生誕50周年を記念して2013年に発表されたプラチナデイトナ
スポーツロレックスの最高峰にして唯一のプラチナモデルである『アイスブルー』。
ベゼル、インダイヤルは『チェスナットブラウン』という絶妙なカラーリングで上品な印象を引き立てています。
『アイスブルー』という文字盤カラーもロレックスのプラチナ専用色として使われており、特別な文字盤といえます。
スポーツモデルのトップであるデイトナに最高級貴金属のプラチナを組み合わせたプラチナデイトナはまさに、デイトナ生誕50周年に相応しいモデルといえるのではないでしょうか?
ロレックス デイトナ Ref.116506 基本スペック
【商品名】コスモグラフデイトナ
【型番】116506
【機械】自動巻 Cal.4130
【素材】プラチナ950
【カラー】アイスブルー
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】7,344,000円
【備考】2013年発表モデル
定価は驚きの700万円オーバーでも資産性は抜群!!
Ref.116506の定価は7,344,000円で一般人の私からすると常識はずれの金額で、この金額で買う人がいるの?と思ってしまいますが、そこはやはり人気ブランドロレックス!国内での人気もかなり高く、中古市場で出回ってもすぐに売れてしまう状況です。
プラチナデイトナは定価は高いですが資産価値も抜群の為人気があります!
定価は700万円オーバーで中古でも今は600万円オーバーするプラチナデイトナですが、資産価値も非常に高く、箱・保証書ありで状態も良ければ500万円以上で引き取ってくれるところが多いはずです。
現状の相場であればざっくりですが、定価の70%前後の金額は買取で出そうですね。
定価700万円代の時計なんてそうそうないですが、他ブランドの定価700万円以上時計ですと買取でもほとんどが50%を割ってしまうでしょう。
ディテールを見ていきましょう!

DENTAKU 145.1g

DAYTONA 282.4g
まずは重さをチェックしてみましょう!!比較対象が近くになかったので、同じくらいの重さかなー?と思って電卓と比較してみたら・・
プラチナデイトナの重さは282.4gもありました。
腕時計で282gは別次元の重量感です。ステンレスのデイトナで約140g、K18ゴールドのデイトナが約220gほどなのでプラチナデイトナは圧倒的な重さといえます。
280gというと、りんご一個を腕に乗せているようなものです。驚きです・・
ベゼルとインダイヤルはチェスナッツブラウンで統一
プラチナデイトナのセラミックベゼルとインダイヤルはチェスナッツブラウンという茶色を採用しております。
黒ベゼルを避けたのはステンレスモデルRef.116500LNとの差別化を図るためだったのかは分かりませんが、高級感ある仕上がりとなっており、ダイヤルカラーのアイスブルーとの相性も抜群です。
ホールマークをチェック!
ロレックスの腕時計で金、プラチナを使用したモデルにはホールマークが刻印されております。今回ご紹介するプラチナデイトナも当然ホールマークが刻印されています。
バックルの中板部分には950PTの刻印、さらに右の画像には、小さく犬の顔らしき刻印がされております。
これらセントバーナードの刻印で、ロレックスに限らず、スイス製の金無垢時計の刻印として採用されています。
以前(だいたい1994年頃)までは女神の刻印でしたが、今ではセントバーナード犬のホールマークとなっています。
ラグ裏にもホールマークが刻印されております。プラチナとホワイトゴールドは一見同じようにも見えますが、比べてみると違いは一目瞭然です。
プラチナはホワイトゴールドよりもさらに強い輝きを放っており、遠目からで輝きがわかります。まったくの別物と捉えて良さそうです。
バックル部分は艶なしのバックルでザラザラした仕上げとなっております。
ステンレスモデルは2015年の夏頃からバックルの仕上げが艶なしから鏡面仕上げに仕様変更したようですが、アイスブルーはどうなのでしょうか?
私自身、2016年印のアイスブルーを見たことがありますが、艶なしのバックルのままでした。
鏡面仕上げになっているアイスブルーを見た事がありません。
気になったので、思い切って日本ロレックスに電話して聞いてみました!すると・・・
『私どもでも現状、仕様変更したかどうかは分かりかねます。』との回答でした。
担当者の方もステンレスモデルの仕様変更は知っていましたが、プラチナについては確認が取れていないようでした。
プラチナに関してバックルの仕様はまだ変わっていないようですが、真相は定かではないので後日改めて電話して確認したいと思います。
ラグ、ブレスレットの仕上げに関しては他の現行モデルのデイトナと同じで、ラグは鏡面仕上げ、ブレスレットは3連で真ん中のコマが鏡面仕上げとなっています。
プラチナの鏡面部分は非常に強い輝きを放ちますがその反面、傷がつきやすく目立ってしまう可能性もあります。
さらにプラチナ950は金の中でも柔らかい部類に入りますので、肌が直接触れる裏蓋や、バックル部分などは日常生活で普通に使用するだけでも細かいキズはついてしまいます。
まぁこと時計をつける方でそこまでキズを気にされる方はいないかもしれませんが。
文字盤を拡大して見てみましょう!
上品で綺麗な文字盤です!主張しすぎないカラーながらもしっかりとした存在感があります。
イエローゴールドデイトナのような、派手さや豪快さはないものの『わかる人には分かる』プラチナデイトナはまさに至高の一本といえます。
中古相場でも600万円オーバーの超高級時計ですが、国内での需要も未だ衰えないアイスブルー!ご購入を考えている方には是非ともおすすめしたい一本です!
リストショット!!
トケマーにプラチナモデルが出品中!!