ウォッチモンスターでもすでにレビューの多い116622 ヨットマスターのダークロジウム。
そのスポーツウォッチでありながら上品な佇まいは2016年の発表時から常に人気を博しています。
現在(2017年2月中旬)まだ中古市場での出回りが少ないためいまだ高く、大体110万~115万円位で状他の良い物は取引されています。国内定価が118万8千円なので割高感は否めない状況ですね。
ただスポーツウォッチでありながらも上品さを打ち出した高級感あふれるデザインは素晴らしいです。中古の売値がまだ高くても非常に魅力的な時計であると言えます。
さて、上記のように買う気満々の試着までしてきた筆者ですが、現在結論から言いますとまだ購入には至っていません。
デザインや機能、実際に買った方のレビューはさすがに多く見られます。そのため今回は別の視点で116622 ダークロジウムについて考察させていただきたいと思います。
同じように購入を検討している方の参考になればと思います。
考察1.268622 ダークロジウムの存在
2016年バーゼルで発表された116622ダークロジウムですが、こちらはボーイズサイズ37㎜(メンズサイズの116622は40mm)も存在します。
一回りケースサイズが小ぶりなこともあり定価は113万4千円とこちらも一回り程お求め安くなっています。
上記試着の同日に都内中古販売店を見て回ったところ100万円を切っての販売も見かけられました。
まず37mmというケースサイズですが、スポーツモデルとしては小ぶりではあります。しかしドレス系のような使い方、それこそスーツスタイルなどですと袖口にしっかりおさまり、使いやすいサイズです。
普段仕事をしていてスーツが多い方にはありな選択かもしれません。もちろんオフの私服でもスポーツウォッチらしく合わせることが出来ます。
元々のデザインが大変上品なので旧モデルのヨットマスター、ボーイズサイズよりも個人的には素敵だと思います。
そしてデザインの面だけでなく機能の面でも大きな違いがあります。
それは搭載されているムーブメントの違いです。
以下にその違いを詳しく述べたいと思います。
2014年と比較的最近になってから導入された↑ムーヴメントです。
こちらが116622(メンズ)→Cal.3135
268622(ボーイズ)→Cal.2236と異なっています。
そして確信をついてしまうとボーイズの2236の方が性能が良いです。
こちらの2236のキャリバーは新しいモデルのROLEXレディースウォッチに使われるモノで約55時間のパワーリザーブを誇ります。対してメンズの3135は汎用型で約48時間です。
デザインと機能性、この2点からサイズに違和感がない、腕が細めの方はメンズサイズに拘らず、ボーイズサイズを選択しに加えるのもありなのではないでしょうか?
考察2.文字盤交換の可能性
ROLEXのサービスの一つとして文字盤の交換があります。(もちろん有償ですが)
同一の型番で出ている物なら基本的には可能なのでこのダークロジウムも定番化の暁にはそれが可能になるかもしれません。
現在はまだ出たばかりという事もありダークロジウムへの変更は不可です。
116400のミルガウスは未だ文字盤交換不可なのでこのような例外もあり得ます。
今後ダークロジウムはどうなのでしょうか?
どちらにせよまだ発表から1年なのでまだ交換可能かどうかははっきりとはわかりません。
この文字盤交換の正式なアナウンスが出ればその如何で売値が大きく変わるかもしれません。仮に文字盤交換が可能という事になれば、中古での販売価格は下落することが予想されます。
個人的に購入に踏み切ることのできなかった理由はこのあたりです。
最後になりますが、ウォッチモンスター内でも関連記事を見ることの多い116622/ヨットマスター ダークロジウム とてもかっこいいと思います。
ただその外見的なイメージだけでなく、金額的な予想、サイズ違いなどの比較も経て納得したうえで購入すればこの時計にかかわらず大きな買い物での後悔はなくなるのではないでしょうか。
皆さんも色々な見方から時計を厳選したうえで、自分好みの時計を一番良いタイミングで購入できればと思います!
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OSUさんの文字盤交換記事です!!
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