2016年生産終了! Ref.116520
【商品名】ロレックス コスモグラフデイトナ
【型番】Ref.116520
【機械】自動巻き Cal.4130
【素材】ステンレススチール
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【参考定価】-
【備考】生産終了モデル(2000年〜2016年)
過去最高の価格をマーク!勢いが止まらない・・・
2000年登場のRef.116520は2016年に生産終了となるまで、長い間、デイトナ人気を支えてきました。
2016年に新型デイトナRef.116500LNが発表されたことにより、生産終了のRef.116520の実勢価格は右肩上がりとなり、現在では過去最高の価格をマークしています。
最終ランダムシリアルの鏡面バックル仕様となると、200万円を超える値段がついています。底値の約2倍にまでなっているわけです・・・恐ろしいですね。つい10年前までは100万円あれば購入できたモデルが倍の値段ですから。
スペック申し分なし!ロレックス初の完全自社ムーブメントCal.4130
デイトナのスペックの高さはすでに実証されており、非常に強いモデルです。
2000年という節目の年に、それまでのゼニス社のエル・プリメーロベースの自動巻きクロノグラフからロレックス初の完全自社ムーブメントが誕生しました。
旧旧型であるRef.16520と比べ、基本デザインに大きな変更点はないものムーブメントの変更で完成度が更に高まりました。
Cal.4130の特徴
従来のクロノグラフと比べ、部品の数を減らすことに成功し、メンテナンスのしやすさが向上し整備しやすくなりました。
クロノグラフの作動方式も変わり、それまでは水平クラッチ式でしたが、Cal.4130は縦に垂直輪列させた垂直クラッチに変わり、クロノグラフの作動がより正確になりました。
クロノグラフのモデルによくありがちな『クロノグラフ針の針飛び』もなくなりました。
パワーリザーブも約52時間から72時間(3日間)に延長され、実用性も更に高まりました。
『デイトナ』というネームバリューにどうしても目がいってしまいますが、116520に搭載されているムーブメントは長い間、デイトナを支え続けた事は間違いありません。
年式によって価格もさまざま!
デイトナ Ref.116520は16年間の製造期間の間にいくつかマイナーチェンジをしており、仕様の違いで価格差が生まれております。
【2000年〜2006年途中】初期デザイン
夜光⇨ルミノバ 、バックル⇨旧バックル
ルーレット刻印なし。
現在の実際価格は150万円前後です。2000年〜2006年(ルーレット刻印が入るまで)は仕様は同じため、大きな価格差はありません。
【2006年〜2008年】ルーレット刻印が入る
夜光⇨ルミノバ 、バックル⇨旧バックル
ルーレット刻印あり。
現在の実際価格は150万円〜160万円前後です。2006年の途中からルーレット刻印が入ります。5万円前後価格が上がります。
【2008年〜2012年途中】新バックルに変更
夜光⇨ルミノバ 、バックル⇨新バックル
ルーレット刻印あり。
2008年のV番途中からバックルが新バックルになり実際価格は150万円代後半〜170万円前後。新バックルに変更した事でで7〜10万円ほど価格が上がります。
【2013年〜2015年】クロマライト夜光
夜光⇨クロマライト、バックル⇨新バックル
ルーレット刻印あり。
2013年の途中からクロマライト夜光に変更になりました。実勢価格は160万円〜190万円前後です。
【2015年〜】
バックルがポリッシュ仕上げに!最終仕様
夜光⇨クロマライト、バックル⇨新バックル(ポリッシュ仕上げ)、ルーレット刻印あり。
2015年の夏頃からバックルの仕上げがポリッシュ仕上げとなり、116520の最終の仕様となります。翌2016年に生産終了となった為、ポリッシュ仕上げの116520は個体数が少なく、高騰しています。実勢価格は200万円〜240万円。デットストックはさらに上がります。
同じモデルでもちょっとした仕様の違いで価格が大きく変わるのがデイトナの魅力の1つです。
どの年式を狙えば良いのかは目的によって変わってくると思います。116520の中でもお手頃なのは初期仕様のモデル。投資目的として狙うなら最終仕様のポリッシュ仕上げのバックルがいいかと思います。すでに200万オーバーはついてしまっていますが、今後増える事のないモデルなので、さらに化ける可能性があります!