ここ最近のロレックスの価格上昇は異常とも言えるレベルでございます。
ちょっとかっこいいスポーツモデルが新発売されても、当分買えそうにない価格で推移していますからね。
とはいえ、欲しいものは仕方がないわけで、お金さえ出せば買えないモデルなどない、ということで、あえて買うのが男前ですよね。
そんなわけで、今回は、プレミア価格などなんのその、お金に糸目を付けず、欲しいから買う、そんなロレックス魂とでもいうべき、男前ロレックス選手権を開催いたします。
男前ロレックス、第1位は、やはりデイトナ。
お値段の方は、2,520,000円と、定価の倍以上となっております。
デイトナの凄いところは、ここ10年以上、ずっとプレミア価格で推移しているんですね。
私の記憶では、並行輸入品が定価以下で買えたのは、20年以上前だと思うのですが、どうでしょうか。
少なくとも、正規店で店頭にデイトナのステンレスモデルが普通に並んでいるのは、時計屋さんに通うようになって、かれこれ30年以上になりますが、未だ見たことがありません。
これって、凄いことだと思うのですがね。
こんなに長い間、市場で枯渇しているのだから、もっとたくさん流通させてくれればいいのに・・・。
男前ロレックス、第2位はGMTマスターⅡ。
お値段の方は、2,069,800円と、こちらのモデルも定価は950,000円ほどなので、軽く倍以上ですね。
昨年のバーゼルのニューモデルですが、GMTマスター自体は以前からあったモデルで、確かに待望のペプシカラーに往年のジュビリーブレスと、話題性はあるものの、ここまでプレミア価格になるか?といった感じです。
20年ほど前の、ロレックスブームの時も、それほど人気のあるスポーツロレックスでもなかった、いや、むしろ、不人気モデルだったのに、不思議なものです。
そのモデルを、単に欲しいからという理由で200万円オーバーでポンと買うというのは、やはり、男前なのでございます。
ジュビリーブレスはやっぱりかっこいいですね。
この価格ではとても買えませんが・・・。
男前ロレックス、第3位は現行サブマリーナー。
お値段の方は、1,230,000円と、こちらも定価の874,800円からはかなりのプレミアム価格となっております。
現行のサブマリーナーを第3位に選んだ理由としては、ロレックスのスポーツモデルにあって、定番中の定番でありながらも、こいつまで定価ですら買えないのかと、そういった現状からのこの順位でございます。
いつの時代も安定した人気があり、玉数も比較的多いはずのサブマリーナーを、あえてプレミア価格で買うという、そこに男気を感じるわけでございます。
男前ロレックス、第4位は、サブマリーナーデイト、ホワイトゴールドモデル。
お値段の方は、3,080,000円、新品定価で3,801,600円でございます。
どうでしょうか、ぱっと見、普通のステンレススチールのダイバーズウォッチと見分けがつきませんよね。
むしろ、詳しくない人から見れば、青いベゼルに青い文字盤なんて、偽物?なんて言われかねない、サブマリーナーですが、実際はゴールドの無垢モデルで、定価で買うと400万円近くするという、恐ろしい時計です。
そんなサブマリーナーを敢えて買うというところに、男気を感じます。
これは、間違いなく男前ロレックスですね。
男前ロレックス、第5位は、デッドストックを買う、です。
デッドストックとは、新品状態で保存されているもので、年代はものによって様々ではありますが、基本的には現行ラインナップからは外れたものを指すことが多いようです。
現行品にはないものだから、市場に出回っているのは通常は中古品となるわけで、デッドストックは現行にないものでも新品状態で手に入るというところに価値があるのでございます。
欲しかったモデルが、その時にはお金がなくて買えなかったものの、時が経つにつれて、多少、金銭的にも余裕ができて、買えるようになったと。
中古でもいいけど、どうせなら、新品、デッドストックが欲しい。
価格は高くなるけど、えいっ、買ってしまえ。
男気ある買い方ですね。
こうして手に入れたロレックスは、まさに、男前ロレックスではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
今回は、価格など関係ない、男前ロレックス選手権について書いてみました。
ご存知のように、現在、ロレックスの価格は人気モデルを中心にほぼ全ラインナップがプレミア価格で推移しております。
とはいえ、欲しいものは仕方がないということで、プレミア価格であろうが何であろうが、買うというのが男前ロレックスでございます。