腕時計と言えばロレックス、ロレックスと言えば高級腕時計の代名詞ですよね。
いつの時代も人気で、ここまで世界中で人気を維持し続けるブランドなんて他にあるでしょうか。
私がまだ、時計なんて買えなかった子どもの頃でも、いい時計と言えばロレックスということくらい、常識的に知っていましたからね。
では、なぜ、ロレックスがこんなにも人気なんでしょうか。今回は、少し真面目に考えてみたいと思います。
何かいい時計を買おうという時に、ロレックスを買うような値段を出すのであれば、できれば他人から見ても分かりやすい時計を選びたいというのが普通の感覚かもしれません。
ロレックスを買おうと思えば、少なくとも50万円以上の資金が必要になってきます。
人気のスポーツモデルが欲しい、なんてことになれば、100万円という価格も珍しくはありません。
時計1本に100万円ですよ。100万円。
高級時計に麻痺している人は何とも思わないかもしれませんが、普通の生活を送っている人だと、時計1本に100万円というのは、どう考えても理解してもらえません。
そうなってくると、やはり、買うのであれば、分かりやすいブランドが一番なんですよね。
知名度があって、誰でも知っているブランドであれば、まぁ、長い人生、記念に1本、贅沢をして一生モノの時計を手に入れるということもアリなのではないか。
1本に絞るとなると、やはり、ロレックス1択になってしまうのではないでしょうか。
そんなわけで、ロレックスが好きというのはもちろん前提にはあるのですが、ロレックスを選んでしまうんでしょうね。
いくらいい時計、気に入った時計を買っても、もったいなくてつけられない、つけるにしても気を使うというのであれば、普段使いには向かないかもしれません。
その点、なんだかんだ言っても、ロレックスの時計はかなり丈夫ですからね。
かなり乱暴に扱ったとしても、そう簡単には壊れることはありません。
通常の感覚だとかなり高価な時計なのは確かなので、最初のうちは気を使うし、丁寧に扱いますよ。
でも、最初だけです、最初だけ。
1年も経てば傷だらけにもなってくるし、それがまた、いい味になってきたりするのもロレックスならでは。
丈夫なので、傷がついても平気だし、そんな傷すらも、かっこよくなってくるというのも、ロレックスの魅力なのではないでしょうか。
もちろん、自己責任にはなりますが、正直、10年くらいオーバーホールしなくても平気ですからね。
うちのお袋のロレックスなんて、20年以上オーバーホールはおろか、修理にすら出したこともないですが、元気に動き続けております。
もちろん、末永く使いたければ、定期的なメンテナンスが大切なのは言うまでもないですがね。
ロレックスの魅力の一つとして、私が一番に挙げたいのは、その完成されたデザインです。
デイデイト、デイトジャスト、サブマリーナー、GMTマスターなど、遠目から見てもそれと分かるデザインはロレックスならでは。
不変の美とでも言いましょうか。
ユーザー側の立場から言えば、過去のデザインをそんなに簡単に否定して欲しくないというのが正直なところ。
モデルチェンジするにしても、過去のデザインを正当に踏襲して、現代に合ったもの進化させていくというのは、ロレックスは本当に上手いと思うんですね。
もちろん、好みの分かれるところもあるとは思いますが、現在も圧倒的な人気を誇っていることを考えれば、多くの方も納得するところかと思われます。
今年のバーゼルで発表された、新しいGMTマスターなんて、懐かしいけど新しい、待ってた人にはたまらないペプシカラー、もう、売れない理由が無いですよね。
ブレスレットを専用のジュビリーブレスに変更してくるあたりが、何ともマニア心をくすぐりますよね。
おそらく、正規店に並ぶ日は永久に来ないんじゃないかと思うくらい、今から入手困難な雰囲気が漂っております。
高級時計ブランド全体で考えた場合、ロレックスは決して高いとは言い切れない側面があります。
現在、高級ブランドのスポーツラインを見てみても、オーデマ・ピゲのロイヤルオーク、パテック・フィリップのノーチラスなどは、とても一般人が買える価格ではありません。
100万どころか、200万出しても買えないですからね。
また、ジラール・ペルゴにしてもIWCにしても、ゼニス、ジャガー・ルクルト、パネライ、これら人気ブランドはロレックスを買うのと変わらないくらいの資金を用意しないと買えないモデルが多い。
そう考えた場合に、ロレックスで100万円というのは、もしかしたら安いんじゃないかな、なんて錯覚に陥ってくるんですね。
経験ありませんでしょうか。完全に錯覚なんですけどね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
何故、みんなロレックスが大好きなのかについて、好きなように書いてみました。
もちろん、リセールバリューが高いからとか、ロレックスというブランド力のみに惹かれるとか、色々あるとは思いますが、ロレックスという時計が本当に好きな人であれば、共感してもらえると思うのですがどうでしょうか。
個人的にはもう買うまい、と思って渾身の1本を選ぶのですが、今年のバーゼルのGMTマスターみたいに、次々と魅力的なモデルを出してくるんですね。