世間ではお盆休みも終わり、また、日常の現実世界に引き戻されたという方もおられるかと思います。
今回は、大阪に帰省した時に少し時間があり、久しぶりに時計屋さんをたくさん見てきたので、その時の様子について書こうと思います。
普段、田舎に住んでいると、なかなか直接、時計を見ることができませんからね。
やはり、写真で見るのと、実際に目で見て、店員さんと会話して、生の情報を得られるというのは貴重な体験でございます。
是非、参考にしてみてくださいね。
スポーツモデルの品薄状態が続くロレックスですが、せっかくなので、レキシアにも行ってきました。
あまり期待はしていなかったのですが、案の定、人気のスポーツモデルは壊滅状態でございます。
目ぼしいスポーツ系のモデルで、ショーケースに並んでいたモデルと言えば、エアキング、ミルガウスGVの黒文字盤、ヨットマスターref.268622くらいでしょうか。
あとは、金無垢系のデイトナが並んでいた程度で、実に寂しい限りです。
店内も、中国人観光客を中心に、ひっきりなしにお客さんは出入りするのですが、ほとんどの方がスポーツモデルの陳列ケースに直行し、そのまま出ていくといった状況です。
もしかすると、奥の方に在庫が隠されているのかもしれませんが、聞く気にもなれず、私もすぐに店を後にしました。
今回は主に大阪でもミナミと呼ばれる地域を重点的に回ったのですが、その理由の一つが、先日オープンしたばかりのIWCブティックに行きたかったからです。
IWCは個人的に大好きなブランドなので、楽しみにしていたのですが、思っていた通りのよいお店で、スタッフさんの対応も素晴らしかったです。
今回は、eコマース限定のパイロット・ウォッチ・クロノグラフについて聞きたかったのですが、やはり、受け取りが海外になるとのことで、日本では当面入手できないとか。
ただ、10月を過ぎると、日本でも買えるとの情報もあるらしく、すでに予約も受け付けているとのことです。
値段の方は、詳しくは忘れてしまいましたが、65万円弱だったと思います。
あとは滅多に見られないトゥールビヨンや、永久カレンダーなどの雲上モデルも普通にディスプレイされていたので、その辺りは、さすがブティックといったところでしょうか。
落ち着いた雰囲気で居心地がよく、IWCファンであれば、必ず行きたいお店でしょう。
今回の時計屋巡りで行きたかった2つ目のお店、knotギャラリーショップ。
ほぼすべてのラインナップを見ることができるのは、ギャラリーショップならではですね。
場所柄、少しオシャレな店舗が多い区画にあるためか、私の思っていた通り、お客さんもオシャレな方が多い印象でした。
年齢的にも、20代と思われるカップルが多く、お盆休みとあってか、店内はかなりの人で賑わっていましたよ。
時計の種類もさることながら、ストラップや、バックルの種類も豊富で、自分だけの1本をカスタムオーダーできるところも、knotの時計の魅力ですね。
オーダーできるバリエーションは10,000種類以上だとか。
よほどのことがないと、他人とはかぶらないでしょうね。
今回は、ブランド時計を正規で取り扱っているセレクトショップもいくつか回ることができました。
関西でも有数の品揃えのお店から、比較的長い歴史のあるショップまで行ったのですが、やはり、ブティックが増えてきたせいで、しがらみなど色々とあるようですね。
どこのお店も、店員さんが、結構なプッシュで、買う買わないは別としても、次々と時計を出してきて、前に並べられます。
個人的には、あまり好きな接客ではないですが、押しに負けて買っちゃう人とかもいるでしょうからね。
近くにブティックがあると、そこと勝負ということになるので、そのお店独自のサービスや、接客の仕方など、競争も激しくなってくるのは当たり前かもしれません。
あまり回りきれていないのですが、並行輸入店や、Usedの腕時計を扱う個人のお店は、以前よりもかなり減った印象があります。
それと変わって、今では、ブランド品の買い取りとともに、Used品を扱うといった、全国展開しているお店がものすごく増えたように思います。
気合いの入ったアンティークロレックスや、レア物のスポーツロレックスを扱うお店も、かなり減りましたね。
新型のGMTマスターをみることもできたのですが、お値段の方は254万円と、かなりぶっとんだ価格でした。
ロレックスの値段があまりに高くなりすぎているというのも、店舗が減った理由の一つかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
なかなか普段は実物を見れない環境に暮らしておりますので、久しぶりに時計屋を思う存分見て回ると興奮しますね。
今回は大阪のミナミ地域を回りましたが、時計ブランドに限らず、ルイ・ヴィトンやカルティエなど、店舗地の再編が進んでおり、今後も時計ブランドのブティックなど目が離せませんね。