好みの色はなんですか?グレーは如何でしょうか?
いわゆるアラフォー世代になってふと気が付いたこと…。あれっ、色の好みが変わってきた!?
以前は、時計だと黒や青、車だと赤や黄色の原色メタリック系が大好きでした。実際に使ってきた時計や乗っていた車もそんな色が多かったのですが・・・、
最近思い直してみると、それらの色にあまり興味を示さなくなったというか、どちらかというと、渋めの色が気になり始めてる自分にふと気が付いたんです。
今、私の最も気になる色・・・。
それはグレー系です。
いろいろあるね。文字盤の色。
時計の文字盤には様々な色が使われていますね。黒・白・青・ピンク・赤・ゴールド・緑・黄色・グレー・・・。
一般的に、人気のある文字盤の色は、
1位 黒
2位 白
だそうです。
一般的な理由としては、スーツでもカジュアルな服装でも合わせやすく、特に白は、冠婚葬祭でも使える色であることなどが挙げられます。
補足ですが、フォーマルな場には、清潔感があってシンプルな、2針のデイトなし白文字盤、黒革ベルトがベストですよ!
好みもありますが、たしかに街中のビジネスマンやOLさんを見ていると、男性なら黒や白、その次に青などのきりっとした色が多く、女性なら白やピンクなど薄めの色が多いですね。
〇黒は、シックでもあるし、カジュアルでも使える色。
〇白は、清潔感があり、フォーマルな場所にも対応できます。
〇青は、そんなに主張しすぎない程度に個性をアピールできます。
〇ピンクは、ふんわりとした女性らしさを演出できます。
このように色はその人の印象を決める大切な要素でもあるのです。
それでは、世界的に有名な『ロレックス』ではどんな文字盤色が使われているのでしょうか?
ロレックスには何色があるの?
必然的に、メーカーが発売している色は、人気(需要)に応じて作られており、基本的に売れない色は作らないものです。
ロレックスだと、黒・白・緑・青・ピンク・シャンパンゴールド・シルバー・グレー・ブラウン・アイボリー・黄などなど結構あるんですね〜。
でも、こんなにいろいろあっても、皆さんが良く見かける、または一般的に選ばれる色は、落ち着いた系の色が多いですよね。
変わった色、奇抜な色はTPOを選びますし、その分飽きが来るのも早いです。また、リセールバリューを考えると、需要の高い、人気のある色が好まれるので、自然と無難な色に集約されてきます。
しかし、スポーツモデルでは色使いの考え方として少し異なる点がある様ですよ。
ロレックスで確認してみましょう。
ロレックス スポーツモデルその中でもSSモデルを例にして見てみると、
エクスプローラーⅠ:黒
エクスプローラーⅡ:黒・白(過去にアイボリーあり)
GMTマスターⅡ: 黒
サブマリーナ: 黒・緑
ディープシー: 黒・ディーブルーという深青系グラデの新色
デイトナ:黒・白
ご覧のとおり、黒がベーシックカラーになっているのがわかりますね。(シェル文字盤はあえて省きました)
黒の方が見やすいね。
その理由は、スポーツモデルの機能や特性を存分に活かすためには、背景が暗色系の方が針やインデックスの視認性が良くなる。つまり、文字盤の情報が見易くなります。
中でも一番暗い色である黒が最も見易いため、瞬時に文字盤を視認する必要があるスポーツモデルには最も適しているのです。
最近ではロレックスでも文字盤色の多様化の傾向がありますが、購入する側とっては選択肢が増えて良い事ですね。
せっかくですから、ロレックスの代表的なスポーツモデルを画像でご紹介します。

ロレックス エクスプローラー Ref.214270
ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16550 アイボリー
ロレックス サブマリーナ Ref.16610/14060
ロレックス ディープシー Ref.116660
グレー系文字盤の時計紹介
さて、話はグレー系に戻りますが、
グレー系の色は黒でも白でもない中間色で、あまり良いイメージをお持ちでない方がいるかもしれませんね。
確かに、グレーから連想されるイメージとして、『憂鬱』、『不安』、『地味』などのネガティブなものもありますが、反対に、『穏やか』、『調和』、『安らぎ』、『スタイリッシュ』、『エレガント』などのポジティブなイメージも連想されます。
実は、グレーは落ち着いたアラフォー過ぎの大人向けのスタイリッシュカラーなんです。グレーの良いところは、色の濃さによりいろいろな印象を与えてくれるところです。
黒っぽいダークグレーはやや堅さのあるシックな黒に近い印象、明るいシルバーグレーはクールで清潔感のある白に近い印象を与えてくれます。
一言でグレーと言っても印象は様々ありますので自分の好みに応じて選ぶと良いと思います。
ちなみに私はメタリックグレー、チタニウムグレーのように少しシルバーやメタリックが混じった、やや濃いめのグレーが好みですね。
それでは、最近気になっているグレー系文字盤の時計をご紹介いたします。

ロレックス デイトナ Ref.116509
上の画像は、ロレックス デイトナ Ref.116509 グレーアラビア文字盤。
放射状に並んだアラビア数字とスモールセコンドの赤針と赤丸が、グレー文字盤の丁度良いアクセント、かつ適度な遊び心があり、個人的には目立ち過ぎずに素敵だと思います。
新型デイトナに搭載されているセラベゼルもすごく良いですが、私の中ではデイトナと言えば、SSベゼル!使い込んでいくうちに味が出てくる旧型の方が好みですね。
ほかの腕時計もごらんください。

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.114300
オイスターパーペチュアルSS Ref.114300は、普段使いにGOOD!インデックスの先に付いている青い塗料が良いアクセントになっています。
ロレックス デイトジャスト Ref.116233 グリーンローマ
ロレックス デイトジャスト Ref.116233は、グリーンローマの文字盤がオススメ!
シルバーグレー文字盤とYGのコントラストがお見事!ロレックスカラーのグリーンローマが目を引きます。ちょっとお洒落を決めたいときに必須のアイテムですね。
カルティエ ロトンド ドゥ カルティエ Ref. W1556253
カルティエ ロトンド ドゥ カルティエは光が当たるとコントラストが美しいです。高貴さを感じる造りは、さすがカルティエですね。
パテックフィリップ ノーチラスだとこんな感じ。造りは素晴らしいですね。光が当たるともっときれいに見えるのかな?
ハミルトン ジャズマスター シンライン プチセコンド Ref.H38411183です。アメリカブランドの腕時計ですが落ち着いた印象です。こちらのブランドは比較的値段も安くお手頃です。
ブルガリ ブルガリブルガリ ムーンフェイズクラシコ Ref.BBW38GLMP/C5 です。
ブルガリブルガリもグレー系だとこんなに雰囲気かわります。ムーンフェイズの青色がワンポイントになっています。

オメガ スピードマスター グレーサイドオブザムーン ”メテオライト” Ref.311.63.44.51.99.001
オメガ スピードマスター グレーサイド・オブ・ザ・ムーン ”メテオライト” Ref.311.63.44.51.99.001
メテオライト文字盤とオメガ特製のセドナゴールドの組み合わせ、ケースとベルトとも一体感が、月面の岩石を想起させて何とも言えない素晴らしい仕上がりです。
目指そう!スタイリッシュ・ビジネスマン!
めざそう!スタイリッシュ・ビジネスマン
いかがでしたか?
きっとこれであなたもグレーの虜ですね。アラフォーもアラフォーでない方も、思い切って大人の階段昇ってみませんか?
いろんな文字盤の色を楽しみましょう。
2012年発売後、1年で廃番となったため、希少価値が高くプレミアム価格となっている。