116610LN サブマリーナデイト相場急落
こんにちは。
ロレックスの相場の下落が止まりません。
今までは為替が円安だから相場が上がりそう…。
為替が円高だから相場が下がりそう…。
これがロレックスの常識でした。
しかし3/21現在の為替は110円前後で安定。
コロナウィルスが蔓延する前ほどではありませんが比較的安定した為替となっています。
では、なぜスポーツロレックスの相場が下がっているのでしょう。
インバウンドと相場
現在ニュースでも言われているように国交に制限が多くかかっています。
訪日観光客は2月と比べ58%減とのことです。
このことからしても為替が変わってもそこまでロレックスの相場に影響が顕著に出ないようになっていると考えられます。
どれだけインバウンドに時計業界が支えられていたかがわかりますね。
ロレックスの資産性
つまり現在は国内に住んでいる人の需要と供給のバランスで相場がなりたっていると言えます。
さて、今回はサブマリーナデイトの現行116610LNに注目して話を進めます。
日本に住んでいる方で、プレ値を出してまで本当にサブマリーナデイトを欲しい人がどれだけいるのか。
これがポイントとなりそうです。
現在、純粋にサブマリーナデイトを100万円以上出してほしい人がどれだけいるのかが相場に直結していると思います。
※サブマリーナデイトの定価が943,800(税込)の為。
先月までは正規店でサブマリーナデイトを見つけたら即、購入するつもりだった人は今、サブマリーナデイトを正規店で見つけても購入するでしょうか?
ちなみにですが、私の時計好きの知人、数人と話しましたが半分以上の知人が買わないと答えました。
なぜか聞いたところ「損するから」。
結局、しばらく付けていても損しないからサブマリーナを買おう。
すぐ売ったら儲かるから買おう。
いかに「ROLEX=資産」で見ている人が多いかがわかりますね。
もちろんずっと使いたいから買うよと答えてくれた知人もいました。
他にも結局、相場が以前みたいになれば上がるから多分買うと答えた知人もいました。
相場が崩れた理由
一言でいうのであれば「海外の人は国交で買えないし、日本の人も儲からないから正規店で買わなくなくなりサブマリーナが余るから。」
エンドユーザーがいなくなり物が余るから相場が崩れているんですね。
正直現状ではどこまで値段が下がるかわかりません。
ただ、サブマリーナデイトやサブマリーナノンデイトは今後、正規店で普通に買えるようになるかもしれませんね。
そうなった場合正規店での購入制限はなくなる可能性があります。
理由は先ほど述べた通りです。
もちろんコロナウィルスが落ち着き、海外旅行者が増加すれば相場が上昇する可能性も十分に考えられますが。
それを見据えて今のうちに購入するのも一つの手です。
まとめ
今回はいつもよりも真面目な内容で、ロレックスの資産性の闇に切り込んで書いていきました。
「お金儲けとしての時計好き」の人からしたら言ってほしくない内容だったかもしれません。
もちろん私も買った時計が数年後たまたま相場が上がったケースはありそれは嬉しいです。
ただ以前と比べ「時計=儲かるもの」として考える人が多くなり、損するなら買わない人がも増えたの事実です。
私が初めてロレックスを購入した10年前は、上司にロレックスを持っておけば手放した時に値段もあまり下がらないし、ステータス性もあるから1本ぐらい買っときなよーと言われた記憶がございます。
売った時に値段が下がるのは当たり前でした。
時計の好きのベクトルは人それぞれです。
ただ、儲からないんだったら正規店で買わないって言うのもちょっと寂しいですよね。
平行店で身売りされたデイトナやGMT、サブマリーナを見るたびに思います。
最後にすこし暗い感じになってしまいましたが次回は明るい記事を書けたらと思います!
それではまた次回の記事で!
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