TUDOR
2017 TUDOR HERITAGE BLACKBAY CHRONOGRAPH
TUDOR
2017年のチュードル新作と言えばブライトリングのクロノグラフムーブメントをベースに誕生した「BB CHRONO」こと79350が1番印象に残ったモデルでした。
タイミング良くトケマーで売っています。
国内定価がありませんので、安いか高いか比べるのがアレですが私のイメージでは40万円以上かな?と思っていましたのでコレはお買い得かな?
ブライトリングはブライトリングで「ナビタイマー8」シリーズをすでに発表しバーゼルワールド2018に準備万端。
The Navitimer 8 collection
ナビタイマーの名は冠しているものの、回転計算尺は装備せずクラシカルなクロノグラフに仕上がりました。
ヘリテージブームですので、まぁこういう戦略もありですかね。
新CEOのジョージ・カーンさんの仕掛ける最初の一手です。
new Navitimer 8 watches
今年の新作ナビタイマー8シリーズを見てみると、縦目のクロノグラフもありました。
・・・あれ?ETAの2020年問題があるのに今年の新作にバルジュー7750を使用するのか?
そう思わずにはいられませんね。
日本ではオールドナビタイマーをリリースするなど、まだまだ縦目クロノグラフのファンは潜在的にいるのです。
バルジュー7750はすでにパテントが切れているため、クローンムーブメントが出回っています。
精度・コスト的に選ばれているのはセリタのSW500。
バルジュー7750の代替品として周知され多く支持されるムーブメントで信頼度も高いです。
(※ほぼバルジュー7750と同じです)
この際、ETAでもセリタでも何でも良いのですが、「アレ」がチュードルのアレがね、待ち遠しいのですよ。
ここ最近、急上昇のアレです。
2018 TUDOR HERITAGE CHRONO-TIME
と、前置きが非常に長くなりましたが、何が言いたいの?とね。
えぇ、そうなんです。
私が今年のバーゼルワールドで、チュードルに期待する新作は縦目クロノグラフ「クロノタイム」の復刻です。
2001年のETA供給ストップの会見後、各社「自社製ムーブメント」の開発に時間とお金を掛けるようになりました。
チュードルでも79260Pの生産をストップし、縦目クロノグラフの歴史にピリオドが打たれて早15年以上。
ビンテージブーム、ヘリテージブームによってロレックスだけじゃなくチュードルのビンテージにも注目が集まり出したのはここ2年くらいでしょうか。
以前からチュードルはヘリテージに力を注いでいますね。
現代解釈版の2カウンターチュードルファーストクロノグラフ復刻は記憶に新しいでしょうか。
ロレックスと路線が完全に変わり、自立したところまでは良かったのですが新作はことごとく空振り。
ようやく当たったのは「ヘリテージ」でした。
これまでもETA社のムーブメントを利用していたにも関わらず、バルジュー7750の使用を何故か止めてしまっていました。
ブライトリングのように、縦目クロノグラフを「ヘリテージ」として復刻させるには良いタイミングだと思うのです。
いま「クロノタイム」が非常に盛り上がっています。
2年前50万円以下だった791**系が、いまや100万円を越えてしまっています。
たしかに手に取ると非常に格好良い。
ヴィンテージ感も味わえますし、ロレックスのパーツも使っている。
スペック的にはまだまだ現役なので「使えるビンテージ」ですね。
で、
願わくば「エキゾチック」ダイヤルで復刻して欲しいのです。
エキゾチックは限定品でも何でも良いです。
41mmまでの大きさで、SSベゼル・プラベゼル(セラミックになるかな)の2機種をリリースしてください。
悩みたいのです(笑)
もちろん現行ブラックベイもそうですが大ぶりなブロックケースを採用してですね。
お願いします!チュードル様
クロノタイムブームの真っ只中、「復刻」祭りがあるのではないでしょうか?
いや、そうであってください!
今年こそ!