2021/12/9 聖徳太子
デイデイトはロレックスの最上位モデルとして健在し続けております。
人気はコスモグラフ・デイトナの方がありますが、ロレックスの掲げる最上位モデルはデイデイトであり、特に想いのこめられた特別なモデルになります。
本日はこのデイデイトの魅力についてご紹介をさせていただきます。
ロレックスの最上位機種となる「デイデイト」に使用している素材は貴金属類のみです。
最近のトレンドとして、ラグスポウォッチの大きな流れがあり、ステンレススチールを上手く使って、よりラグジュアリーにより高級感とスポーティに見せるもいうものが人気かつ主流となっておりますが、やはり無垢素材は重厚感、高級感があり、最大のエレガンスを体現しております。
ロレックスの中でも特別な仕様でリューズに特徴があります。
イエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドを使用したモデルは・・(2ドッツ)プラチナを使用したモデルは・(1ドッツ)が王冠マーク下につけられております。
3つのゴールドを使用しているトリドールというモデルも存在し、リファレンスの最後にBICとつけられます。こちらはバイカラーを意味し、色鮮やかな高級感を演出します。
トリドールはもう廃盤モデルとなっており、希少性の高いモデルとなっております。
最新鋭のムーブメントを搭載されるのもロレックスでの立ち位置を表している要素です。
180系のCal3055.182系のCal3155、そして現行モデル1282系のCal3255と全て他のモデルより優先されてアップデートされるということも、デイデイトに対してのステータス性を保っている要因の一つです。
3055から3155へのアップデート時にはデイトクイックチェンジが可能になり、日付曜日の変更が容易になりました。曜日はリューズを二段引いて長短針をぐるぐる回していくしかなかったのが、リューズを日付の反対側に回すだけで曜日変更が可能になり、扱いが非常に楽になりました。
3155から3255へのアップデート時はパワーリザーブが40時間から72時間に延長されました。これで土日時計を使わなくても時計の時間調節を行わなくて良くなり、実用性がぐっと向上しました。
デイデイトとは「Day」=曜日「Date」=日付と名前の通りの機能です。ロレックスのモデルで唯一の機能です。フルスペルでの曜日表記は世界初とのこと。この表記は世界26言語に変更でき、日本語にも変更できます。
ブレスも特別仕様です。プレジデントブレスを採用しており、こちらもロレックス唯一の特徴です。3列の半円形の駒が列をなしており、他のモデルとはエレガンスが違います。
こちらの「プレジデントブレス」はデイデイトがアメリカ大統領に愛されていることにちなみます。
アメリカ大統領アイゼンハワー氏がデイデイトを贈られたことから始まり、歴代の大統領はデイデイトを着用している方が多いです。
その後も数々の著名人がデイデイトを着用し、成功者の時計という名に相応しい時計となりました。
2013年からはレザーストラップもラインナップに追加。これによってバリエーションが増え、各々の個性を強調できるモデルへとなりました。
デイデイトは36mmケースを基準サイズとして製作されてきましたが、2009年に41mmケースを採用したデイデイトIIを発売。
その後2016年にデイデイト40を発表。現在はデイデイトⅡが廃盤となっているため、現行モデルは36mmと40mmのケース展開となっております。
ケース径36mmはデイデイトの伝統的なサイズです。
小さなサイズであることからスーツの裾に収まりがよく、ビジネスシーンに適したサイズ感です。特に日本人にはちょうどいいサイズ感なのかなと思います。
まとめ
ステータス性の高さは他の追随を許しません。
圧倒的な高級感。
それでもロレックスの人気は凄まじく、デイデイトですら実勢価格は上昇しております。
今のうちに憧れの時計を手に入れるべきなのかもしれませんね。
ではまた。