1945年にオイスターケースとパーペチュアル機構、それに加えて文字盤の3時位置にデイト表示を備えた時計として誕生したデイトジャスト。
登場から10年後の1955年には、デイト表示が瞬時に切り替わる"デイトジャスト機構"を搭載し、『ロレックス三大発明』の全てを備えたモデルとなりました。
素材や文字盤、サイズのバリエーションも豊富で、国内ユーザーが最も多いモデルとしてその地位を確立しています。
特に近年ではスポーツモデルだけでなく、ドレスモデルの新作にも力を入れているロレックス。
そんな人気のデイトジャストから2017年、新型キャリバーを搭載したデイトジャスト41が発表されたのでご紹介してまいりたいと思います。
デイトジャスト41の文字盤バリエーションは全部で6つとなっています。画像はスムースベゼルのRef.126300ですが、ジュビリーブレスレットのモデルも同じ6つのバリエーションとなっています。
定番色であるホワイトダイアルは清潔感があって、好感度の高いカラーです。ビジネスシーンでも重宝される色なので、着けている方はブラックの次に多いでしょうか。
また、ホワイトカラーはフォーマルシーンではもちろん、カジュアルシーンでも活躍する万能カラーとなっています。女性ウケも良いですよ。
【商品名】デイトジャスト41
【型番】Ref.126300
【機械】自動巻 Cal.3235
【素材】ステンレス
【カラー】ホワイト
【ケースサイズ】41mm
【防水性】100m
【定価】756,000円
【備考】2017年発表モデル
前身モデルのデイトジャスト2のインデックスは太いものが採用されていましたが、デイトジャスト41はより細くシャープなインデックスに変わりました。
インデックスが細くなった分、文字盤とのバランスも良くなり、より使いやすくなった印象です。フラッシュフィットもわずかに仕様変更しており新型は中央部分に段差をつけた構造となり、立体感が増しています。
ケースの厚さは11.5mmとなっており、標準的な厚さよりやや薄いケースとなっていますので、フィット感は良好です。
リューズはスクリュー式トゥインロック(二重密閉構造)となっており、100m防水を確保しています。
また、バックルには約5mmの調整が可能なエクステンションリンクが採用されています。現在、ロレックスの多くのモデルに標準装備されています。
このモデルの最大の魅力は新ムーブメントCal.3235が搭載されている点です。
特殊な加工技術によりエネルギー効率を約15%向上した脱進機の他に、香箱を壁を薄くすることにより大きなゼンマイを収納する事ぇ、約72時間のパワーリザーブが実現しました。
また、操作禁止時間帯がないムーブメントなので、非常に便利です。時間帯を気にせずにデイトチェンジができるのは本当に便利です。
◼️Ref.126300 2018年9月現在の価格相場◼️
【国内定価】756,000円(税込)
【並行店中古相場】650,000円〜750,000円前後
【並行店新品相場】720,000円〜780,000円前後
現在の相場はこのようになっています。デイトジャスト41でと文字盤によって価格差があり、一番高いのはブルーダイアルとなっています。ブルーは新品で78万円前後、中古でも70万円オーバーで取引されています。
それに比べてホワイトは狙い目で並行新品でも定価以下の金額で買えますし、中古であれば60万円代での購入が可能です。
つい最近でもホワイトダイアルの中古がトケマーに出品されていましたが、即SOLD OUTとなっていました。
現在では人気のスポーツモデルを中心に中古でも100万円以上の値段がついているモデルが多い中で、デイトジャスト41は比較的手頃な値段となっているので、狙っている方は多いのだと思います。
コストパフォーマンスを考えると間違いなく上位にランクインするデイトジャスト41はおすすめです。スポーツモデルをすでにお持ちの方はセカンドウォッチにいかがですか?