プラチナのデイトナって価値があるの?
スポーツモデルの中でもずば抜けた存在であるロレックス デイトナ プラチナ 116506ですが、本当にその価値があるのでしょうか?
何故かと申しますとこのデイトナ プラチナ 116506は現在爆発的人気を博しておりまして、中古でいえばほとんど見かけなくなったほどでございます。
今回はデイトナ購入に至るまでの実体験談を交えながらすすめていきたいと思います。
そんなにお金出すならロレックスじゃなくてもいいんじゃない?
まずデイトナ プラチナ 116506を検討する人が行き当たる問題がコレです。
中古でも550万円以上、定価で740万円という資金を投入してロレックスを買うわけですから。
この考えに至る訳です。
でもデイトナプラチナ116506を買っている人が多いのは何故なのでしょう?
①普段使いに向いているモデルであるということ
②資産性が抜群であること
まずはこのあたりの真相ををサクッと見ていきます。
普段使いに向いているモデルであること
デイトナのプラチナを買う人に意外と共通する特徴は「かたい仕事」をしている人が多いです。
実際の知人ではIT企業の営業マン、不動産会社経営、ニューヨークの証券マンなど手堅く稼いでいる方が買っているイメージですね。
そして全員に共通して言えるのが毎日では無いにしても意外と普段の仕事に着けていたりします。
これがピンクゴールドのデイトナだとそうもいかないみたいで、
儲かってます。と言わんばかりです。これじゃあ商談もまとまりませんわ〜
その点デイトナのプラチナモデルの116506は一見ステンレスモデルと同じような色合いなのでそこまで目立たないんですよね。
実は並べると色味は全然違うんですがそこまでは皆さんパッと見はわからないでしょうし、時計に興味がない人には「ごく普通な時計」に見えるのです。
ただ着けている人は皆さん言いますが、時計好きと会うと「とんでもない時計してますね!」と言われるみたいです。
必要な時だけステータス性を発揮できるのが便利みたいですね。
ホテルやレストランのスタッフも高級靴店の店員さんも良いものは知っておられる方が多いですからね。
分かる人にしか分からない、だからこそ普段使いしやすいみたいですね。
資産性が抜群であること
もしかするとこのあたりがデイトナ プラチナ 116506が売れている最大の理由かもしれません。
500万円オーバーの定価の腕時計の中でこのモデルは異常な資産性の高さが見受けられます。
それはロレックスのモデル同士で比べても500万以上のロレックスの中で新品価格からの資産性はデイトナ プラチナ 116506がナンバー1と言えるでしょうし、他のメーカーの商品と比べると更にその差は顕著なものになります。
一例としてほぼほぼ定価が同じ他のメーカーの腕時計と比較してみましょう!
ちょうど比べられる定価のブレスレットタイプの無垢がブレゲのマリーンロイヤルでした。他意はありません。
2017年2月相場
ブレゲ マリーンロイヤル 5847BB
定価764万円→買取相場350万円付近 定価からの資産性=45%
デイトナ プラチナ 116506
定価734万円→買取相場500万円付近 定価からの資産性=68%
他社の人気モデルと比べても2割以上高い資産性を誇っていた。恐るべしデイトナ プラチナ116506。
やはり700万円台の定価の商品では最強クラスの資産性のある一本だと言えます。
対抗できるのはパテック・フィリップのプレミアモデルぐらいでしょうか。ただパテック・フィリップのプレミアモデルは買おうとしても手に入らないので非現実的なんですよね〜。
次のページでは見た目が似ている「アイツ」との直接対決です。本当にデイトナ プラチナ 116506は価値ある一本なのでしょうか?
ホワイトゴールドとプラチナ
実際に本気でデイトナ プラチナ 116506を買おうとしている人が差し掛かる疑問があります。
「ホワイトゴールドのデイトナで良くない?値段も安くて済むし!」
これなんです。
実際5メートル離れて見たらほとんど違いなど分かりません。
実際に文字盤以外の外装の見た目で言うなら差はほとんどありません。
そうなのです。ここからは本当の時計好きかどうかが試される時なのです。
ワイン好きの言葉を借りるのであれば
「2000円のワインと8000円のワインを飲み比べてあなたに6000円分の味の差を感じられないならあなたには2000円のワインが最も適している」
誰にでもいい時計ではありません。まず500万円オーバーの腕時計の時点で買える人も限られてきます。
ただもしあなたが上の言葉で言う6000円の違いが分かる人ならば、その人の為にここからは書いていきます。
ホワイトゴールドとプラチナの違い
デイトナ プラチナを着けている人がデイトナのホワイトゴールドを着けた時の一言
「軽い、なんだこれ」
そうなんです。
ステンレスのデイトナ=約140g
ゴールドのデイトナ=約200g
プラチナのデイトナ=約280g
ステンレスのデイトナをしている人はゴールドのデイトナの重さに驚き、
ゴールドのデイトナをしている人はプラチナのデイトナの重さに驚く。
ハッキリ言うとゴールドのデイトナとプラチナのデイトナでは着けた感覚が全く違います。
全然僅差じゃ無いです。1ステージ違う時計だと断言できます。
ズッシリという感覚じゃないです。腕引っ張られてる重力を感じます。
そして色も実は全然違います。
ホワイトゴールドのデイトナと比べてもプラチナの方が白いです。ステンレスとプラチナのデイトナを並べて見ると、
「光の跳ね返し方が別物です」
太陽とLED証明の下だとプラチナのデイトナは
「朝日の登りきった太陽に照らされた水面」みたいに永遠とキラキラしています。
その輝きは問答無用で
「俺は高い時計だ」と主張している様に自分自身のモノの良さを主張しているようです。
そしてデイトナフリークを名乗るなら1番上のランクのデイトナを着けていたいというオトコゴコロもあるのだと思います。
ベンツで一番上のクラス買う感覚、BMWで言えばMしか乗らない人と同じでしょうね。
男性として負けたくない性がプラチナモデルを買わせるのだと思います。
まとめ
さてこのデイトナ プラチナ116506は本当に734万円という定価の価値があるのか?
その答えは個人によって違うと思いますが、私はあると思います。根拠は、
・めちゃくちゃ高い資産性
・カラーゴールドのデイトナモデルより使いやすい
・めちゃくちゃ思い280g、最初は手が上げづらい
・光の下でそりゃあもう光ります
・デイトナ50周年モデルであり最上級のデイトナ
でも途中で書きましたが、その差に価値を感じられない人にはオススメはできない時計です。
そして余談ですが、最近市場での出回りが少ないため意外と短命に終わるのではないか?との推測もあります。
是非デイトナプラチナを本気で考えている方、ホワイトゴールドモデルに行かずにプラチナに行かれた方がいいです。絶対その方が後悔しません。
それでは本日はこのあたりで、失礼いたします。