ロレックス ディープシー Dブルー 基本スペック
【商品名】ディープシー Dブルー
【型番】116660
【機械】自動巻 Cal.3135
【素材】ステンレススチール
【カラー】ブルーグラデーション
【ケースサイズ】44mm
【防水性】100m
【国内定価】1,274,400円
【備考】2014年発表モデル
防水性能3900M!最強クラスのダイバーズウォッチ!!
3900m防水!とんでもない数字ですね。一般的にダイバーズ時計に必要な防水性能は最低でも200m以上、300mあれば十分といわれますが、ディープシーは3900m。文句なしで究極のダイバーズ時計といえます。
ロレックスのダイバーズモデルの代表格・サブマリーナでも300m防水ですので、ディープシーがいかにすごいかが分かるわけです。9時側のケースサイドにある、ヘリウムガスエスケープバルブが高い防水機能を可能にしています。
D-BLUEダイアルは2014年に発表されたモデルですが、ジェームス・キャメロンの功績を讃えて表されたモデルです。マリアナ海峡の底に単独潜水で到達した記念に作られました。
綺麗なブルーグラデーションは2014年のリリースから3年余りが経過した今でも人気は非常に高く、正規店ではなかなか手に入らない状態が続いており、並行店に入荷してもすぐに売れてしまうといった印象です。
黒文字盤と比べて製造期間が短く、タマ数も少ないため並行店の中古品でもいまだに定価以上のプレミアがついている人気モデルです。
そんな人気のDブルーですが、ここ最近(今年の6月頃?)からダイヤルのグラデーションの仕様が変わっているようです!!裏はとれていないので絶対とはいえませんが、比べてみると違いが良く分かります。今回は新旧のダイヤルの違いを画像で比べていきたいと思います。
グラデーションを徹底比較!
まずは正面から一枚!!違いがわかりますでしょうか?左が2014年印のDブルーで、右が2017年7月印のDブルーです。グラデーションにご注目下さい。
画像左の2014年製のDブルーはグラデーションの色味がブルーから黒へ切り替わるのがちょうど、文字盤の中心付近ですが、2017年7月印のDブルーはブルーのカラーが文字盤の中心よりさらに下まできているのがわかります!
おわかり頂けましたでしょうか?実は最近のブルーグラデーションは『ダイヤルのブルーがより明るく、そしてブルーの範囲も広がっている』のがわかります。
比べてみると違いが良く分かりますね!とはいえ、仕様変更したダイヤルは私自身、この一本しか確認できていません。いつから変わったのか?これから製造される個体も全て右の画像のようなブルーが強いダイヤルになるのか?まったくわかりません・・・汗
個人的には『今年に、それもごく最近から仕様変更した』と思っております。ロレックスは今までも、仕様変更をしても公式で発表することはありませんでしたし、これからもないでしょう。
しかし、今まで幾度も細かい仕様変更を繰り返してきたロレックスなので十分にあり得ます。

サブマリーナデイト Ref.116619LB
ブルーの色味も、より明るくなったように感じますね。まったく同じ場所、同じ照明の下で時計を撮影しましたが、色味が全然違うのがわかります。
2017年の仕様変更後のDブルーのブルーは青サブのホワイトゴールド無垢Ref.116619LBのブルーの色味に近いです。
文字盤中心から下の部分を見てみます。
仕様変更後のダイヤルは下の方までブルーが広がっているのがわかります。
同じ場所、同じ照明で撮ってこの差ですのでほぼ確実に変わっているといえますね。
心なしかグリーンカラーのモデル表記『DEEPSEA』も色味が明るくなって蛍光色が少し強くなったようです。
王冠マークと、ロレックスのモデル表記のフォントはとくに変わりないようです。
しかし、ダイヤル上部のブルーの部分を見ても、青みが強くなっています。全体的に明るいブルーで範囲も広がったといえます。
バックルは旧型は艶なしのバックルで表面がザラザラした仕上げとなっており、最近の仕様では鏡面仕上げとなっています。
バックルの仕上げに関しては、ロレックスのスポーツモデル全般、2015年の夏頃から仕様が変わったとされています。
念の為、裏蓋も仕様変更していないか確認しましたが、特に変わった様子はない模様。
強いて言うなら表記の墨が濃くなったくらいでしょうか?
今回仕様変更が確認できたのは、国内正規品の2017年7月印のDブルーでしたが、いつから変わっているのかはわかりません。私の記憶では4月印のDブルーはまだ仕様変更前の従来のグラデーションでした。あくまで予想ですが5~7月の間に変更になっている可能性が高そうです。
ロレックスの時計はおもしろい事に同じモデルでも年代によって文字盤の仕様が変わったり、後々になって希少価値がついて価格が高騰したりします。Dブルーがもし廃盤となったら今回ご紹介した明るいグラデーションのDブルーもレアダイヤルとして評価される日がくるのでしょうか?楽しみですね!!今後もDブルーには注視し新しい情報が入ったらまた更新したいと思います。