2016年にステンレスモデルの新型デイトナRef.116500が発表された事で大変盛り上がりましたが、実はこの年にコンビモデルのデイトナも新型がリリースされました。
新型コンビデイトナのシェルダイヤルは画像のホワイトシェルとブラックシェルの2種類となっております。
ブラックシェル文字盤(正式名称:ブラックマザーオブパール)はシャンパンカラーのクリスタル目が特徴的です。
シェルダイヤルは天然物である為、2つとして同じ文字盤が存在しない事でも有名です。
ロレックスにはシェルダイヤル以外にも天然石や鉱物を使用した文字盤が多く存在します。
隕石を使ったメテオライト、天然石のオニキス(黒)やラピスラズリ(瑠璃色の天然石)、アンモアイト(化石宝石)など珍しい素材が多数存在しています。
【商品名】コスモグラフデイトナ
【型番】116503NG
【機械】自動巻き Cal.4130
【素材】K18イエローゴルド×ステンレス
【カラー】白シェル
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】2,235,600円(税込)
【備考】2016年新作
大きな変更はベゼルタキメーターの目盛の大きさです。印字が太くなり、視認性が格段に上がりました。さらにタキメーターの数字の下の目盛もRef.116523(旧型)は『・ドット』に対してRef.116503(新型)は『▲』となりました。
新旧を比べてみましたが、ベゼルの目盛以外の変更点は見当たりませんでした。
タキメーターの目盛が大型化したことにより、視認性も向上しただけでなく、フェイスの印象も力強くなりました。
デイトナのコンビモデルというと、どこか派手なイメージがありやや抵抗がある方も多いかと思います。使いこなすのも中々難しいモデルだと思いますが、ホワイトシェル文は派手さはありながらも、上品な印象もあるので、チャレンジしてもいいかもしれません。
また、シェル文字盤表面は凹凸があるのが特徴的でこれにより、特殊な発光を可能にしています。んー、美しい!
角度を変えると、薄いピンク色やグリーンに発光するのでとてもキレイです。シェルダイヤルは視覚でも楽しめる文字盤ですね!
シェル文字盤は貝殻を切り、それをダイヤルに加工するのですが、この作業には高度な技術が必要な為、ノーマルのダイヤルと比べて高価な価格設定となっております。
Ref.116503G(8Pダイヤ・ノーマルダイヤル)の定価は1,954,800円(税込)
Ref.116503NG(8Pダイヤ・シェルダイヤル)の定価は2,235,600円(税込)
定価を比べてみると、同じ8Pダイヤでもノーマルとシェルの違いで30万円弱の価格差があります。それだけ加工が難しく、素材としても価値があるということになります。
ブレスレットは定番の3連オイスターブレスレットとなっております。
やはりイエローゴールドは華がありますね!いつかつけてみたい。。
気になる価格ですが、並行店ではいくらくらいで販売されているのでしょうか?
2017年8月現在、楽天市場では中古の在庫はありませんでしたが、目安で170万円~180万円の間といったところでしょうか? 新品・未使用品だと180万円~190万円がひとつの目安になっていると思います。
定価が約235万円しますが、並行店で販売されている価格は170万円~190万円くらいです。
かなりの金額差がありますので『正規店じゃなきゃ絶対嫌だ』という方は以外は並行店での購入をおすすめします。
ステンレスデイトナに押され気味ではありますが、コンビのシェル文字盤も魅力的な時計だと思います。
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