2017年発表 デイトナ Ref.116519LN NG
ロレックス史上初のセラミックベゼル SSデイトナが発表されたのが2016年でしたね。その翌年にはセラミックベゼルの WGデイトナRef.116519LNがバーゼルで発表されました。
新型からセラミックベゼルに変わり、さらにストラップはそれまでのレザー(革)からオイスターフレックス(ラバー)に変わりました。
よりスポーティなモデルに生まれ変わり注目を集めています。そこで今回はWGモデルの中でも珍しいホワイトシェル文字盤 8Pダイヤ Ref.116519LN NGのレビューをしてまいりたいと思います。
デイトナ Ref.116519LN NG 基本スペック
【商品名】コスモグラフ デイトナ
【型番】116519LN NG
【機械】自動巻き Cal.4130
【素材】K18×オイスターフレックス(ラバー)
【カラー】ホワイトシェル
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】3,445,200円(税込)
【備考】2017年発表
オイスターフレックス仕様の金無垢デイトナ
2018年7月現在、オイスターフレックスを採用している金無垢デイトナのバリエーションは以下の通り。
K18YGモデル Ref.116518LN
ノーマルダイアルの文字盤バリエーションはら5種類でした。従来のバリエーションに加え"シャンパン×黒目の文字盤が追加されています。
K18YGのダイヤ付きモデルは3種類。シャンパンゴールド文字盤、黒文字盤。そこにホワイトシェル 8Pダイヤの計3種類が展開されています。
K18PGモデル Ref.116515LN
PGモデルはノーマルダイアル4種類に、バケットダイヤを採用したモデルが1種類の計5種類となっています。
個人的にはチョコレートアラビア文字盤に惹かれてしまいますね。雰囲気があってカッコいいです。またバケットダイヤを採用しているモデルは現在PG無垢モデルのみとなっています。
K18WGモデル Ref.116519LN
K18WGモデルはさらに少なくHP上にはノーマルダイアル、ダイヤ付モデルを含めても3バリエーションしかありません。新色のスチール×ブラックと定番の黒文字盤(8Pダイヤ)、そして今回ご紹介するホワイトシェル文字盤の3種類のみ。
ディテールをチェック
おなじみのホールマークが刻印されていますね。ロレックスの金無垢モデルはラグの裏とバックルのクラスプ部分にこのようにホールマークが刻印されています。刻印も配置も前作から変わっていませんね。
光沢のあるセラミックベゼルはホワイトゴールドとの相性抜群ですね。引き締まった見た目となり、文字盤がより映えてバランスが良くなりました。
ブラックライトに当てると天然ダイヤモンドの特性でもある"蛍光性"も確認できます。ダイヤモンドの蛍光性は、程度によってNone(なし)、Faint(弱い)、Medium(中)、Strong(鮮やか)、Very Strong(かなり鮮やか) に分けられます。
ダイヤモンドは4Cの様にダイヤモンドグレードにランクがある為、蛍光性にもランクがあるように考えられがちですが、"蛍光性"と"品質"は全く関係ありません。
また、蛍光性が認められたダイヤモンドの95%以上は画像のように青色の蛍光色となります。合成ダイヤモンドには蛍光性は見られない為、裏を返せば天然のダイヤモンドが使われている証明になりますね。
個体差を生む天然素材"シェル文字盤"
天然の貝殻を用いた文字盤素材であるシェル文字盤は光の当て方や角度によって印象が変わる素材です。
高級時計ブランドでもよく採用されているシェル文字盤。一般的にはレディースモデルに採用されることが多いですが、メンズモデルのシェル文字盤もかなりイケてます!
角度を変えてみるとより強い光沢感が出てきます。文字盤表面の凹凸も個体差があり面白い文字盤です。
上品でスポーティなモデルとなっており、かなり魅力的ですね。
ヨットマスター40 Ref.116655と同じオイスターフレックスベルトが採用されています。このブレスレットは柔軟性のあるチタン ニッケルの合金製プレートを、耐久性に優れる高性能ブラックエラストマーで覆われています。
ラバーストラップ本来の快適さを備えつつ、耐久性もバッチリ確保した、次世代型のラバーベルトといえます。腕につけた時のフィット感はかなり良いですよ。
現在、中古市場での出回りが非常に少ない一本となっており、プレミア価格で取引されていますが、それだけの魅力が詰まったモデルだと思います。
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