サブマリーナノンデイト(14060M)のオーバーホール見積もり
今年の春に中古で買ったサブマリーナノンデイト。
それまでのオーバーホール履歴や内部の状態も知りたかったので名古屋の日本ロレックスに出してみることにしました。
現状全く問題はないので値段がどれくらいかかるかと、不具合があったらオーバーホールしようかなぐらいの軽い気持ちでした。
で、画像が明細でございます。
しばらく日本ロレックスでオーバーホール(以下OH)していないと基本料金でこれくらいかかるそうで…。
内部部品交換¥5,000-は過去の履歴が10年以上ないと組み込まれるシステムらしいです。
ここから税込なので¥72,900-
やっぱりけっこうかかるのね。
安い自動車の車検ぐらいはかかってしまう。
ルーペで見て、指で何度もざらつきを見て確認したのに…どこかにあるのね…。
さて、ここからは名古屋日本ロレックスの実態をご紹介。
名古屋のロレックスサービスセンターってどうなのよ
名古屋の日本ロレックスは「国際センタービル」一階奥にあります。
国際センタービルとは名古屋地域の国際化を推進することを目的として設立されビルとなります。
中に入ると吹き抜けのロビーがあり上層階には、図書館や貸施設、外国人向け相談施設等が入っています。
商業ビルというよりは市役所みたいなイメージですね。
入るとこじんまりとしたロビーになります。
奥には白服の技術者さんがちらほら。
ファミレスの呼び鈴みたいなチャイムを押すと受付の方がきてくれます。
以下、日本ロレックスの30代ぐらいのお姉さんをR。私をA。
内容を、ざっくりとお伝えします。
A:チーン(呼び鈴)
R:いらっしゃいませ。今日はどのようなご用件でしょう。
A:このサブマリーナをOHしたいので見積もりを出してほしいのですが。
R:見積もりだけはしておりません。OHの意思がないとOHのお受けはしておりません。
A:…!あのー…しばらくしていない古いものなので、どこか悪い箇所があったらと思ったので来たのですが…。
R:わかりました。そうしましたら、まず概算を出しますので少々お待ちください。(裏にサブマリーナを持って去る)
A:(なんだかドライだなぁと思いながら5分ほど待つ。)
R:お待たせしました。内部パーツに特に問題がなくてこの金額となります。(電卓で¥72,900-を見せる)
A:そうしましたら、内部パーツに問題があった場合もっと金額がかかるということですか?
R:左様でございます。どういたしますか?
A:…一応、中も見てほしいのですが…いいですか?
R:かしこまりました。そうしましたら、お預かりして明日、郵送で見積もりをお伝えさせていただきます。
A:職場が近くなので明日の朝、直接行きます。
R:かしこまりました。
その日はちょっとドライな対応だなぁと思いつつもサブマリーナを預け、家路についたのです。
翌朝。
9時から受付をしているということなので、仕事前に地下鉄、桜通り線「国際センター駅」に降りることに。
A:チーン。(再度呼び鈴)
R:いらっしゃいませ。
A:昨日預けた時計のOH見積もりを教えてほしいのですが。
R:こちらになります。(明細とベゼルやブレスをはずされバラバラになった、サブマリーナをカウンターに出される)10年以上当社でのOHの履歴がないので、OHした方がいいかとは思います。
A:内部に特におかしなところはないようなので、今すぐにしなくても問題はないってことですか?
R:はい。ただ、明日止まってしまう可能性もあります。
A:…。一度、今回は持ち帰ります。
R:かしこまりました。組み立てますのでしばらくお待ちください。
A:(ロビーで待つ)
R:お待たせいたしました。こちらになります。ありがとうございました。
A:・・・あのー明細はいただくことはできないですか?
R:・・・通常はお渡ししていません。
A:ちょっと参考にしたいので・・・
R:・・・かしこまりました。こちらになります。(キャンセル印を押されて渡してくれました)
こうして、私はサブマリーナと明細を持って国際センタービルを出たのです。
思ってもない事態・・・
国際センタービルを出て急いで職場へ。
一日ぶりのサブマリーナを装着。
午前中はバタバタと仕事をしておりました。
お昼休みにちょっと状態を確認...。
…!!!!
嘘やー。リューズと逆側。
つまり、傷がつくべきじゃない場所に見たことない傷が入っとるやないかー。
まじかー。
いやー時間経ってるし今更言えないよなぁ。
言いに行ったらクレーマー扱い間違いないだろうなぁ。
悲しすぎる。
ネットで名古屋のロレックス出したら傷ついたとか、ちらほら見たが、そんな訳ないと思っていたのに。
自己修復
悲しいなぁ。
記事のネタも含めてなんて、軽い気持ちで日本ロレックス出さなきゃよかった・・・。
でも、仕方ない。
起こってしまったことは仕方ない。
自分で消しましょう。
写真にある研磨剤。
その名もKIKU-MOL。
布に少量付けて磨きます。
丁寧に消えますようにと優しく円を描くように。
こしこし。こしこし。
結果がこちら。
ふぅ。そこそこ消えたのではないでしょうか。
よーく見るとキズはあるのですが、パッと見はピカピカに。
左上ケース、ラグ横若干のケース痩せの出来上がり。
はぁ・・・。
たまたまだったのかもしれませんが、今回の名古屋ロレックスの対応はちょっと残念でした。
私も人と接する仕事をしておりますので、親切丁寧な対応を心掛けていこうかと思います。
今回はちょっとがっくりな気分です。
それでは。