります。
「モデルチェンジ」
以前からムーブメントが変わるとモデルチェンジするのが通例となっています。
「値段が上がる」
新キャリバーなので仕方ありません。
「サイズが大きくなる」
これが不思議・・・
ムーブメントのサイズは大きくなっていません。
トレンドを見据えて新しいモデルは大きくしているんですかね?
「モデルチェンジ」「値段が上がる」「サイズが大きくなる」
となると、ヨットマスター40にキャリバー3235は入らない。
入るとするなら「ヨットマスター43」みたいなサイズアップ化したモデルでしょうか?
126622かな?
またプラチナダイヤルが復活してもらいたいですね。
バリエーションが増えることは良いことです。
プラチナダイヤルが無くなってしまったので、その補填だったのでしょうか。
ロレックスのプロフェッショナルモデルの中では異色のヨットマスター。
正直「マスター」なのかわからないラグジュアリーなモデルです。
「速」デイトナ
「水」サブマリーナー
「潜」ディープシー/シードゥエラー
「空」GMTマスターⅡ
「険」エクスプローラー/エクスプローラーⅡ
「艇」ヨットマスター/ヨットマスターⅡ
みたいに今年の漢字的なことをすると「マスター」なのか?と思っちゃいますが、それでも「格好良い」からOKみたいな感じですかね。
プロフェッショナルモデルにはラインナップされませんが特殊モデルとして
「磁」ミルガウス
「飛」エアキング
もありますね。
もうヨットマスターも名前を変えて、こっちサイドに入っても良いかも知れません。
名前変えるとしたら何ですかね?
「クルーザー」?(笑)
ではまた!