バーゼル2016発表 デイトナ Ref.116508 グリーン
【商品名】デイトナ
【型番】116508
【機械】自動巻き Cal.4130
【素材】K18イエローゴールド
【カラー】グリーン
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】3,574,800円(税込)
【備考】2016年発表モデル
2016年は豊作の年でしたね
今回ご紹介する116508グリーンは2016年に発表されたモデルですが、振り返るとこの年の発表モデルはラインナップが充実していましたね。
なんといっても目玉はセラミックベゼルのSSデイトナRef.116500LNではないでしょうか。発表から2年が経過しますが、人気は衰えるどころか益々勢いを増しており、正規店でも一番手に入れにくいモデルとして君臨しています。
そんなSSデイトナにどうしても目がいってしまいますが、他にも魅力的なモデルが発表されています。エクスプローラーⅠ Ref.214270は3、6、9のインデックスに夜光が入った新型を発表しています。
他にも、大胆なモデルチェンジを果たしスポーツモデルへと生まれ変わった新型エアキング Ref.116900。ヨットマスターのローズゴールド×SSコンビ Ref.116621 ブラウン。金無垢デイトナからは新色の116508グリーン(YG)、116509ブルー(WG)など豪華な顔ぶれとなっています。
その中から今回は鮮やかなグリーンダイアルが特徴的なRef.116508グリーンのご紹介をしてまいりたいと思います。
タマ数も少なく、相場も上がり続けているちょいレアデイトナの魅力に迫っていきたいと思います。早速まいりましょう。
自社キャリバーCal.4130
搭載ムーブメントは2000年に発表された、完全自社生産ムーブメントCal.4130です。2000年発表のRef.116520以降、現行デイトナにも搭載されているロレックス自慢のムーブメントのひとつです。
2007年にヒゲゼンマイの素材をパラクロムからブルーパラクロムへ変更し、耐久性も向上しています。パワーリザーブはエルプリベースの前キャリバーCal.4030の約52時間から72時間に変わりました。
また、Cal.4030にはハック機能がついていませんでしたが、Cal.4130からはハック機能もつき、耐久性だけでなく実用性も向上しています。安心のキャリバーですね。
トリプロックリューズ
"・・・"ドットが3つ並んだリューズとなっています。これは"トリプロックリューズ"といい、リューズチューブ側に2つ、合計3つの防水パッキンを装備したロレックス独自の防水機能を搭載したリューズです。
デイトナの他にはサブマリーナやシードゥエラーなどにも採用されているリューズとなっています。
新型はベゼルのタキメーター表記が変わりました
116528と116508の大きな違いはベゼルデザインです。ベゼルのタキメーター数字の下のマーカーが「・」から「▲」に変更しています。また、タキメーター表記のフォントが太くなっているのがわかります。
フォントの太さが変わるだけで印象もだいぶ変わりましたね。視認性がかなり向上しています。
ケース、ブレスレットもすべてイエローゴールなので存在感抜群です。ステンレスと比べ発光も強く、ギラギラしています。
クラスプの部分かはスイスの18金製ホールマークである"セントバーナード"。その下は"天秤マーク"。また、18金を意味する"750"がそれぞれ刻印されています。
文字盤をアップで見てみましょう。モデル表記は白プリントとなっており見やすいですね。12時の王冠マーク、インデックスのフチ、針は素材に合わせてゴールドカラーとなっており、高級感を引き立てています。
文字盤の仕上げはサンレイ仕上げとなっており、光を当てると鮮やかなグリーンが浮かび上がります。インダイヤルは少し濃いめのグリーンでサークルの外周や"Daytona"は赤を採用しており、今までのロレックスにはあまりなかった新鮮な配色です。
現在の相場は?
気になる現在の相場は中古品でおおよそ360万円〜380万円ほど、並行店新品で385万円〜390万円ほどとなっており、相場は上昇傾向にあります。
日本国内だけでなく、海外での人気も非常に高いモデルとなっています。
最近の中古市場の出回りは非常に少なく、市場相場は定価以上の値をつけており、金無垢モデルではすこし珍しい現象が起きています。
リストショット
金無垢デイトナはやはり重量感がすごい特別なモデルですね。ファッション性が高いカラーですが、若い人が着けるには少々ハードルが高い気がします。
一番似合う年齢層は50代〜60代のセレブでダンディな男性だと思います。
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