ロレックス ディープシー Dブルー Ref.116660(本物の画像)
型番:Ref.116660
ケースサイズ:44mm
ムーヴメント:Cal.3135
素材:ステンレス/セラクロムベゼル
防水:3900M防水
2014年発表のモデルですが、
すでにしっかりしたコピー品があるんですね。
今回は、どっちでしょうとかしません。
前回同様左が偽物です。右が本物です。
比較してあるので見てみてください!
ロレックス ディープシーの真偽比較画像集
フェイス比較
前回のサブマリーナデイト同様に、
パッと写真で見ただけでは、どっちがどうとか分かりにくいですね。
ただ今回のは、全体は良く出来てますが
比較すると明らかに違いがあります。
次の画像です。
「ROLEX」文字
12時側のアップです。
王冠マークとか、書体とかは
比較しても同じに見えます。
ですが、
文字では無く、文字盤を見てください。
質感が違います。
偽物は、マット調でざらっとした感じです。
本物は、エナメル調のつるっとした感じでした。
「DEEPSEA」文字
あとは、Dブルーのメインともいえるグラデーションですかね。
本物の方が少し明るめです。
文字とかも細い太いはありますが、一緒に見えますね。
ただ、「DEEPSEA」の文字は艶ががあるように見えます。
こちらの比較の方が文字盤のざらっと感は分かりやすいかと思います。
スカシ
透かしは残念?ながらかなり雑でした。
サブマリーナデイトの偽物の方がよくできてました。
ディープシーはガラスも厚いので入れずらいんですかね。
このあたりが、「S級」にしなかった点です。
知ってる人が見れば比較しなくても分かってしまうので。
ベゼルの数字(30部分)
ベゼル「30」の数字の溝の仕上げが偽物はざらざらっぽくなってますが、
単体で見ればそんなものか程度でした。
裏蓋
ココもパッと見は同じに見えますね。
本物は裏の色が変わっている部分はチタンが使用されているのですが、
偽物はどうなんですかね?
磁石には反応しなかったので、その辺の鉄クズとかではないと思いますが、
そこまでするんですかね。
色味はほとんど同じでした。
裏蓋ロゴ拡大
王冠の彫は甘かったですね。
5本の棒が太いです。
あとは、インクの艶感もなかったです。
バックル①
この部分のバックルはしっかり出来てました。
前回のサブマリーナデイトでは、ざらざらっぽく見えてつるつるだったのですが、
こっちは、しっかりざらざらでした。
本物も触った感じはざらざらですので、それなりに良くできていたと思います。
バックル②
こっちのバックル部分は全然でしたね。
細かい所が少しつぶれてました。
それに比べ本物はしっかり1文字が綺麗です。
比較無いけど偽物の画像がまだあるから掲載します。
ベゼルエッジ
見ただけだと、こんなもんかと思ってしまいますね。
エッジもそれなりに立ってました。
バックルの王冠
ここもどうでしょう。
綺麗には見えますが、やはり間の仕上げが少し雑ですね。
バックルのスライド部分
ここは、バックルの長さ調節する部分です。
綺麗にはなってますが、本物はもっときれいです。
比較が無くてすいません。
バックル全体像
本当にざっくり見ると良くできてますね。
ただ、バックルの噛みあわせが少し甘いです。
バックル
バックルの中央を引き上げて長さ調節をするのがディープシーの特徴ですが、
偽物もちゃんとできます。
しかし、ここも少し残念でパチッとはまらず、少し隙間が開いていました。
文字盤拡大
アップで見るとザラつき感がすごかったです。
ここが、一番わかりやすいんじゃないでしょうか。
裏蓋外して中を見てみた。
ちょっと力を入れると回るんです。
ゴムのOリングが入っていたので防水はしっかり出来るのかもしれませんが、
手で開くって流石です。
びっくりしました。
機械
開けた中身の機械はこんな感じです。
ETAムーヴが搭載してあるみたいです。
デイトチェンジもしっかり12時で変わりました。
最後に
こんなもの売ったりしてはダメですよ。
このレベルなら、買取するところはまずないとは思いますが・・・。
こちらのディーブルーは中国へ行った時に値切って現地で購入したものだそうです。
8万位した物を3.4万にしてもらったとか。
値引の幅がえぐいです。
どんだけ金額盛ってるんですかね。
今回のはS級まではいかないそれなりに良くできている偽物だったと思います。
店を構えている中古時計販売店にはまず置いていないとは思いますが、
個人商店や、オークション等で購入する際はお気を付け下さい。
読んでいただきましてありがとうございました。
最後の最後に・・・
バックル②というタイトルの※1と記載有る写真だけは、
左が偽物で、右が本物です。
お気づきになりましたか?