【商品名】ロレックス コスモグラフデイトナ
【型番】Ref.116520
【機械】自動巻き Cal.4130
【素材】ステンレススチール
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【参考定価】-
【備考】生産終了モデル
2000年に自社製クロノグラフムーブメントを搭載したデイトナが発表されました。
搭載されている自社ムーブメントCal.4130は、72時間パワーリザーブを有し、パラクロム製ヒゲゼンマイが採用され、耐久性・精度ともに非常に高い水準にあります。
約16年間の製造期間の中で、Ref.116520は様々なマイナーチェンジを経ました。
さっそく、主なマイナーチェンジをご紹介。
2002年(Y番)頃→ベゼルのタキメーター表記がプリントへ変更しました。少し太くなりました。
2004年(F番)頃→針が太くなります。視認性が向上しました。
2006年(Z番)頃→ルーレット刻印が入ります。インナーサークルの6時位置にシリアルナンバーが入ります。
2007年(M番)頃→耐磁性・耐震性に優れたブルーパラクロムヒゲゼンマイが採用されます。
2008年(V番)頃→ブレスレットのクラスプが変更しまし。
2010年(G番)頃→ インダイヤルの枠が黄色みがかったシルバーから、ギラギラしたシルバーに変更。
2012年→ブレスレットの仕様が変更しました。6時側のネジ穴が『3つ』から『2つ』になり装着感が向上しました。
2013年→インデックスの夜光がルミノバ夜光からクロマライト夜光に変わりました。
2015年→バックル部分内側の仕上げが艶消し仕上げ(梨地)から鏡面仕上げとなりました。
主なマイナーチェンジを羅列して書きましたが、同じモデルの中でもこれだけ多くの仕様変更がされている為、年式によって価格が変わるのも特徴です。初期の2000年頃の中古品と最終2016年の中古品の価格差も50万円前後あるのではないでしょうか?
年式と価格は連動して動いています。Ref.116520の最終品番は2016年といえますが、『バックル内側の仕上げが鏡面であること』も最終モデルとして必須条件となりますので、ご購入を検討されている方は必ず確認をすることをおすすめします。
新型デイトナのセラミックベゼルも非常にかっこいいですが、ステンレスのべゼルもやはり捨てがたいですね!日光やライトにあたると、「ギラッ」と光り、存在感抜群です。
真ん中が鏡面仕上げとなっている、オイスターブレスレットも上品かつゴージャスな仕上がりで、非常にかっこいい仕上がりになっています。
ベゼルやインダイヤルなど、鮮やかなシルバーカラーをふんだんに使っていますが、オイスター表記は白色のプリントを採用している為、全体のバランスが良くなり、引き締まった印象を与えています。
オイスター表記はシルバーでなく、白で正解ですね!!シンプルにかっこいいデザインです。
ロレックスの中でも、デイトナは資産価値として非常に高いということは周知の事実ですが、今現在、果たしていくらで買えるのでしょうか?
新型デイトナが発表になり、Ref.116520が廃盤になってからは、上昇し続けている印象なので、いずれ手に入れようと考えている方は早めの決断が吉かと思います。
年式や状態にもよりますが、箱・保証書ありで130万円~180万円代後半が目安になるかと思います。今後さらに化ける可能性も秘めているモデルですので要チェックです。
サイズ感、装着感文句なしです。ステンレススチール素材ながら圧倒的な存在感、さすがデイトナといったところでしょうか。
現在の相場は上がり傾向で、ひと昔前の販売価格と比べると、高くなっていることは確かです。しかし正直なところ、これから下がるという要素はあまり見当たりません。
多少の上がり下がりはあると思いますが、長いスパンで見てみると十中八九相場は上がると予想します。特に、最終品番で保証書の日付が2016年以降のもの(後になればなるほど良い)は見つけたら『買い』だと思います。2016年印はタマ数も少なく今後上がることは必至です。