ついにデイトナ116520を買った後輩
来たる決戦の日…
4月4日
ついに後輩くんデイトナ116520を買う。
社会人生活2年目にしてデイトナ116520を手にすることになった後輩くん。
しっかりと節約をしてこの日に備えました。
周囲のみんなで相談にものっていたため買った本人以外も嬉しい出来事でした。
「貯金がほとんどなくなっちゃいました〜」と笑っていましたが、
すごく良いお金の使い方だと私は思います。
毎日中途半端な贅沢をするより毎日デイトナを腕にはめる生活のほうが何倍も贅沢だと思うのは私だけでしょうか?
そんな嬉しい初ロレックスを購入した思い出を振り返って貰える様に今日は記事を書いてみようと思います。いつか社会人生活で辛いことがあったときに後輩くんが読んで頑張れるように。
高くても今デイトナを買う意味。
後輩くんが新型116500LNではなく116520を買った理由は、
「カッコいいから」
その一点に尽きます。
でも後輩くんがデイトナを初めて欲しいと思っていた時からはもう30万円は値上がりしているのです。
2016年のデイトナの値段を知っている人が2017年に買うのはかなり勇気がいります。
でもデイトナという腕時計は腕時計の形をしているだけの「別の何か」なので、欲しい人は欲しい時こそ買い時なのです。
デイトナという腕時計は面白いもので、
「腕時計のデザイン」であんなに高い売値がついている訳ではありません。
デイトナという腕時計は、
・ある時はカッコいいクロノグラフウォッチ
・ある時は高利回りの定期預金
・ある時は世間的に表に出せないお金の逃避先
・ある時は海外へお金を運ぶ際の器
という様々な側面を持つ腕時計です。
だから為替によって1〜2ヶ月で見れば相場下落が発生する腕時計なのですが、3〜5年の長期スパンで見れば必ず右肩上がりに値段が上昇する様になっています。
世の中のお金の動きの中に組み込まれているアイテムなので緩やかに上昇する様な仕組みが影で轢かれているのです。
ですからデイトナを買う人の正しい選択の一つとして買うなら出来るだけ早く。
というのが鉄則であります。
少し待って安くなるのを待つことも選択肢の一つですが、相場が安い時はみんなが「買う」のスイッチが入っている状態で品定めをしているので良いものに巡り合う機会も減少しますね。
ですからそういった真実を教えてくれる先輩がいた事も後輩くんがデイトナを買う決心をした理由でもありますね。
「欲しい時が買い時」
これがロレックスの買い方の鉄則です。
さぁ真面目な腕時計の記事かと思いきやここから全力で脱線していきます(笑)
後輩くんが時計を買ったなら…
後輩くんが腕時計を買ったのなら…
先輩くん(はい私です。)は思ったのです。
「何かお祝いしなきゃ!」
私のビジネス思考なのですが、
「男の子は雑談が面白くないとダメ」
と思っております。そして、
「酒、腕時計、クルマ」の3つに精通していれば世の中の男性のほとんどとは話せると思っております。
逆に言えばお酒も腕時計もクルマも楽しめない男性とは何を話してもコチラ側も面白くないと思いますのでそういった少数派の事は知りません。靴が好きな男性も多いので最近はこのカテゴリーに続いて靴の話題も大事にしています。
という個人的なしょーもない価値観に基づきデイトナを買った日がさらに思い出に残るようにウイスキーとブランデーを嗜みに行くことに。
酒、クルマ、腕時計という趣味はリンクするのですが、
酒を飲みながら運転は出来ないので必然的にこの3つのカテゴリーの組み合わせとしては
酒と腕時計
腕時計とクルマ
という組み合わせになるわけです。
でも働いているのは東京ど真ん中なものですから、クルマ通勤はちょっと不便ですよね。
なので残るは酒と腕時計という組み合わせになるのです。
という事でbarへ行こうぜ!
デイトナ買ったんだからbarでウイスキーぐらいCOOLに注文できないとね♪
という事でウイスキー研修に出発です。
次のページではウイスキー基礎教養編です。腕時計とウイスキーのお話。
barでカッコよくウイスキーをオーダーしてみよう!
