ヨットマスターⅡはスポーツモデル!
上の写真はロレックス公式HP、ヨットマスターⅡのトップページ写真です。このイメージからもヨットレースは基本的にお金持ちのスポーツ、一般人向けでないと思う人も多いでしょう。
過去のロレックス社で大ヒットした腕時計はどれも特殊時計です。デイトナはレーサー向けの腕時計、サブマリーナ は「潜水士」、エクスプローラは「洞窟探検家」向けになります。みなさんの周囲でこれらの職種の方や実際に就業されている方、います?
ヨットマスターもレガッタを楽しむ特殊な人を対象とした腕時計です。ロレックス社の【DNA】はこの時計にもしっかりと、引き継がれています。
そうです、ヨットマスターは紛れもなく【スポーツモデル】です。
他のスポーツモデルよりも手に入れやすい
このサイトの読者の多くは正規店でロレックスのスポーツモデルを購入できない悩みを持っているはずです。
しかし同じロレックスのスポーツモデルでも、ヨットマスター、ヨットマスター2 となぜか、新品が手に入れやすい状況にあります。
しかも販売価格がほぼ、正規価格と変わらない状況なのです。例えばREF116680ヨットマスターⅡは正規価格は1,992,400円に対して価格comで調べた価格とほぼ変わらない価格になります。
おそらく正規店でも、何度か足を運べば店員が奥から出してくる可能性が高いモデルでしょう。デイトナやサブマリーナ だと、そう簡単には売ってくれないと思います。
トケマーでも中古ヨットマスターⅡは平均するとここ数ヶ月、160万前後で販売されています。しかしそれ以前の時期は200万で販売されていました。
そして驚くことはヨットマスターⅡは全て出品されている腕時計は全て売り切れなのです。2019年6月20日時点では在庫無し状態になっています。
ではなぜ、ロレックスのスポーツモデルなのに簡単に手にはいるのでしょう?
これはヨットマスター特にヨットマスターⅡの特殊性に要因が考えられます。
難しいレガッタ機能
さて、ヨットマスターⅡの特殊機能、「レガッタ機能」は難解な機能です。ヨットレース経験者はわかると思いますが、素人には何のことだかさっぱりわかりません。
要約すると、このヨットマスターⅡは「カウントダウン」と「「ストップウォッチ」2つの機能を備えています。素人はこの【2種類のファンクション】が腕時計に不必要な機能と感じるはずです。
この機能がヨットレースに必要なわけはどんな理由なのでしょうね。
水上で行われる、ヨット競技は陸上で行われるものと根本的に違うがあります。波がある水上では艇がスタートラインで「静止できない」のです。
競艇の観戦や投票経験がある方はご存知でしょう。競艇はスタート前に周回をしてからスタートします。
そのためカウントダウンプログラム機能はスタートラインを切るまでのカウントダウンを行う、プログラムなのです。
そしてスタートラインを切ったのちは通常の計測にスムーズに切り替えることができます。これがヨットマスターⅡ の特殊機能です。
ヨットマスターⅡだけモデルチェンジしない理由と謎
バーゼル情報を集めている人はご存知だと思いますが、ヨットマスターダークロジウム系はモデルチェンジしましたが、Ⅱはモデルチェンジ無しでした。
Ⅱが「据え置き」状態だったことで、逆に近いうちにヨットマスターⅡはモデルチェンジがあるという意見を持っている人も多いでしょう。そのことを示すようにトケマーでのヨットマスターⅡの在庫不足は気になるところですね。
謎が多いこのモデルはやはりロレックスのDNAを遺伝している、ロレックスらしい腕時計でしょう。
さて、皆さんはどう考えますか?
僕はある日突然モデルチェンジという、可能性を予想しています。ヨットマスターを狙っている人は、そうなる前に手を打つべきです。
ヨットマスターⅡよりヨットマスター42へ全面変更?
ロレックスのHPの構成もヨットマスター42をプッシュしています。しかし、ヨットマスターⅡの機能説明に関しても、HPの中ではスペースを割いて説明をしています。
ロレックス社がどちらをこれからの継続モデルとしていくのかが、注目です。
しかし、私の経験では大ブレークする可能性が高いのは【ヨットマスター2」 の方だと考えています。
万が一、生産中止となれば大高騰を起こすことは間違いありません。
デイトナやミルガウスと同じ可能性を持ったヨットマスターⅡは注目です。
もともとロレックスは売れないモデルは さっさと見切りをつける傾向にあります。
かつてのデイトナやミルガウスも生産中止になってから、メーカーの想像以上に売れてしまったというのが、本音でしょう。
ヨットマスターの未来予想図は
確実に値上がりが期待できる腕時計はヨットマスターのダークロジウムです。
サブマリーナ がこんなに価格上昇している現状で、確実に手に入れられるヨットマスターⅡはおすすめのスポーツモデルになります。
夏が真っ盛りのこれからはヨットマスターⅡ に相応しい季節です。
比較的手に入れやすい、ヨットマスターやヨットマスターⅡ を夏の選択肢のひとつとして、購入してみてはいかがでしょうか?