2021/12/28 聖徳太子
ロレックス エクスプローラー は前作 214270 以外のモデルはケースサイズが36mmです。
今回は現行販売されているモデルのデザインコード、36mmに絞ってご紹介できればと思います。
エクスプローラー(1)は探検家の為の腕時計と言う事もあって極力視認性が高く、無駄な物が無いシンプルなデザインです。
ケースの大きさは、他のスポーツモデルと比べて小さ目の仕様と言うのが人気の大きな秘訣なのかなと思います。
エクスプローラーは1990年(E番)からデザインが近代的に変わりますが、元からのデザインコードを大きく変えていないと言うのが大きな特徴です。
今年の新型としてイエローゴールドのコンビモデルが登場しましたが、基本的には大きな見た目の変化はありません。
ロレックスの大きなブランドの特色として色、素材のバリエーションが豊富さがあげられるのに対して、エクスプローラーは極限のシンプルなデザインコードを守り続けていると言う特徴があり、そこに魅力を感じ今も尚人気モデルであり続けているのです。
1990年から14270が製造されます。
cal3000ムーブメントを搭載。初期のものはブラックアウトと呼ばれているインデックスの 3 6 9 のインデックスにブラックのラインが入っているものがあります。
またダイヤル表記がシルバーカラーのものがありレア個体として取引されております。
ちなみに114270(V番)にもブラックアウトが存在し、そちらも相場がかなり高いです。
14270はキムタクがドラマ「ラブジェネレーション」で着用し、日本でのロレックス ブームに火をつけたモデルとも言われていますね。
114270は2000年(P番)からランダム番まで10年にわたってい製造されていたモデルです。
ムーブメントcal 3130に変更されました。
大きく変わった点は無いものの、10年にわたって細かなマイナーチェンジが行われております。
2005年(D番)頃ガラスに透かし(王冠マーク)、06年(Z番)頃にルーレット刻印等、変化が加えられております。
114270はG番が生産個体が少なく比較的レアモデルとして取引されている傾向です。
126270は今年2021年に新しく販売されたモデルです。
39mmケースから変わって36mmが復活しました。
36mmのケースはエクスプローラーのルーツを感じられるので、他のスポーツモデルと差別化を図るという意味で大きく話題を呼びました。
36mmの114270と比べてみるとインデックス幅と夜光部分が変わり、ラグも少し大きくなったような印象を受けます。
これによって少し現代的なデザインになり、視認性、堅牢性が向上しました。
バックルの仕様も大きく違い現行モデルの方が今っぽくスタイリッシュな印象です。
まとめ
エクスプローラーの36mmは必要最低限のシンプルなデザインで、年代ごとに細かい仕様変更によって「よくみると少し違うディテールが楽しめるモデルです。
最新作も良し、旧モデルの36mmケースも良し、マニアックなブラックアウトを探しても良し、魅力がたくさんありますね!
ではまた。