ウイスキーにも腕時計と同じように基礎知識があります。
ここで軽く触れていきましょう。
シングルモルトウイスキー
大麦の麦芽と水だけで作られたウイスキー。誤魔化しが効かないので高価なウイスキーやプレミアウイスキーの大多数がこちら。
時計で言うところの自動巻き時計や手巻き時計といったところか。
ブレンデッドウイスキー
大麦の麦芽以外の原料、トウモロコシや小麦で作ったグレーンウイスキーとシングルモルトウイスキーを混ぜて作ったもの。より飲みやすさを重視したウイスキー。
腕時計で言うところのクォーツ時計の様な感じでしょうか?精度は抜群ですが、時計通はあまり選ばないといった感覚。
スコッチ
スコットランド産のウイスキーのこと。スコッチと呼ばれるにはスコッチウイスキー規則と呼ばれる基準をクリアしていることが条件です。
腕時計で言うところのSWISSMADEやクロノメーターといった感覚。
とまぁこの3つは腕時計で言う「電池」と「機械」の違いといったところ。
基礎中の基礎ですね。ですからウイスキーの王道といえばシングルモルトウイスキーのスコッチという訳です。
熟成年数
ウイスキーのボトルにデカデカと書いてある熟成年数。
スコッチの名門どころだと12年熟成なんかが多いですね。この熟成年数が大きくなると当然長期熟成によりアルコールのエグミが抜けて美味しい酒になります。泡盛なんかと同じですね。そして希少性も上がる為高年式のモノだと100万円オーバーも当たり前。
熟成年数をわかりやすくリアクションで書いてみると、
・12年
まぁまぁだね。高級ウイスキーの登竜門。
・18年
いい感じに熟成してるねぇ。このあたりから1万円以下のボトルは無いでしょうね。
・25年
わーお!長期熟成、珍しいボトルだと30万円コースもザラ。下手に注文したら怪我するぜベイベー。
・30年
すっごおおおおい!!どんな銘柄でも名酒と呼ばれる次元。そもそも普通のbarには置いてません。
とまぁシングルモルトスコッチウイスキーで熟成年数を重ねているやつは戦闘力が
高いと言うことです。
それでは実際にbarに行って頼めるウイスキー紹介です。
日本のbarなら大体置いてるウイスキー3選
マッカラン12年
いわゆる王道のシングルモルトスコッチウイスキー。
腕時計で言うロレックス。barと名のつくお店には大概あるであろうウイスキー。
なんでも王道を知ることは大事です。王道を知らない人が邪道を語ってもそれは根拠の無い意見。
そしてウイスキー界の王道と言えばマッカラン。
ロレックスと同じでどこでも置いてる王道モデル。味もクセが無いのでウイスキー入門の方にもオススメ出来ます。
グレンフィディック 12年&ボウモア12年
緑のボトルのグレンフィディック12年はおそらく最も初心者向けのシングルモルトスコッチウイスキーだと思います。
飲みやすいし安価ですしここから始めればウイスキーに良い印象を持って入門できるはず。そう腕時計で言えばオメガだと思います。
白いラベルのボウモア12年は海岸近くで作られているウイスキーなので塩辛く、独特の正露丸の様な香りがします。
多分ボウモア12年からウイスキーのキャリアを始めると嫌な印象を持つ人も多いかもしれません。ちなみに慣れてくるとクセになる味。まるでパネライ。
という事で後輩くんにはこちらをご馳走。
さぁ入門ということでグレンフィディック12年を注文。
いわゆるシングルモルトスコッチウイスキーってやつです。
ウイスキー常習組はタリスカーと知多を注文。後輩くんのウイスキー入門を見守っております。
うん。最初はきついよね。
最初はレモンサワーの方が美味しいよね(笑)
最初は好きになれない味なんですよね〜
でもコレでウイスキーの話題になっても、
「自分まだまだ初心者でっ」ていう会話が出来るようになったね。それが大人になると言うこと。
引き出しが1つ1つ増えていく様な人生を過ごしていって欲しいと思います。
締めにブランデー
ウイスキーついでにブランデーも入門させとこう。
という事でCAMUS XOをロックで。
これブランデー好きな人からはバカヤローって言われます。
こんなにいい酒を薄めて飲むなんて…って声が聞こえますね。
でも意外と締めにはさっぱりしていいんですけどね。
まぁ今日ご馳走した子達がいつかこのお酒の味を理解してくれるようになれば幸いです。
そんなこんなで後輩くんの4月4日は
・ロレックスデビュー
・ウイスキーデビュー
・ブランデーデビュー
となった訳です。
いい思い出になるといいなぁと思います。
最後に。
色々な初めてを大切に
デイトナを買って一つ大人の階段を登った後輩くん。
それはデイトナを持っているからでは無く、
「お金を貯めて100万円単位の買い物を経験したこと」
この経験が後輩くんを大人にするのだと思います。
そしてデイトナを買った事をきっかけに新しいお酒にも挑戦できました。
ウイスキーを知り、ブランデーを知り。そういった初体験はあなたの雑談をより愉快で深いものにしていってくれます。
毎日ただ何となく生きるより、欲しいものでも、なりたいものでも何か目標を持って、新しいことに挑戦していって欲しいと思います。
「経験こそ宝なり」
色々遊んで、色々バカやったやつの話は面白い。そういう人の周りにはまた自然と面白い人が集まるものです。今日という日をキッカケに色々なものに目を向けていって下さい。
そして願わくばそれを今年入ってくる新卒の子にも教えてあげてくれたら嬉しいなぁと思います。
デイトナ購入おめでとう!!!!
それでは今日はこのあたりで失礼いたします。