ロレックスにはドレスモデルとスポーツモデルに大方分かれます。
ドレスモデルの代表はチェリーニだったりデイトジャストだったりが有名ですね。
スポーツモデルはロレックスのカテゴリでは「プロフェッショナル」と言う分類に入ります。
スポーツと言うよりは目的を持って作られたプロフェッショナルの方がしっくりきますね。
さて、説明は不要かと思いますがサブマリーナーは潜水時に着用するダイバー向けの腕時計になります。
潜水時に酸素ボンベの残量を正確に視認するために、とても見やすく作られています。
シンプルなドットのインデックスには夜光が塗られ、ベゼルは経過時間が観測でき誤作動を防止するため時計まわりには回りません。(酸素ボンベの残量時間が増えたように錯覚させないため)
後でも説明いたしますが、ウェットスーツの上からでも着用できるようにエクステンションが付いていてワンタッチでブレスレットが長くなります。
まったく私生活では使わないですけどね。
※サブマリーナーについては下の記事をチェックしてください。
2003年 サブマリーナー誕生50周年記念としてロレックスの企業カラー「グリーン」カラーのベゼルを搭載したサブマリーナーRef.16610LVが誕生しました。
スペックはRef.16610と変わりませんが、ダイヤルとハンドは別物となります。
マキシダイヤルと言われた80年代の文字盤のようにインデックスが通常より大きく視認性が上がっています。ハンドも同様に太いものが使われています。
製造期間が6-7年程度と短めな中でもバリエーションがあるRef.16610LV。
初期のベゼルカラーが後の物より薄くライムカラー・ベゼルと呼ばれています。
またFAT4やBIG SWISSなど、取りあえず微妙な違いを大々的に「別物」として扱っています。
ベゼルフチの刻印のある後期も含めますと4種類程度に分けられますね。
※FAT4(ファット・フォー)はベゼルの「4」の形が違います。初期のものがFAT4で中が四角、後に三角になりシャープです。
※通常は 28分から32分の間 6時位置に「SWISS MADE」と記載あるのですが、BIG SWISS(ビッグスイス)は27分-33分の間に飛び出して記載されています。
ZENMAIのグリーンサブ・16610LVは・・・
ファット4でも、ライムベゼルでも、ビッグスイスでもないただのサブマリーナーです。
2008年に購入しました。
日本ロレックス正規品。
の、新古品(笑)
当時はリーマンショックの影響で腕時計も買いやすい値段に下がってましたね。
新品で40万円ほどでした。
この日本ロレックスのシールはいつ剥がしたら良いのだろうか?
剥がすと汚いし、剥がさなくても汚い。
1度オーバーホールに出したけど、付いたまま帰ってきた。
見えにくいですが、インナーリングにルーレット刻印。
M番です。
ブレスレットを伸ばしてみましょう。
このポッチが記されているコマを内側に押します。
するとロックが外れ開きました。
凹みのあるコマが、先ほど押したポッチのコマ
引っ張るとグーンと伸びます。
ウェットスーツを着たことがありませんが、このくらい伸びるとちょうど良いのでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
かっこよさが少しでも伝われば・・・良かったんですが。
さて、2003年に登場したときはみんながギョッとしたグリーンカラー。
コーポレートカラーのグリーンではありますが、モンスターエナジーのグリーンでもありますね。
関係ない?
ZENMAIの卒業した大学のスクールカラーでもありますし、大好きなパタゴニアのゲッコーグリーンも人気です。
と、また関係ありませんね。
えぇ。
話を戻します。
2003年に登場した16610LV。
50周年記念の言葉だけが先行し、爆発的なプレミアム価格になります。
これはミルガウスのグリーンガラス(GV)も同様でした。
最近ですとジェームズキャメロンを讃えるDブルーもそうですね。
今 販売されている相場と同じくらいの80万円程度の相場があった16610LVもレギュラーモデルと認知されてからジワリと値段が落ちていきました。
そこにきてのリーマンショックです。
ガツンと値段が落ち、2008年の年末辺りはデイトナ116520が70万円、16520のホワイトダイヤルなら60万円なんてのもありましたね・・・。
で、16610LVも40万円で買えたわけです。
さすがにもうこの値段になることはないでしょうから・・・売ることもできませんし